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スパインのすべて|Vol.4 - スパインアライメントの実験結果|The Tutelman Site

スパインの定義とか計測とかの話は前回で終わって,ようやくアライメントの話に移ります。

ソース

All About Spines by Dave Tutleman

拙訳

スパインアライメントの実験結果 *1

スパインとは何でスパインはどこにあるかとか,どうして気にするのか? なぜなら,十分に大きなスパインはショット(のパフォーマンスかフィーリング)に悪影響を及ぼすと言われてきた。しかし,膨大な量の事例証拠しかないのであれば,それは無視するに限るだろう。何かが起こっているのは確かだが,しかし何が,なぜ,そしてどれぐらい起こっているのだろう? *2

スパインアライメントとは何か? *3

スパインアライメントの「なぜ」に迫る前に,それが何かをざっと見ておこう。 *4

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シャフトの硬さを表現する楕円のグラフを覚えているだろうか? 長軸はスパインで,短軸はNBPだということを? このシャフトをクラブヘッドに接着したとき,その楕円をどのような向きでつけるかが,影響を及ぼすかもしれない。 *5

実際,それが影響を及ぼすという証拠は,かなり多く存在する。少なくとも,そのスパインが十分に大きければ。しかし,不明な点も依然として多い。少なくとも,誰もが同意できるようなことが。例えば: *6

  • シャウトをどの向きに挿すのがベストか? *7

  • スパインがどれぐらいの大きさになって初めて,シャフトを挿す向きを気にすべきか? *8

  • シャフトを向きを変えるべきなのはなぜか?(Johnのもともとの質問で,これがこの議論のきっかけ) *9

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クラブメーカーたちがスパインアライメントを語るとき,時計の盤面をたとえにして特定のアライメントを語ることがよくある。アライメントを語るとき,スパインとかNBPとかは「○時」の位置にある。例えば上図では,「スパインは6時-12時のプレーン」とか,「NBPは9時-3時のプレーン」といった具合に。 *10

「正確性が欲しければNBPを9時に,飛距離が欲しければ3時に」といった教えをたまに目にする(実際に私はそれを目にしたことがある)。そのような処方箋は,フィールファインダーがもとになっている明らかなナンセンスだ。NPBのひとつが9時の方向にあったら,もうひとつのNBPは3時の方向にあるはずだから。 *11

だけどちょっと待って! もしかしたらそこに何かがあるのかもしれない。フィールファインダーはスパインと残余屈曲とが混ぜ合わさった何かを計測している。だけどもし,残余屈曲もまたパフォーマンスに影響を及ぼすものだったら? そんなことはない! John Kaufman はその検証を行なっている。以下にそれを述べる。 *12

いずれにしろ,以下の議論では,アライメントを時計盤のアナロジーで説明していく。 *13

スパインアライメントの効果の検証 *14

大きなスパインはパフォーマンスやフィーリングに何らかの影響を及ぼすという事例証拠はたくさんあるが,スパインの効果にいて確認する/さらなる光を投げかけるような科学的な研究は(半ば本気の研究でさえも),ほとんどない。私の知っている研究について触れ,そしてより顕著な事例証拠についても言及する。 *15

SSTとButler *16

1990年代後半,SSTの基金による研究を Howard Butler が行ない,そこではピュアリング(PUREd)されたドライバーはアライメントがされてないドライバーに比べてパフォーマンスがいいということを示した。当時バトラーはコンサルタントで,True Temper のR&Dチーフのポジションを離れたあとだった。SSTのヘッド,Dick Weiss は,スパインアライメントの福音を広めようとしていた。特に,スパインアライメントは適法であるとUSGAに認めさせようとしていた。なので,SSTはその研究について,現在の多くの会社(SSTを含む)が自身の研究結果における態度よりも,遥かに開かれ率直だった。SSTはその研究の詳細のいくつかを,自社のウェブサイトの掲載した(それが削除されて長い時間が経つ)。当時私は,その実験結果の一部について,数学的に分析をする機会があった。 *17

その研究は,実際のゴルファーがドライバーを打つことで行なわれた。ゴルファーが何人いて,何本のドライバーが実際に使われたかは知らないが,結果は,3人にゴルファーが3本のドライバーを使った結果が示された。彼らがやったことのサマリーは以下の通り: *18

  • それらゴルファーは,ローハンディキャップ,ミッドハンディキャップ,ハイハンディキャップだった(メモを無くしてしまったが,そのハンディキャップはスクラッチと12と20だったと記憶している)。 *19

  • 3つのドライバーはID番号が振られていたが,1番・2番・3番ではなく,2番・3番・6番みたいな感じだった。いちばん大きいのは6番だった。ということで,その研究には少なくとも6本のドライバーがあって,そのうちの3本の結果を報告したのだと疑っている。その理由が想像できるし,みんなそうだろう。それによって結果に疑いの眼差しを投げかけることになるが,そうじゃないとして分析をつづけよう。いいデータはほとんどないというのがその理由の大部分だが。 *20

  • それぞれのゴルファーがそれぞれのドライバーを打ったが,最初はアライメントされていないもの(「ランダム」だったかもしれないが,最悪の方向にアライメントされていたという可能性もある),次にピュアリングされた結果にアライメントされたもの。当時SSTは,ピュアリングとはFLO検知されたシャフトを9時-3時のプレーンに合わせたものだと,素直に公表していた(現在SSTはその戦略について秘密主義をとっている。あるいは少なくとも,カスタムクラブメーカーたちのあいだで一般的に使われている言葉とは違う用語を使っている。今はほとんどみんながある種のスパインアライメントをできるので,SSTは明らかに製品の差別化をしようとしているのだ)。 *21

  • 各ゴルファーは各アライメントが施されたそれぞれのドライバーで十分な数のショットを打って,結果に統計的な分布が出るようにした。たぶんそれぞれ6−12回のショットだったろうが,正確な数値は覚えていない。結果は18の分布(3人のゴルファー✗3本のドライバー✗2つのアライメント)として示された。その分布に含まれたのは,以下の3つ: *22

    • 飛距離 *23
    • ショットの方向のブレ *24
    • クラブフェース上の打点 *25

私が記録した結果は以下の通り: *26

  • クラブフェース上の打点のパターンも計測された。シャフトがアライメントされていない場合,統計的に有意なパターンサイズの増加(つまりは打点のブレ)が観測された。 *27

  • クラブごとの飛距離の違いは,大なり小なり打点のブレの違いで説明できる。このことは,以下の数学的方法で決定できる: *28

    • 観測された打点の分布の平均と標準偏差をとり,正規分布する(古典的なベルカーブ)と仮定した。 *29

    • 飛距離のロスと打点のロス(スイートポットと実際の打点との距離)との関係を表現するカーブに対して上記の正規分布を当てはめた。面白いことにその公式は,1993年の「Clubmaker」誌に,同じ Howard Butler が書いた記事の中にあるものだ。 *30

    • シャフトが再アライメントされたときの飛距離のロスは,計測された打点のブレの増加から予想されたもの。 *31

  • スパインのサイズは報告されていない。スパインが大きいほどにシャフトをアライメントする価値は高まるのは当然なので,このことは重大だ(これは,スパインアライメントの重要性に関するどのような理論のもとでも真実である)。逆にいえば,スパインが十分に小さければ,シャフトをアライメントする意味はない。計測されるほどのメリットはない。そして今まで誰も,シャフトのスパインサイズや,アライメントが意味をなさなくなる閾値について,実験をして検証してはいない。 *32

Mike Dalecki

Mike Dalecki はウィスコンシンのカスタムクラブメーカー。以下は,彼が2001年4月に私にメールでレポートしてくれたものだ。 *33

スパインについて(その名前が好きじゃないけど。「シャフトパフォーマンスにおける非対称性」とかの方がいい。)*34

いずれにしろ,この考えをテストしている。始めは,単純になんらかの効果があることを示そうとして。同じシャフトと同じヘッドでクラブを3つ作って,でもヘッドは鉛パウダーで同じ重さになるように調整した。ひとつはスパインがアライメントされてて,12時のポジション,FLO。他のは9時と4時半で,どちらもFLOではない。 *35

それをバージニアにいるRSG友達に送ってテストしてもらった。どれがどれかを伝えずに(自分ができる中で最高のブラインドテスト)。彼の結果は,12時FLOがベスト,9時のがまずまずだけど,ときどき暴れる。4時半のクラブが「軟弱」に感じた。この結果は,各クラブで20−30球打ったもので,ひとつのクラブで4−5球打っては他のに取り替えながらやった。 *36

裏付けに乏しい? 確かに。証拠? この考えに興味を持ちつづけるには十分だ。打ったのはエンジニアだ。彼はスパインの効果についてはものすごく疑問視していた。彼はもはや疑問視はしていないけれど,どうしてそれほどの差が出るのかは分かっていない。 *37

バージニアにいるそのMikeの友人というのは,私の知っているクラブメーカーの Kenny Stultz だということが,後に分かった。Kennyからは,そのテストについて多くのことを教えてもらった。Mikeのメールはその結果のほどよいサマリーであるが,追加でコメントしておくべきことがいくつかある: *38

  • そのテストは上記のゴルファーだけがボールを打ったのではなく,6人のゴルファーがいた(Kennyと彼の妻も含む)。 *39

  • テストはダブルブラインドで行なわれた。つまり,Kennyはどれがいいドライバーで「だと思われるか」を知ることなく,そのテストを運営した。テストに際しては,彼はクラブにニュートラルなラベルを貼った。つまり,ポール,ジョージ,ジョンと。そして再テストのために,ラリー,モー,カーリーへと名前を替えた。 *40

  • Mikeはスパインの大きさを計測しなかったので,これらの結果を出すためにどれだけの大きさが必要だったのか分からない。さらに,そのスパインが3つのドライバーで比較可能かどうかも分からない。 *41

根拠に乏しい,イエス。しかし,「研究」と見なして選んだデータの中では,これが圧倒的に良かった。 *42

Tim Hewitt

Tim Hewitt は MyOstrich Golf の経営者で,それはクラブフィッティングと修理に加え,他のクラブフィッター用に部品の小売りも行なっている。2009年1月,TimはSpienTalkに以下のレポートを投稿しあ。彼が何年ものあいだ進めていた研究についてだ: *43

N/FLOがターゲットに向いたのは,テストで見た中で最も安定的なアライメントだ。3つのシャフトで3つのドライバーを組んで,それらの違いはスパインだけにある。問題を誇張するために,スパインは10cpmある。対ターゲットのN/FLOは,すべてのハンディキャップレベルで最も安定していた。つまり,テストした3つのアライメントの中では,いちばんクラブフェースの芯で当たっていた。 *44

テストしたのはN/FLOがターゲット,Sがターゲット,それとNがターゲットに45度。徹底的なテストではないが,予算内で行なわれ,非常に安定したアライメントだとして長年やってきたことを正当化した。 *45

この主題については確かに他の意見もあるが,1000人近いゴルファーにテストをしてその結果を記録したなどという例を,私は知らない。デモデイを使って,当選者にはドライバーなどといって,実際のゴルファーにダブルブラインドのテストを行なうこともできるだろう。徹底的ではないし,基本的には確認テストにすぎないけれど,この主題で見た中ではベストだ。 *46

N/FLOがターゲットを支持して「ストロングサイド」がどこに落ち着くかは無視する。 *47

手に入らないデータでの研究 *48

Phil Talamonti と Advanced Shaft Dynamics *49

Advanced Shaft Dynamics(Phil Talamonti がSSTを離れたときに始めた会社)はテストを行なって,ロボットゴルファーに対するスパインアライメントの効果をみた。そのテストの詳細はまったく公開されなかった。 *50

(ASDについての最新の情報は見つからなかったし,彼らの古いウェブサイトも機能していない。倒産したのだろう。) *51

Harrison Robot Spine Test *52

Harrison Sports はチームを任命し,サンディエゴのGolfLabsにあるロボットテストを通じて,スパインの大きさとパフォーマンスに与える影響との関係を調査しようとした。私はMike Cheng(Harrissonのプレジデント)からそのチームのヘッドになってもらえないかと尋ねられた。多くの議論と準備を重ね,その多くは広い人間が参加したが,実際のテストはまったく行なわれなかった。その理由はいくつかあるが,いちばんの問題は,私のマネージャーとしての力量がエンジニアとしてのものほどではなく,その仕事の中のマネージメントの部分をうまくこなせなかったからだ。チームの働きに,特に Alan Brooks と Don Johnson に感謝申し上げたい。 *53

事例証拠 *54

そう,私は基本的に裏付けに乏しいデータには多く注意を払わない。しかし,スパインアライメントについてはそれが数多くある。そのテーマのいくつかは何度も繰り返されているので,きっと真実なのだろう。だけど思い出してほしい,これは結論を引き出すには科学的に信頼できない方法だということを。だから私たちは,これらポイントにどれだけ依存してるかについて,「理論」のセクションで注意深い姿勢をとる。 *55

最初に,いろいろと提案されているアライメントに向き合おう: *56

  • 独立しているクラブメーカーの過半数は,NBPを9−3時にするのを主張している。このデータの多くは,残念なことにフィールファインダーで検知されたNBPをもとにしている。なので正しくないかもしれない。しかし,FLOをもとにしたものでも,そのような意見が数多くある。 *57

  • また,スパインを6−12時のプレーンに向かせるのを推奨しているのも目にする。これは,スパインのメカニクスについて知っていることを前提にすれば,実際には上のものと同じ処方である。 *58

  • スパインを9−3時にする者もいるが,これはかなりの少数派だ。これはまた,SSTが最初のころに推奨していたものだ。 *59

  • これ以外の向きについては,真剣に主張するものを見ない。10時半−4時半の向きがハマったゴルファーがいたような裏付けに乏しいテストも,少なくともひとつはあるものの。10時半−4時半か7時半−1時半を最悪のアライメントだと見る向きは,かなりの多数派だ。 *60

いずれにしろ,これ以外にもスパインについて裏付けに乏しいがよく言われていることはいくつかある: *61

  • スパインが十分に大きいと,アライメントはパフォーマンスかフィーリングに影響する。 *62

  • 依然として,スパインがどれだけ大きくなればショットに影響しだすのかを知らない。ウェブフォーラムにクラブメーカーたちが投稿した裏付けに乏しいレポートに基づけば,その閾値はきっと3cpmから7cpmのあいだにあるだろう。この推測を支持する分析もいくつかある。だが「外れ値」もいくつかある。非常に感覚の鋭いゴルファーは2cpmの違いも分かったというレポートもある。他のレポートでは,10-12cpm以下のものでは違いがなかったといっている。 *63

  • 「スーパーシャフト」に関する証拠に乏しい言い伝えもある。つまり,非常に大きなスパインのシャフトで,それがアライメントされたときに,スパインの小さいあるいはスパインのないシャフトに比べていいパフォーマンスをするというものだ。Harry Schiestel はスーパーシャフトの研究をしたと折に触れてほのめかすが,その詳細を明かそうとはしていない。それを支持する強いデータを見るまでは,それを疑問視する。 *64

素のしなりについては? *65

理解しやすくて使いやすいフィールファインダーを無視したくないという人もいる。そのような抵抗者に出くわしたとき,彼らの言い分としては,フィールファインダーが検知する実際のスパインと素のしなりとが合わさったものこそが,アライメントされるべきものだという。それが真であるためには,素のしなりそのものがパフォーマンスやフィーリングに影響を与えなくてはならないし,それは実際のスパインと(スパインファインダーで計測された)同じ量であるべきだ。彼らの言い分は検証可能な命題だ。それは筋が通るだろうか? *66

素のしなりだけのアライメント効果を検証した研究もいくつかある。効果がないといっているものもあったし,効果があると示したものはないと記憶している。この点について John Kaufman は重要な研究をふたつ行なった。彼自身の言葉でまとめよう(SpineTalk Forum に2005-2006年にレポートされた): *67

(1) 素のしなりはFLOプレーンに影響を与えない。 *68

数年前,PCJ Journal に論文を書いて,その中で素のしなりがFLOとかそれ以外のものに影響を与えるかどうかを見ようとした。0.5インチのアルミニウムの棒をとり,その長辺の大部分に沿って塊を削り落とした。その手術のあとで,30cpmぐらいの振動数の違いがあったと思う。その前はほぼゼロだった。FLOプレーンを注意深く見つけ,それから棒を1インチぐらい曲げた。見つけたばかりのFLOプレーン方向に曲がらないように注意した。再度FLOして,同じプレーンを得た。ゆえに,適度な曲がりはFLOに何ら影響しないと思う。 *69

(2) 素のしなりはゴルファーのショットやフィーリングに影響しない。 *70

数年前にこの素のしなり問題に興味を持ち,ちょっとした実験をした。DG S300 を4本とって,その振動数が同じであることを確認した。FLOは全方向にある。だが,素のしなりはどれも大きい。4つの同じドライバーを組んで,素のしなりがそれぞれ12時・3時・6時・9時の方向になるようにした。ローハンディキャッパーの多くととプロも数人集めて,それらを打ってもらった。それら4本のクラブの違いに気づいた人は誰もいなかった。「タイプ1」シャフトを気にかけるのを止めた。 *71

同じような実験を,8cpmの差分振動があるシャフトでも行なった。アライメントの違いは簡単に分かった。N1-N2が9時3時の方向にあるのが,自分にはベストだった。 *72

大したことのないテストなのは認めるが,その結果は私にとってとても意義があるように思えた。 *73

Johnがどこかで言ったことだが,ストレート性のテストで使ったシャフトにはすべて0.25インチの素のしなりがあって,それはけっこう大きいということを,付け加えさせていただく。 *74

なので,フィールファインダー擁護派は現実を否定している。フィールファインダーの結果に従ってシャフトがアライメントされるべきだと,彼らが主張するのであれば。フィールファインダーには有益な使い方もあるが,それは比較的少ない場合でアライメント用のスパインを示すのみだということを認める限りは。そういうケースではシャフトは強い「タイプ2」で,スパインは十分に大きく,素のしなりは十分に小さく,ふたつのスパインが対向し,NBPも対向し,そしてそれたが90度の角をなしているときだ。 *75

さてこれで,John Kの質問に移るための十分な素地ができた。シャフトをクラブにアライメントさせることで,私たちは何を望んでいるのだろうか? *76

全記事

*1:Spine alignment: experience

*2:Why do we care about what a spine is and where it lies? Because a big enough spine has been shown to adversely affect the shot (performance and/or feel). Most of that evidence is anecdotal. If it weren't for the sheer overwhelming amount of anecdotal evidence, it might be worth ignoring. There is no doubt that something is going on -- but what, why, and how much?

*3:What is spine alignment?

*4:Before we get into the why of spine alignment, let's quickly review the what.

*5:Remember that elliptical stiffness graph as we go around the shaft? The one where the major axis is the spine and the minor axis is the NBP? When we epoxy the shaft in the clubhead, it might matter how we orient that ellipse.

*6:In fact, there is quite a bit of evidence that it does matter, at least if the size of the spine is big enough. But there is still a lot that isn't known -- or at least not universally agreed -- such as:

*7:What is the best way to orient the shaft?

*8:How big does the spine have to be to make it worth orienting the shaft?

*9:Why does orienting the shaft help? (John's original question that started this discussion.)

*10:When clubmakers talk about spine alignment, they often describe a specific alignment using the metaphor of a clock face. When describing an alignment, the spine or NBP is at some "o'clock". For instance, the alignment in the picture shown could be described as "spine in the 6-12 plane" or "NBP in the 9-3 plane".

*11:You sometimes see recommendations like "NBP to 9 o'clock for accuracy and 3 o'clock for distance." (I have actually seen that one.) Such a prescription is clearly nonsense based on a mistaken notion from feel finders -- the notion that you can have an NBP facing 9 o'clock without also having an NBP facing 3 o'clock.

*12:But wait! Maybe there is something there. Remember that feel finders measure an unspecified mix of spine and residual bend. What if residual bend is also performance-affecting. Well, it's not! John Kaufman has done that test, which is described below.

*13:Anyway, in the discussion that follows, we will describe alignment in terms of the clock face.

*14:Studies of effectiveness of spine alignment

*15:There is a lot of anecdotal evidence that large spines do something to performance or feel, but very few scientific studies -- even semi-serious studies -- to confirm or shed more light on spine effect. I will cover what I know about the studies I know, and even mention the more significant anecdotal evidence.

*16:SST and Butler

*17:In the late 1990s, Howard Butler conducted a study funded by SST that demonstrated that PUREd drivers hit the ball better than non-aligned drivers. At the time Butler was a consultant, having left his former position as R&D chief of TrueTemper. Dick Weiss, the head of SST, was trying to spread the gospel of spine alignment -- in particular, trying to get the USGA to recognize spine alignment as legal. So SST was a lot more open and forthcoming about the study than most golf companies (including SST) are today about their technology findings. They published some details of the study on their web site. (It has long since been removed.) At the time, I took the opportunity to analyze mathematically some of their experimental results.

*18:The study was conducted with real, live golfers hitting drivers. I don't know how many golfers nor how many drivers were actually used, but results were presented for three golfers using three drivers. Here is what they did:

*19:The golfers were a low-handicap, a mid-handicap, and a high-handicap. (I have lost my notes, but I recall that the handicaps were something like scratch, twelve, and twenty.)

*20:The three drivers were identified by number. They were not #1, 2, 3. Rather, they were something like #2, 3, 6. I know the highest number was #6. This leads me to suspect that there were at least six driver used in the study, and SST chose to present the three that they did. I can imagine why; I'm sure you can, too. That casts some suspicion on the results, but let's continue with the analysis as if it didn't -- mostly because there is so little good data around.

*21:Each golfer hit with each driver, first oriented in an unidentified position (might have been "random", but was more likely a known or suspected worst-case orientation), then re-oriented to a "PURED" location. At the time, SST was fairly open that PURED meant oriented with the FLO-found spine oriented in the 9-3 plane. (They are more secretive about their strategy now, or at least they use words not congruent with the terminology common among custom clubmakers. They are clearly trying to establish a product differentiation, now that almost everybody can do some sort of spine alignment.)

*22:Each golfer made enough hits with each driver in each alignment so that there was a statistical distribution of results. That probably amounted to 6-12 hits apiece, but I don't remember the exact number. The data was presented as 18 distributions (3 golfers times three drivers times two alignments). The distributions included:

*23:Distance.

*24:Directional dispersion of the shot.

*25:Impact point on clubface, both horizontally and vertically.

*26:The results I noted include:

*27:The impact pattern on the clubface was measured. There was a statistically significant increase in the size of the pattern if the shaft was not aligned.

*28:The distance differences among the clubs are more or less consistent with the differences in impact-point dispersion. I determined that by the following mathematical procedure:

*29:I took the mean and standard deviation of the measured impact-point distribution, and assumed the distribution to be Gaussian (classical bell curve).

*30:I applied this to a curve that equated loss-of-distance to the square of the impact point "miss". (The miss is the distance between the actual impact point and the sweet spot.) Interestingly, that formula comes from a 1993 article in Clubmaker magazine, written by the same Howard Butler.

*31:The loss of distance measured when the shaft was realigned is what would be predicted by the measured increase of impact dispersion on the clubface.

*32:The size of spine was not reported. This is significant in that it stands to reason that a bigger spine in a shaft implies a bigger premium associated with aligning the shaft. (This is true under any of the theories of why spine alignment helps.) Conversely, if the spine is small enough, it isn't worth aligning the shaft; there is nothing measurable to be gained. And nobody has yet done any experimental study to determine the dependence on the size of spine, nor the point at which alignment doesn't help.

*33:Mike Dalecki is a custom clubmaker from Wisconsin. Here's what he reported to me in an email in April 2001:

*34:RE: Spines. (I don't like that name; better would be something like "assymetries in shaft performance.")

*35:Anyway, I've been testing this idea, starting out with simply trying to demonstrate there's an effect. I made up 3 clubs w/ identical shafts and heads, although the heads ended up being equalized by lead powder in weight ports. One is spine aligned, 12:00 position, FLO; the others are 9:00 and 4:30, neither FLO.

*36:I sent them to an RSG friend in Virginia to test, w/o telling him which was which (the closest I could get to blind testing). His results: The 12:00FLO club is the best one; the 9:00 club is ok, but wild from time to time; the 4:30 club felt "wimpy." This after 20-30 shots with each, hitting 4-5 balls w/ one then switching to another.

*37:Anecdotal? Sure. Evidence? Enough to keep me interested in the idea. The guy who hit them is an engineer; he was greatly skeptical about spines' effects. He's not as skeptical any more, although he can't figure out why it should matter that much. (Join the club, eh?)

*38:Turns out that Mike's friend from Virginia is also a clubmaker I know, Kenny Stultz. I have a bunch more information about that test from Kenny. Mike's email is a fair summary of the results, but here are a few additional points worth mentioning:

*39:The tests were conducted not just by the aforementioned golfer hitting balls, but six golfers (including Kenny and his wife).

*40:The tests were conducted double-blind. That is, Kenny administered the tests without knowing which were "supposed" to be good. For the tests, he gave the clubs neutral labels: Paul, George, John, then relabeled Larry, Moe, Curly for re-tests.

*41:Mike did not measure how "big" the spines were, so we don't know how big they need to be to produce these results. Moreover, we don't know if the spines were comparable on the three drivers.

*42:Anecdotal, yes. But so much better than almost all the other data around that I choose to view it as a "study".

*43:Tim Hewitt is the proprietor of MyOstrich golf, which does clubfitting and repair as well as retailing of components to other clubfitters. In January 2009, Tim posted to SpineTalk the following report on a study that he has had ongoing for several years:

*44:N/FLO to target is the most stable alignment we've seen in testing. We set up three otherwise identical drivers on three shafts with nearly 10 cpm spines to exaggerate the problem. N/FLO to target was the most stable of the three for all handicap levels - resulting in the best center face contact for the three alignments we tested.

*45:We tested N/FLO to target, S to target and N at 45* to target. Though not an exhaustive test, it was within budget and justified what we had been doing for years as a very stable alignment.

*46:There are certainly other opinions on the subject, but I do not know of anyone else who has has nearly 1000 golfers hit their test clubs and recorded the results. We use demo days and the chance to win a driver in a drawing as avenues to run double-blind tests on real golfers. Though not exhaustive, and generally only confirmation testing - it's the best I've seen on the subject.

*47:We ignore where the "strong side" ends up in favor of N/FLO to target.

*48:Studies with unavailable data

*49:Phil Talamonti and Advanced Shaft Dynamics

*50:Advanced Shaft Dynamics (a company started by Phil Talamonti when he left SST) conducted a test to see what the value of spine alignment was to a robot golfer. No details of the test were ever made public.

*51: (I am unable to find recent information on ASD, and their old web site no longer works. I assume they are out of business.)

*52:Harrison Robot Spine Test

*53:Harrison Sports commissioned a team to determine, through robot testing at GolfLabs in San Diego, how large a spine had to be in order to make a difference in performance. Mike Cheng (the president of Harrison) asked me to head the team. Though we did a lot of discussion and preparation, much of it with public participation, the actual testing never got done. There were several reasons for this, but the major problem was that I'm not nearly as good a manager as an engineer and I didn't cope well with the management part of the job. I'd like to thank the team for its work, especially Alan Brooks and Don Johnson.

*54:Anecdotal evidence

*55:True, I generally don't pay much attention to anecdotal data. But there is a lot of it out there about spine alignment. Some of the themes repeat often enough that they are probably true. Let's remember, though -- this is a scientifically unreliable way to draw conclusions, so we'll be careful in the "theory" section about how dependent we are on these points.

*56:First let's address the various proposed alignments:

*57:The majority of independent clubmakers advocate the NBP in the 9-3 plane. A lot of this data is unfortunately based on NBP determined by feel-finding, so it might not be correct. But there are also quite a few such opinions based on FLO.

*58:I have also seen recommendations orienting the spine in the 6-12 plane. That is actually the same prescription as the previous one, given what we now know about the mechanics of spine.

*59:A significant minority prefer the spine in the 9-3 plane. This is also the original SST recommendation.

*60:There are no serious recommendations for any other orientations, even though at least one anecdotal test came out with a 10:30-4:30 orientation winning for some golfers. The vast majority view 10:30-4:30 or 7:30-1:30 as worst-case alignments.

*61:In any event, here are some other pieces of anecdotal common wisdom about spines:

*62:Alignment does affect performance and/or feel, as long as the spine is big enough.

*63:We still don't know how big spine has to be to affect shots. The threshold is probably between 3cpm and 7cpm, based on reported anecdotal experience from clubmakers on web forums. There is some analytical support for this estimate. But there are also "outliers". Some are people who report very sensitive golfers who could tell a 2cpm difference. Others report that anything under 10-12cpm of spine makes no difference.

*64:There are anecdotal advocates of "supershafts": shafts with very large spines which, when aligned, give better performance than a shaft with little or no spine. Harry Schiestel has on occasion hinted that he has done a study on supershafts, but has declined to give any details. Until I see strong data supporting it, I'm a skeptic.

*65:What about residual bend?

*66:Some are unwilling to abandon the easily-understood and easily-used feel finder. When I run across such diehards, their rationale is often that the combination it finds of actual spine plus residual bend are really what should be aligned. In order for that to be true, residual bend by itself would have to affect performance or feel, and in the same amount (as measured by a spine finder) as actual spine. Their rationale is a testable theory. Does it hold water?

*67:There have been some studies of the alignment effects of residual bend alone. I know of some that show no effect, and none that show there is an effect. John Kaufman has done two significant studies in this regard, summarized here in his own words (reported in email to the SpineTalk Forum in 2005-2006):

*68:Residual bend does not affect the FLO plane.

*69:I wrote a paper for the PCS Journal some years ago in which I tried to see if residual bend effected FLO, among other things. I took a 1/2" aluminum rod and machined a hunk off the side of the rod down most of its length. I think it had a diff. frequency of about 30cpm after the surgery. Nearly zero before. I found the FLO planes very carefully and then bent the rod about an inch. I was careful to be sure the bend wasn't in the FLO planes I had just found. I re-FLO'd and got the same planes. Therefore I don't think modest bends have any effect on FLO.

*70:Residual bend does not affect the golfer's shot nor feel.

*71:Some years ago I got interested in this residual bend issue and ran a little experiment. I picked up 4 DG S300 steel shafts that all measured the same frequency with no significant differential frequency. They FLO'd everywhere. They all had significant residual bends however. I build four identical drivers with the bends in the four shafts pointed at 12, 3, 6 and 9 o'clock. I had a number of low handicapers and a few pros hit them. Nobody could detect any difference between the four clubs. I stopped worrying about type 1 shafts.

*72:I ran a similar experiment with shafts that had an 8cpm differential variations. It was easy to tell the difference in the alignment. N1-N2 in the 9:00 3:00 plane worked the best for me.

*73:I admit it was a pretty small test but the results seemed pretty significant to me.

*74:Let me add that John has said elsewhere that the shafts used for the straightness test all had residual bends of 1/4", which is pretty hefty.

*75:So the feel finder defenders are in denial, if they insist that the shaft should be aligned per the feel finder results. The feel finder can have valid uses, as long as one recognizes that it only gives the spine for alignment in relatively few cases. Those cases are instances of a strong Type 2 shaft, where the spine is large enough and residual bend small enough that the spines are opposed, the NBPs are opposed, and they are at 90º to one another.

*76:Now we have enough background to move on to John K's question: What are we hoping to do by aligning the shaft to the club?