Linkslover

世界中のどんなコースに行ってもサマになる。そんなゴルフを僕はしたい。

Dave Pelz『Dave Pelz's Short Game Bible: Master the Finesse Swing and Lower Your Score』

とにかくショートゲームは4本のウェッジで3種類の打ち方。非常にメカニカルなアプローチ。そういう練習環境(とかその他もろもろ)欲しいわ。

Introduction

  • 「唯一のバイブル」ではなく「私のバイブル」。
  • ショートゲームがどのようにプレーされているか,どうしたらより良くプレーされるかについての「私の」考えを記す。
  • 道具は向上してるのにアマチュアのスコアは減ってない。
  • 鍵はショートゲームにあると信じている。

Chapter 1: Score Counts in Golf

  • ショートゲームの重要性を,データ・数字・ロジックを交えて語る。
  • この本から学んで欲しいのは,「何を学ぶべきかを知る,それをどう学ぶか,学んだことを深く染み込ませて実践する方法」。
  • ペルツの出自から,ショートゲームの重要性に気づくまで。

Chapter 2: Understanding the Game and Its Realities

  • 前章の流れから「一貫性」をキーワードに挙げる。
  • 「PEI (percentage error index)」の導入。狙った飛距離に対してどれぐらいの違い(エラー)があったか。
  • ツアープレーヤーのデータを収集して,短いクラブほどPEIが大きくなる傾向を知る。
  • フルスイングショットでは距離のコントロールはできるが方向のコントロールは難しい。
  • 一方ショートゲームではその逆。
  • パッティングの距離別成功確率の話を挟んで,なのでショートゲーム(での距離感)の精度を高めることがスコアを減らす鍵だと結ぶ。

Chapter 3: The Five Game of Golf

  • ゴルフには3つのスイングと5つのゲームがある。
  • パワーゲーム(フルスイング,ヒット,できるだけ遠くに飛ばす),パッティングゲーム(ストローク,できるだけシンプルな動きで最大限の正確性を追求),ショートゲーム(スイング,パワーゲームとパッティングゲームとの中間),メンタルゲーム(不安,自信,攻撃,集中,感情コントロールなど),マネジメントゲーム(戦略,ショットの選択など)。
  • これまでコーチしたプロのリスト。

Chapter 4: Mechanics of the Short Game

  • スイングの話をする前に,4つの大事なコンセプトに触れる,それは「筋肉とアドレナリン」「デッドハンズ」「アライメント」「パラレルレフト」。
  • それから,スイングの最下点とポールポジションについて。
  • 先に触れたように,デッドハンドで(つまり大きな筋肉で)リズム重視で打つためには,ポールポジションが大事であることを強調。
  • ポジションはチップとピッチとバンカーとで変わる。
  • そのあとで「スイングの安定性」の話になるが,要は「クラブは引っ張ることでスイングが安定する」ということ。
  • なので,バックスイングは小さく,フォロースルーは大きく。上半身と下半身のターンはシンクロナイズさせる(コイルしない)。
  • 距離感を出すのは,大きな筋肉の「リズムとタイミング」。
  • 30ヤード以上のショットではフルフィニッシュを取るが,短いショットではとらない。距離に関わらず手首のコックはするがヒンジはしない。
  • グリップとスイングプレーンの話。しっかりフィニッシュをとって,ボールの行方を見て,感じて,自分にフィードバックする。

Chapter 5: How to Score

  • ウェッジで距離をコントロールするための「3x4システム」に言及。
  • の詳細を語る前に,実際のプロが練習場で特定の距離を狙って練習したエピソード(フィードバックから学ぶ)。
  • トップでの左腕が10時半,9時,7時半の位置,という3種類の振り幅。その中で9時の幅が,いちばん再現性が高い。
  • 実際にそれぞれの振り幅(トップの位置)を作る際の,体の動かし方のポイント。
  • 「3x4システム」はつまり,これら3つの振り幅を4本のウェッジ(PW,SW,LW,XLW=64度ぐらい)で実現する方法。
  • 考えるな。打て。(残り距離が分かったらとにかくシステムに従って機会的に選択をしてショットする)
  • プレショットルーティーンについていくつか。

Chapter 6: Distance Wedge

  • ゴルフというゲームにエラーはつきものなので,それを考慮して選択をする。
  • ショートゲームを4つに分類する(第6章から第9章に相当)。「距離のあるウェッジショット(30から100yd)」「グリーン周りのピッチ(30yd以内)」「チッピング(グリーンから数歩以内)とバンプアンドラン(100yd以内)」「サンドショット(100yd以内)」。
  • 「距離のあるウェッジショット(30から100yd)」は基本的に「3x4システム」で対応できるもの。
  • それぞれのスタンス,グリップ,弾道,キャリーとランとの比率など。
  • バリエーションとして,グリップダウンして飛距離を落とすとか,ノックダウンショットとか,カットロブとか。
  • 難しいライ(逆目とか裸地とかフラットじゃないとか)から打つ場合の注意点。

Chapter 7: The Pitch Shot

  • 長いクラブ(長いショット)とは違って,グリーンに近づくほどに「グリーンのどこに落とすか」が重要になる。
  • ピッチショットでは足幅を狭め,といって狭めすぎることなく,ボール位置は体の中心,スタンスはスクエアだが左足踵を30から45度開く。
  • 下半身はがっちり固定しろと教えるプロは多いが,私は賛同しない。
  • ピッチショットにはピッチングウェッジを使うと思ってる人もいるだろうが,違う。どのウェッジでもピッチショットは打てるし,そうすべき。
  • ディセンディングブローでバックスピンが最大化される。
  • バックスピンを最小化したければ,インパクト時にクラブヘッドを地面に平行に動かす。
  • 入射角と反射角との関係があるので,グリーン手前のスロープに落とすと全然転がらないよ。
  • クラブごと,グリーンの状態ごとに,キャリーとランとを比較するチャート。
  • 盛り上がってる箇所(ハンプ)よりは盛り下がってる箇所(バレー)に落とした方が,エラーが最小化される。
  • 裸地とか超深いラフとかまともなスタンスとれないライとか水の中とか,いろんなライからの打ち方が紹介される。

Chapter 8: Chipping and the Bump-and-Run

  • チッピングはゴルフショットの中で2番めに簡単な動き。いちばん簡単なのはパッティング。しかし多くのゴルファーにとって,チッピングは最悪のショット。
  • 研究した結果,チッピングは簡単すぎるので,逆にエラーが起きやすい。
  • 「大きな球(地球)を打つ前に小さな球(ゴルフボール)を打て」。チッピングでは特にそう。
  • 手の動きは殺す。手首は静かに(dead hands, quiet wrists)。
  • ボール位置は右足の踵。足をターゲットラインにスクエアに構えて,それから開く。ボール位置の関係から,クラブフェースが開きやすくなるので,気をつけること。
  • どの番手を使ってもいいが,ロフトが立っているほど結果の散らばりが少ない(Lower is straighter)。
  • ボール位置を右にするほどバックスピンがかかるが,結果の散らばりは大きくなる。
  • クラブフェースはスクエアで(オープンフェースにしない)。
  • いろんなライでのチッピング。いろんなクラブ(パターとかFWとか)でのチッピングの仕方を紹介。
  • バンプアンドランは,すべてのゴルファーが身につけるべきショット。(どうやらここで言ってるバンプアンドランって,グリーンの傾斜に当てて球の勢いを殺すやつじゃなくて,長いチッピングでグリーンに転がし上げるのを全般的にそう呼んでるっぽい)
  • ロフトは立ってるほど良い(チッピングと同じ)。ボールはスタンスの中心。

Chapter 9: The Sand Shot

  • 多くのアマチュアがどうしてそれほどサンドショットを苦手にしているのか,理解できなかった。
  • この章では多くの言葉を費やして,「何をしてはいけないか」について書く。アマチュアの誤解をとくために。
  • 「クラブフェースをターゲットにスクエアに向けて,ボールの後ろ1/8インチにウェッジを入れる。リーディングエッジがあと2インチぐらい砂を掘っていって,ボールと砂とを押し出す」とイメージしている人がいたら,それは間違い。
  • 正しいやり方は,
    1. セットアップはターゲットラインに対して17度ぐらい開く。ボディーもショルダーもスイングラインも,すべて。
    2. クラブフェースをめちゃくちゃ開く。
    3. ボール位置は左足踵。
    4. で,あとは普通に振ること。
  • クラブフェースを開くときに,普通にグリップしたまま手を回す人がいるけど,それは間違い。
  • バンカーからのチップとかチップパットとか。
  • ウェッジのバウンス角とかソール幅とかの話。
  • バンカー内のライ(目玉の度合い)ごとの打ち方。

Chapter 10: Short-Game Equipment

  • 今のクラブセットには不満。ショットの飛距離のバリエーションが300ヤードからほぼゼロ(タップイン)まである中で,100yd以内用のクラブはSWとパターしかないじゃないか。
  • つまりは,長い距離のところなんて番手間のギャップが大きくていいから,もっとウェッジの本数を増やすべき。(PWを入れたら4本に)
  • 「本物の男は4本のウェッジなんて入れない」症候群。
  • ペルツの考える理想のロフトは,PWが50−51°,SWが55−56°,LWが60−61°,XWが64°。

Chapter 11: Everyone Has a Short-Game Handicap

  • 先に述べた5種類のショットごとに,ハンデキャップ(スキルレベル)を考えるべし。
  • ウェッジの溝の種類ごとの飛距離とか。

Chapter 12: Secrets of the Short Game

  • 本番のつもりで練習しろとか,自宅でできるドリルとか。

Chapter 13: The Future

  • 各種まとめ。