First Hit: Callaway Big Bertha Alpha 815 and Double Black Diamond Drivers – GolfWRX
キャロウェイのビッグバーサアルファがモデルチェンジして,より飛距離と許容度が増したんですね。おしまい。
というのが当たらずとも遠からずなのでしょうが,「2015年の8月を目標に開発していたけど案外早くできたから“815”」というのをどこかで目にした気がするんだけど,どこだっけ。
かいつまむと,
- ブラックダイヤモンドは,アルファ815に比べて上級者向け
- Gravity Core(GC)テクノロジーは健在。クラブヘッドの重心の高さを変えられて,それに応じてスピン量が300rpmぐらい変わる(重心が高いとスピン量が増える)
- アルファ815は,先代のビッグバーサアルファに比べ,より許容度が増した。Forged Composite クラウンにより,このレベルの許容度のクラブとしては驚くほど低スピン(GCを下にしたとして)
- ダブルダイヤモンドは,低浅重心。キャロウェイの最近のクラブの中ではもっとも許容度が低い。先代に比べてスピン量が100rpm減少
テーラーメイドがSLDRで低浅重心を打ち出しているときに,前の(というかまだ今のか)ビッグバーサのGCが出たときに「なんで重心上げる必要あるんだ」的な発言がテーラーメイド側からあったように記憶しているのですが,Evan Gibbs(キャロウェイの Manager of performance analysis)いわく,
“If 90 percent of the players were in the low-CG position, we'd say, 'we don't need this mid-CG position'. But the split was about even. That validated that there was value in having this Gravity Core." "Some people need a little big higher CG in order to generate enough spin," "And if a player tends to contact the ball high on the face, they tend to lose ball speed with a low-CG club."
「もし90%のゴルファーが低重心でいいんであれば,「中くらいの重心位置なんていらないよ」って言うだろう。だけど,実際の割合は半分半分。ということで,このGCを持つことには意味があることが裏付けられる。ある人は,十分なスピン量を生むために,少し高めの重心が必要。それと,もしあるプレーヤーがフェースの上側でボールをコンタクトしがちなら,低い重心のクラブだとボールスピードが出しきれない」
だそうです。
以下のテーブルは,前に出たVシリーズ(ゼクシオみたいなやつって言っていいのかな,軽量化したやつ)も含めた比較。上手い人が打ったらダブルダイヤモンドがいちばんいいでしょ,という話で,逆に「ミスヒットしたときのボールスピードの減少量はダブルダイヤモンドがいちばん大きい」というデータもあるそうです。まさにハイリスク・ハイリターンですね。
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