俺のオーガスタ改装案｜Vol. 8｜17番ホール｜Golf Digest

Golf Digest の記事です。ゴルフコース設計家10人に，マスターズ開催地 Augusta National の改装案を出してもらったらしい。8セクションある膨大な記事を，1セクションずつ訳していきます。

ソース

Masters 2019: We Redesigned Augusta National* - Golf Digest by Ron Whitten, 3 April 2019

Penultimate thrills

設計家 Art Schaupeter はマスターズとオーガスタを愛しており，オーガスタにインスパイアされたいくつかの要素を，彼の最近の作品である TPC Colorado（デンバー北部）に取り入れた。彼は特に，オーガスタの13番と16番ホールが生み出す興奮の虜だ。

「17番ホールは，興奮と期待という観点から言えば，いつも少し足りないように感じていた」と，53歳の Schaupeter は言う。もっと盛り上げる要素を作るために，彼の提案では，このホールから時間の中で失われていったマッケンジーの原則を復興させる。

もともとこの17番ホールのグリーンは，セント・アンドリュースオールドコースにインスパイアされたものだ。バンカーがなく，低く転がるアプローチを要求するコントゥア。11番にあるようなマウンドが，アプローチに影響を与える。1930年代終盤，Perry Maxwell がグリーンを作り直し，グリーン前にバンカーを加えた。それはマッケンジーが意図したピッチアンドランアプローチを退けるものだった。マウンドも最終的に取り除かれた。

Schaupeter はグリーンを再設計し場所を移し，グリーン後方に傾斜するようにする。バンカーを埋め，アプローチエリアとフェアウェイにマウンドとアンジュレーションを再現する。

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