Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

キープレフト理論に秋波を送るゴルフスイング物理学

「先生」って,政治家かよ,って感じですが…。

まあね,ふたりが言ってることは似てると思うんですよ。

「テコの原理/振り子」を否定して,「慣性の力/二点吊り子」で振る。その表現の仕方というかスタイルは大きく違っていますが。

僕の非常に勝手な見立てとしては,ゴルフスイング物理学の小澤氏って賢い人なので自分の限界というかクセ(「物理学」を軸足にした理論的っぽい表現スタイル,一方で現場感のなさ)をしっかりと把握されているので,自分に欠けている部分を補ってくれそうな人を求めている感じがするんですよね。一時期マーク金井・T島らへんに近接したものの,マーク金井には「ゴルフは物理学です」という決めゼリフ的なのを奪われ,マーク金井も結局ゴルフスイングに関しては指導者ではなく情報を取り入れて発信するのがうまいだけの人なので小澤氏にとってはあまり旨味がないというかソリが合わず,そのへんはなんだか有耶無耶になった印象。

そこで「キープレフト理論」を引っさげた和田氏が表舞台に出てきたもので,さてどうなることやら……というふうに,外野からその動きを見守っています。

一方で小澤氏はこんなことも言っていて,

それを言うなら「キープレフト理論」だけでゴルフスイングは語れないし,「慣性の力/遠心力/向心力」だけで説明もできないんじゃないかって気もするんですけどね。いや,「僕は慣性も遠心力も向心力も重心角も,なんからトレーナーとしてバイオメカニクスのことも知ってるからね」的な反論ができそうですが。まぁいいや。

そういえば,この御方も何かを/誰かをdisりたいような雰囲気を漂わせる投稿をInstagramで行なわれていますが,

www.instagram.com

こういう持って回ったような言い方は自らを矮小化するだけなので,やめればいいのに。というか,やるならもっとおおっぴらにやって,日本ゴルフインストラクション界に再び「アームローテーション対ボディターン」的な抗争を巻き起こしてください。