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ぜんぜんわからない 俺たちは雰囲気でゴルフをやっている

スイングを殺す10の動き|GOLF.com

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和製英語でいう「デスムーブ」,記事のタイトルでは「golf swing killers」って呼んでますけど,要するにゴルフスイングでこの動きをやっちゃスイングが死んじゃうよ,っていうもののリストです。

書いているのは Athletic Motion Golf のふたり,Shaun Webb と Mike Granato。なのでAMGの動画を見ていれば目新しいものはないけれど,こうやってまとまっているとありがたい。

ソース

State-of-the-art technology reveals the 10 biggest golf swing killers, by Shaun Webb and Mike Granato, Athletic Motion Golf, 20 April 2020

拙訳

ショーン・ウェブとマイク・グラナトは Athletic Motion Golf のコーチングを支える頭脳で,彼らの使命はシンプルだ。つまり,PGAツアープレーヤーの運動原理を特定し,それを使って私たちのゴルフをより楽しめるようにすることだ。最先端のGEARSテクノロジーを用いて,普通のゴルファーからパワーと再現性とゴルフの楽しみを奪っている,共通の問題を明らかにしている。 *1

1. セットアップでの「お座り」状態|“Sitting” at Setup

何年もの間,「スツールに座るような」セットアップの姿勢を勧めるのが,王道のインストラクションだった。その姿勢をするとしかし,踵側に多くのウェイトがかかることになる。そのポジションからいい動きをするのは非常に難しい。なぜならそうすると,バックスイング中にバランスをとるために爪先側に揺れ動くことになるからだ。下図の右のようなセットアップをしてみよう。お尻が踵の上に乗るようにして,ボールに対してアドレスをする。そうすることで,ウェイトが前後に揺れ動くことを防げる。スツールに座っている自分を想像するかわりに,低い柵を見下ろしている姿を思い浮かべよう。そうすることで,バランスとウェイトの問題は解決する。 *2

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2. クラブをインサイドに引く|Swinging the Club Inside

下図を見てほしい。プロ(緑)はテイクアウェイ中にシャフトをターゲットラインに平行に保っている。これと対称的な動きになるのは,クラブをターゲットラインから「内側」にひょいっと引くことだ。これが起こるとトップにクラブを持ち上げるのが遅れ,それがトップでのオーバー・ザ・トップに繋がる(ハロー,スライス)。これを修正するには,アライメントスティックを爪先の少しだけ前に置けばいい。 *3

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3. シャットしすぎなクラブフェース|Overly Shut Clubface

インパクトでクラブフェースをスクエアにしたいゴルファーが採る一見ロジカルな解決策は,テイクアウェイでフェースを開かせないことだ。 *4

問題は,これが機能しないことで,しかもさらに重要なタイミング,つまりはインパクト時にフェースをスクエアにするのが間違いなく難しくなるということだ。 *5

*6

その逆に,バックスイングのときにクラブが少しだけ開くにまかせよう。目安としては,シャフトが地面に平行になるタイミングで,クラブフェースが地面と平行かそれより少しだけ下向きになっているぐらいがいい。バックスイングをそうすることで,ダウンスイングがよりシンプルになり,再現性が増す。 *7

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4. ごまかしてデプスを稼ぐ|Fishing For Depth

リードアーム(左腕)をバックスイング初期で自分の後ろ側に持ってこようとする動きは,多くの問題を引き起こす。 *8

下図のふたりのゴルファーは,バックスイングで左腕が地面と平行になった段階だ。アマチュア(赤)の左腕のデプスは,プロ(緑)に比べて2倍も深くなっているのが分かる。こうなるとだいたいスイングの幅が狭くなり,トップに向かうにかけて右肘が曲がりすぎる。 *9

こうなるとローテーションが十分にできなくなり,ダウンスイングでこれを埋め合わせる動きが多く生まれる。 *10

こうする代わりに,バックスイングでは自分の体とクラブとの距離を保ちながら,上体をターンすることでデプスを実現するべきだ。そうすれば,ダウンスイングがもっとパワフルになるだろう。 *11

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5. トレイルアームを潰す|Collapsing Your Trail Arm

ウェブとグラナトが研究したプロのほとんどすべては,トップで右肘の曲げが55度から85度のあいだにあった。これに対して,アマチュアの多くは95度から125度も曲げられている。これは,多くのパワーを漏らしている。ダウンスイングの初めで右腕は加速の主要源で,バックスイングで腕を曲げなければ曲げないほど,ショルダーターン(パワーのもうひとつの源)が深くなる。ウェブとグラナトの報告では,右腕に伸ばすようにした生徒はショルダーターンが30度増えたと。その生徒は65歳だというのに! *12

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6. 「平行」にターンする|Making a “Level” Turn

もしゴルフボールが腰の高さにティーアップされていたら,ボールを打つのはかなり易しくなるだろう。ゴルファーはただその場で回ってボールを叩けばいい。しかしボールは実際には地面の上にあるので,前述のターンとティルトをすることで,スイングにテコをきかせて,パワフルなインパクトに向けて打ち下ろすために体のポジションを作らなくてはいけない。その求めているフィーリングを得るために,トップの位置でベルトのバックルが真横ではなく斜め上を向いているかをチェックしよう。そのパワフルな位置から,ボールの後ろにクラブを運ぶことができるのだ。 *13

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7. バックスイングの遅すぎるタメ|Late-Loading Backswing

飛距離を伸ばすために,「バックスイングを完了させよ」とか「右側に力を溜めよう」といったアドバイスを耳にしたことがあるかもしれない。 *14

それらはすべて真実だけど,その溜め方が違いを生む。 *15

下の図で,ふたりのゴルファーが,バックスイングでクラブが地面に平行なときにどれだけ下半身を横移動させているかを見てほしい。ふたりとも右側に「溜め」ているし,それはいいことだ! *16

その次に起こることが,プロとアマチュアとを分かつものなのだ。 *17

アマチュア(赤)はトップに向けてボールから離れつづける。プロはボールから離れる動きを反転させて,アドレス時より少しだけターゲット方向に下半身が横移動している。これが,「バックスイングを完了させる」べき方法だ。つまり,ターゲットに向けて少しだけ横移動する。 *18

ダウンスイングにかかる時間は,0.25秒弱。その短い時間の枠の中で,アマチュアはものすごい量の領域をカバーしなければいけない。プロはその量が少ないので,よりよく回転することができ,何度も何度も再現性高くクラブをボールに持っていくことができるのだ。 *19

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8. ヒップの突っ込み|Thrusting Your Hips

ヒップの突っ込みは,たぶんすべてのスイングエラーの中で最も有害なものだろう。これはダウンスイングの問題のように見えて,しかし実際にはバックスイング中にヒップをどう動かしているかに影響を受けている。ウェブとグラナトは,生徒のスイングにおいて骨盤の中心の位置をマッピングした。ダウンスイングでヒップが突っ込むゴルファー(赤)は,バックスイングで常にトレイルヒップ(右のヒップ)を中心に骨盤が回転しており,そうなるとダウンスイングではボールに向かって突っ込まざるをえない。プロ(緑)は骨盤の中心を軸に骨盤を回転させているので,これを真似してみよう。こうすれば決して突っ込まない。 *20

なので,もっと飛距離がほしければ,早めに力を溜めて,トップに至るときまでにはアドレスの位置に戻ってくればいい。 *21

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9. 受け身な腕|Passive Arms

ゴルファーに見られる危険な兆候は,ダウンスイングの初めで腕を受け身にしておくという考えだ。これが危ない考えであるのにはいくつかの理由があるが,最大の理由は,トップから手が動く方向(ハンドパス)に負の影響を与えるからだ。 *22

下図では,典型的なプロ(緑)とアマチュアゴルファー(緑)とのダウンスイング初期のクラブの動きを見ている。体のイメージは消して,クラブの動きを浮き彫りにしている。それぞれ,トップのときのクラブと,ダウンスイングで左腕が地面と平行になったときのクラブの位置を示している。 *23

プロのスイングから常に観察されるのは,そのハンドパスがほぼ地面に垂直になるかたちでダウンスイングが始まることだ(「Start Direction」)。それからボディーターンが増えるにつれて,ハンドパスのカーブが外向きになっていく。 *24

一方で,その逆の動きが,アマチュアゴルファーからは見られる。アマチュアは腕を受け身に,あるいはトップの位置に保とうとしているので,ダウンスイングの初めから手がボールの方に向かって動いている。そうなると,ダウンスイング後半でハンドパスは縦に動かざるをえない。そうなると体の回転もフェース管理も難しくなる。だからこれは大きな問題なのだ。 *25

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10. ラグの追求|Chasing Lag

すべてのゴルフスイングにあるべきことのひとつがラグ(タメ)ではあるけれど,それがどう生まれるかは,大きな違いを生む。 *26

シャフトと左腕との角度を「ラグ」と考えよう。その角度が小さいほど,ラグが大きいということになる。しかし下図のふたりのゴルファーから見て取れるように,すべてのラグは同じではない。 *27

アマチュア(赤)の方は,現代のゴルフ界において最もラグで知られるゴルファー(緑)よりも大きなラグをしている。しかし見た目は全然違う。 *28

ラグを大きくするために,アマチュアゴルファーは左手首を掌屈させなければいけない。プロがやっているのは真逆だ。ラグの角度は小さくなるが,より大きなラグがあるように見える。なぜなら,クラブをシャローにすることができるから。シャローなシャフトは,スティープなシャフトより,もっとラグがあるように見える*29

さらに注意してほしいのは,左手首を(掌屈させるのではなく)フラットにすることで,プロはダウンスイングの非常に早い段階でクラブフェースをスクエアにしはじめている。 *30

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*1:Shaun Webb and Mike Granato are the coaching brains behind Athletic Motion Golf, and their mission is simple: Identify the athletic principles PGA Tour players use to help make golf more enjoyable for the rest of us. Using state-of-the-art GEARS technology, the pair reveals some common problems that rob recreational golfers of power, consistency and enjoyment.

*2:For years popular instruction has espoused adopting a posture with a “sitting-on-a-barstool” look. That posture, however, places a lot of mass behind your heels. It’s very difficult to move athletically from such a position, because the tendency is to compensate by rocking toward your toes during the backswing as you search for balance. Adopt the setup at far right. Address the ball with your hips over your ankles, which will prevent you from rocking your weight back and forth. Instead of picturing yourself sitting on a barstool, imagine that you’re looking over a picket fence. That’ll fix any balance and weight issues

*3:Check the images at the bottom below; the pro (blue) has kept the shaft parallel to the target line during the takeaway. This contrasts the killer takeaway move, which is to whip the club “inside” the target line. When this happens, you’ll be late in lifting the club to the top, a precursor to coming over the top on the way down (hello, slice). To fix it, lay an alignment stick on the ground just in front of your toes

*4:A seemingly logical solution for golfers who want a square face at impact is to not let the face rotate open in the takeaway.

*5:The problem is that doesn’t work, and will almost guarantee you have a harder time squaring the face when it counts — down at impact.

*6:Trying to keep your club face pointing at the ground or the ball will force you hands and arms to do things that will hinder you later in the backswing and make squaring the face in the downswing extremely difficult.

*7:Instead allow the club to open a bit as you swing the club back. A good rule of thumb to look for the face to be point parallel or just slightly less than parallel to the ground at this point in the backswing. Do that, and you’ll start to develop a backswing motion that will make your downswing simpler and more consistent.

*8:Trying to pull your lead arm deep behind you early in the backswing is a trend we see cause a lot of issues.

*9:Our two golfers here are at left arm parallel in the backswing. Notice how the amateur has more than doubled his left arm depth compared to our pro. This tends to cause a loss of width and an overly bent right arm as you reach the top.

*10:When that happens, your rotation will suffer and you’ll be forced to make several compensations in your downswing.

*11:Instead, try to preserve as much width as possible going back allowing your turn to take care of the depth. You’ll have a much more powerful downswing when you do it.

*12:Nearly all the pros Webb and Granato studied measured between 55 and 85 degrees of right-arm bend at the top of the backswing. By comparison, most of the amateurs they’ve captured fall between 95 and 125 degrees. That’s a big power leak. Your right arm is a major acceleration source at the start of the downswing, and the straighter you keep it on the way back, the more likely you’ll increase your shoulder turn (another power source). Webb and Granato report that students who worked on keeping their trail arm straighter picked up an additional 30 degrees of shoulder rotation — even those aged 65 and older!

*13:Hitting a golf ball would be much easier if it was teed up at waist height — you’d simply turn in place and smash it. But because the ball is on the ground, you need the aforementioned turn and tilting to help you create leverage in your swing and better position your body to drive down for a powerful impact. To get the feel you’re after is at the top, check that your belt buckle is tilted, not level. That’s a powerful place from which to deliver the club to the back of the ball.

*14:For more distance, you’ve probably heard the advice “complete your backswing” or “load into your right side.”

*15:Those are all true, but when you load makes the difference.

*16:Notice how both of our golfers have shifted their lower bodies to the right when the club is parallel to the ground in their backswings. That’s both golfers “loading” into their right sides, and that’s good!

*17:It’s what happens next that separates the pros and the amateurs.

*18:The amateur continues to move off the ball into the top. The pro has reversed his move off the ball and has shifted himself back to just slightly forward of where he started at address. That’s how you should “completing your backswing”: by shifting towards the target slightly.

*19:The downswing lasts just under .25 seconds. The amateur has a tremendous amount of ground to cover laterally in that tiny window of time. The pro has much less to cover allowing him to rotate better and deliver the club more consistently time after time.

*20:Hip thrusting is probably the most damaging of all common swing errors. It might seem like a downswing issue, but it’s actually caused by the way you move your hips during your backswing. Webb and Granato map the position of the center of the pelvis on their students’ swings. Golfers who end up thrusting invariably rotate around their trail hip on the backswing (far left), which in turn forces them to thrust toward the ball on the way down. Copy what the pros do, which is to rotate around the pelvic center (near left). You won’t thrust — and the ball won’t know what hit it.

*21:So for more distance, make sure you load early, then re-center yourself by the time you reach the top of your backswing.

*22:An alarming trend we see with golfers is the idea to have passive arms at the start of their downswings. It’s a damaging idea for several reasons, but one of the biggest is that it has a negative impact on the direction the hands travel (or the hand path) from the top of the swing.

*23:Below you’ll see the club movements here from a typical pro and amateur golfer. We’ve removed the body images to highlight the club’s movements. One club is at the top of each swing, the other is when they are at left arm parallel in the downswing.

*24:One thing we see all the time from pros is that their hand paths start sharply downward on the downswing (see “Start Direction” arrow) and then begin to curve slightly outward as the body turn ramps up.

*25:Compare that to the opposite movement we see so often from am golfers. Because they’re trying to be passive or leave the hands up, the start direction moves out towards the ball. This causes a hand path that starts out then curves down. That’s a big problem for rotation and club face control, and a major swing killer.

*26:Lag is one of those things that every golf swing should have, but how you go about creating makes all the difference.

*27:Think of lag as the angle between the shaft and your left arm. The smaller the angle, the more lag you have. But as you can see from our two golfers, not all lag is the same.

*28:The am above actually has more lag than the most famous modern-day lagger in golf — but it doesn’t look like it.

*29:To create more lag, our amateur golfer had to cup his left wrist. The pro is doing the opposite. Which creates less lag angle but more of the look of lag because he is now able to shallow the shaft. A shallow shaft will always LOOK like it has more lag than a steep/vertical shaft.

*30:Also note that by flattening his left wrist (rather than cupping it), the pro has begun squaring his face very early in the downswing. A must for delivering all the benefits associated with lag.