Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

「トレーニングの7つの原則」をゴルフに援用すると

ゴルフをする機会から最近すっかり遠ざかっているんですが,折に触れてゴルフのことは考えているんですよ。

例えば最近こういう本を読みまして,

ykkactuarial.hatenablog.jp

ここに「トレーニングの7つの原則」というのが出てきたんですが,それってゴルフに置き換えるとどうなるんだろなぁ,とかね。

  1. 全面性(必要となるすべての能力をバランスよく鍛える)
  2. 個別性(個人個人の条件をに合ったトレーニングの量や強度を考慮する)
  3. 意識性(何を目的にどの機能を鍛えているのかを意識する)
  4. 特異性(トレーニングを行ったとき,体の働かせた部位に対してのみ,その効果が得られる)
  5. 漸進性(能力の向上に合わせて少しずつ負荷を高めていく必要がある)
  6. 継続性(効果を得るためには,あるトレーニングを継続させていくことが必要)
  7. 収穫逓減性(トレーニングを長く続けていくと効果の伸び率は次第に低下していく)

「全面性」ってのはある意味いちばん分かりやすくて,ゴルフでいえば超ざっくり言って4種類のショット(ティーショット,アプローチショット,グリーン周り,パッティング)があって,そしてコース攻略という「頭」の能力もあって,それらをバランスよく鍛えなきゃいけない。しかし逆に,たとえばアプローチショットっていったっていろんなライと距離とかがあるじゃんってなると,何をどの程度まで鍛えればいいのかというのが判別が難しい。

「個別性」も簡単で,ロングゲームが苦手な人,ショートゲームが苦手な人,いろんな人がいて,みんなそれぞれ自分の弱点を克服するようなトレーニングをしなきゃいけない。

「意識性」は狭義には「どの筋肉を鍛えているのか意識しろ」って話なんだけど,ゴルフに置き換えれば,自分がミスをする状況を具体的にイメージして,それを克服するように練習するということか。「右のOBを意識しすぎてついついミスするから,絶対に右にいかないショットを身に付ける」とか。

「特異性」。例えば「アイアンばっか練習してもドライバーは上手くなりませんよ」とかね(これには諸説ありましょうが)。

「漸進性」。上達するにつれて求めるショットの精度を高めていく,とか。

「継続性」。まぁその通りだな。練習をやめたとたんに下手になりつづけるのは,今の僕が証明している通り。

「収穫逓減性」。これ「漸進性」と表裏だと思うんだけど,同じ練習をやりつづけても上達の度合いはどんどん減っていくっていうことね。

……ってな感じだと思うんですが,ここでゴルフの難しいことが出てきて,それはつまり「常にナイスショットを狙いつづけるとだいたいスコア落とす」「60点のショットをつづけてればいい」ってやつ。この側面も「トレーニングの7つの原則」に則って向上させるべきなのか…。

とかとか。