ラウンドしてると1回あるかないかってぐらいの確率ですけど,左打ちをしたい/しなきゃいけないケースってあるじゃないですか。左の林に打ち込んで木の根元にボールがついちゃったときとか。
こんなジャンボみたいに126ヤードとか打つ必要もないんですけど,例えば30ヤードぐらい打たないとフェアウェイに戻りませんって状況がこないだあって,左打ちしたけどまぁ失敗した。
当然ですよね,だって練習してないんだもん。
ということで,「まさか」のために備えて左打ちの練習をして気づいたことが,いくつかある。
- 使うクラブはSWがいい。左打ちしたときに,いちばんクラブの幅が広くなるから
- ボールの位置は左足よりさらに左ぐらいがいい感じ
- 左に抜ける球が多い。フェースローテーションできてない and/or 上体のターンができてない
- 試しに左用クラブを使って右打ちをしてみると,思ったより上手く打てる
- ということはつまり,右用クラブを左打ちしてるから上手く打てないのではなく,「左打ち」そのものに慣れていない
- なので,左打ちの練習をするんだったら,右用クラブで左打ちしても,左用クラブで左打ちしても,効果はそう変わらないはず
みたいな話をコーチの田渕さんに話したら,「こっちの方が良くないですか?」って言われたのが,背面打ち。2015年のTHE Playersでクーチャーがやったやつですね。
確かにこれ,簡単にできる。左打ちするより遥かに簡単で,しかもそこそこ距離も出る。
……ということで,数日取り組んだ左打ちは水泡に帰したのでありました。これからは左の林に入ったら背面打ちするぞー(とか言ってるとその機会に恵まれない)。