こないだハワイで松山に惜敗したラッセル・ヘンリー。最終日前半はアイアンショットがビシビシ決まっていました。実際,Strokes Gained: Approach the Green がここ数年でメキメキ向上してるんですね。
その秘密について質問されたヘンリー。コーチを変えたとかスイングを変えたとか,あるいはただ練習あるのみか,と問われ,
I asked Russell Henley in Houston about how he became one of the TOUR’s top 10 iron players after ranking around 150th in that stat earlier in his career.
— Sean Martin (@PGATOURSMartin) January 17, 2022
He attributed it not to swing changes, but modifying his practice. pic.twitter.com/XCf71rwGBL
いや,何も変えてないよ。トラックマンを使ってて,トラックマンがランダムな距離を指定してくるから,その通りに打とうとして,そして打ったあとに飛距離を推測して,そして結果をみてみる。そうすることで常にフィードバックがえられるし,常に意表を突いてくる。最高の練習方法だよ。
たしかに僕自身もやってますが,トラックマンに限らずシミュレーターの練習モードではランダムにターゲット距離を設定してくるやつがあって,それ自体でもいい練習に感じます。しかしさらに,ヘンリーがやっているみたいに「打ったあと(計測器の数字を見る前に)自分がどれぐらいの飛距離を打ったか推測する」というのを加えると,感覚と結果とのフィードバックループがさらに強固になるように感じます。