こないだ参加したVokey Tour Experience。
Vokey Tour Experience|アーロン・ディルに会っちゃった - Linkslover
その中でツアーレップのひとりに言われたひとことが,ずっと心に残ってる。「ロブウェッジ(LW)でバンカーショットを打つ人はどれぐらいいます? プロはサンドウェッジ(SW)で打ってますよ」。
Vokey的に,LWとはロフトが58度以上のもの。SWは54度か56度。ついでにいえば,46度と48度がピッチングウェッジ(PW),50度と52度がギャップウェッジ(GW)となっている*1。
自分はまさにその「LWでバンカーショットを打つアマチュアゴルファー」。そもそもハーフセットでラウンドしていた時期があったこともあって,バッグの中でいちばんロフトの寝ているクラブには,いろいろな役割を負わせている,というか,「これ1本でなんでもできる」みたいなクラブを求めていた。
2年前に入手したEdelの58度*2は,まさにそれ。万能で優秀,なのだけど,それゆえに不安に思うことがふたつあった。それは,
かわりになるウェッジが見つからない
- 別に同じの使いつづければいいじゃんって話ではあるのだけれど,Edel Japanのサイト*3を見ても自分が今使っているモデルあるいは後継のモデルが見当たらない。将来的なことを考えると,不安になる。
過信しすぎてコースで思考停止になることがある
- 今年3月の季美の森でのラウンド*4。この日の最終ホールとなった9番ホールで,2打目をグリーン右のバンカーに打ち込んだ。二段グリーンでピンは上の段。けっこうな距離のバンカーショットだったのに,何も考えずに58度のウェッジで打って,ぜんぜん距離が出なかった。このとき54度で打っていたらどうだっただろう……と,いまでも思う。
そもそもVokey Tour Experienceにも,「EdelのかわりになるのがVokeyラインナップの中で見つからないかな」という気持ちで臨み,そしてそれは叶わなかったのだけれど,それは当然だったのかなという気がしなくもない。というのも……
ツアーでは、最近、ハイバウンスのサンドウェッジにローバウンスロブウェッジを組み合わせるプレーヤーが増えています。それは、あらゆるライコンディションになるウェッジゲームにおいて、バウンスを組み合わせすることでさらに対応力を上げるためです。 タイトリスト ニュース|News|titleist|タイトリスト 日本公式サイト
そう,プロでも「1本のクラブでなんとかしよう」とは思っていない。むしろ,性格の違うクラブをバッグに入れ,状況に応じて使い分けることで,対応力を高めている。
……ということでですね,僕も自らのウェッジセッティングについてしっかり考えようという気持ちが非常に高まってきているんですが,こんなことならVokey Tour Experienceでマキロイの超絶スピナーの真似しようって遊ばないで,ちゃんと試打すべきだった……。
What have we just seen?! 🤯@McIlroyRory, that is madness.#TeamEurope | #RyderCup pic.twitter.com/CmTbn8So5x
— Ryder Cup Europe (@RyderCupEurope) September 30, 2023
↓この人,58-08M使ってるな
……とりあえずウェッジフィッティングの予約をした。