SunningdaleのNewとOldの2コースを1日でラウンド。
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午前のNew Courseでのラウンドから軽食を挟み,午後のOld Courseでのラウンドへ移ります。Old Courseは,Willie Park Juniorが1901年に設計してます。知的な弟(New Couse)に対して,ワイルドな兄(Old Couse)といった対比になりましょうか。とはいいながら,Old CourseもColtが改修したみたいなんですが。
1番はパー5。この日はドライバーの調子が良かったので,右がすぐ道路=OBでもあまり気にならない。左に見えるのはNew Courseのフェアウェイ。
このフェアウェイにちょいちょちあるbumpが,古い時代のデザインという趣で好きです。
2番はレギュラーティーからで426ヤード,左ドッグレッグ。ドローが打てないとつらい。
4番パー3,打ち上げ。手前のバンカーはグリーンからは少し距離がありますが,いずれにしろグリーン手前がきつい傾斜なので,正確なショットが要求されるところ。
5番パー4はこのコースの名物ホールのひとつ。けっこうな高さのティーボックスからの打ち下ろしで,フェアウェイ右にウォーターハザード,そしてグリーン左手前がマウンドでガードされている。
6番パー4,フェアウェイを横切るヘザーが印象的。フルバックからでも250ヤードでキャリーできるぐらいなので,しっかり越えたいところですね。
7番パー4は強烈。まずはティーショットはこいつを越えるブラインドショット。
で,2打目はここから。ダウンスロープ。ティーショットが左に行ったらさあ大変。
8番パー3,打ち上げ。グリーンはバンカーにぐるりと取り囲まれている。
9番。1コースに1ホールは欲しい,ドライバブルパー4。
10番パー4。ご覧の通り,超打ち下ろし。眺めのいいティーボックス。
11番パー4。レギュラーティーからならグリーンまで290ヤード弱なのでラクなはずが,そうもいかないのがゴルフの難しいところ。
12番パー4。グリーンまで100ヤード地点から,バンカーがびっしり。
3番パー3。他に比べると妙にさっぱりした印象の見た目。
14番,ストレートなパー5。グリーン手前175ヤードから100ヤード地点に,バンカーが対角線上に配置されている。
15番パー3。レギュラーティーから213ヤード。イギリスでやってたらそういうのも慣れましたよ。
16番パー4。グリーン手前60ヤード付近から,馬の蹄のようにバンカーがぐるりと配置されている。大胆なハザードの配置が,Willie Park Jrの特徴か。
17番パー4。右ドッグレッグ。奥に見えるのが18番,そしてクラブハウス。
18番パー4。ふたたび右ドッグレッグ。このオークの木はとても印象的ですね。
ちなみに,Walton Heathのプロショップの人に言わせると,「Walton Heathの場合はOldコースとNewコースとで雰囲気も難易度も変わらないけど,SunningdaleはOldとNewでけっこう違ってて,Newは難しいけどOldは距離も短いしラクだよね」らしいのですが,っていってもSunningdaleのOldコースも十分難しいですよ(あくまで相対的な話だとは理解しつつ)。
まぁしかし,こうやって2コースありつつふたつの正確が違ってて,しかもどちらもハイクオリティなコースだと,「どっちが好き?」みたいな会話は盛りあがりますよね。僕はシュッとしているNewコースの方が好きですが,Willie Park Jrが設計した御三家(Sunningdale Old,Notts,Huntercombe)の中ではSunningdale Oldがいちばん変化に富んでいて好きです。
Tue 10 Nov 2015