ライダーカップ2014は,ヨーロッパチームの圧勝に終わりました。ヨーロッパを応援していた僕としては嬉しい結果ですが,2年目の「メダイナの奇跡」に比べ,日曜簿のシングルスに関して言えば,盛り上がりに欠けたのも事実。といっては高望みだろうけれど。
大会終了後,「ミケルソンがトム・ワトソンを批判した」とか「いやいや,戦犯はミケルソンでしょ」とか,いろんな記事・批評・コメントが目に入って来ますが,「単純にヨーロッパチームのプレーヤーの方がいいプレーをしたからでしょ」という,身も蓋もない論調もあったりして。
それはそれで正しいと思いますが(特に,優勝を決めたドナルドソンのベタピンショットとか,バーディーを取りまくった2日目フォーボールのステンソン&ローズとか,淡々とポイントを獲得したデュビッソンとかに象徴されると思うけど),もう整理して書いているのが,以下の Golf Digest の記事です。
Ryder Cup: The Reasons The U.S. Lost The Ryder Cup - Golf Digest
要約すると,
- USチームには火付け役がいなかった
- USチームはフォーサムでつまづいた
- リードしたのに逆転負けしたマッチがあった
- デュビソンとドナルドソンの活躍
- トム・ワトソンの不可解な意思決定
- 自己達成的予言。「ヨーロッパの方が強い」という思い込みが現実化した。
- 早すぎたキャプテンピックの決定(ビリー・ホーシェルやクリス・カークなどの不出場)
- ベテラン陣の不振(フューリックやザック・ジョンソン)
- セーター!
ということで,改めて読むと,なんとも薄っぺらい記事だとは思いますが,とりあえずUSチームのセーター(トロフィーのやつと星条旗のやつ)はダサいと思ったので,同意。