Linkslover

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俺のオーガスタ改装案|Vol. 7|13番ホール|Golf Digest

Golf Digest の記事です。ゴルフコース設計家10人に,マスターズ開催地 Augusta National の改装案を出してもらったらしい。8セクションある膨大な記事を,1セクションずつ訳していきます。

ソース

Masters 2019: We Redesigned Augusta National* - Golf Digest by Ron Whitten, 3 April 2019

Bonus: Lucky No. 13

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他の設計家たちの案に刺激されたので,私*1自身の案も出したくなってしまった。コース設計の経験もたくさんあるので,その資格はあると思う。

私の案は,13番パー5。2017年に,オーガスタは近接する Augusta Country Club からいくつかの土地(おもにその9番ホールから)を買昨夏,Brian Silva は Augusta C.C のために,別の土地に新たな8番グリーンと9番ホールを設計,昨秋からプレーされている。この出来事により,オーガスタは13番パー5のチャンピオンシップティーを50ヤードも下げることが可能になったが,私が思うにそれが実現するのは2019年夏だろう。

それが実現すれば,ババ・ワトソンのようプレーヤーが左の林を越えてドライブして2打目をサンドウェッジでグリーンを狙う,などということは避けられるだろうが,そのようにチャンピオンシップティーを下げたところで,マスターズ出場者の多くにとっては,ティーショットの着地点からグリーンまでは6番アイアンぐらいの距離にすぎない。

ボビー・ジョーンズがかつて描いたような,グリーン手前のクリークにチャレンジするか否かを悩ませる13番ホールという姿に戻すには,2打目の距離をも伸ばす必要がある。現在の13番グリーンのうしろには,松の木が密集する平らな土地が豊富にあり,グリーンを少なくとも50ヤード下げることは可能だ。こんにちのレーザー技術を用いれば,蛇行するクリークやグリーンやバンカーをそっくりそのままの形状で再現することは可能である。しかし,ジャック・ニクラウスが1983年に導入した,バンカーとグリーンとのあいだの腰の高さほどのスウェイルを好ましいとは思っていない。

クリークとグリーンを50ヤードうしろに再現して,新しいティーを50ヤードさげる。そうすると,現在の13番510ヤードパー5は610ヤードパー5に生まれ変わり,しかもその衝撃的な特性を失うことがない。きっと,ドライバーとフェアウェイでグリーンを狙うかどうか,というホールになるだろう。アベレージゴルファーのためには,12番パー3のドロップエリアの近くに,新しいフォワードティーを設けたい。

これが,この記事の中ではもっとも過激でもっとも費用のかかる,私の提案だ。この案が怪しいと思われたとしたら,それは他の設計家の提案がとても現実的で用意に実現可能だからだろう。

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この全体の記事からすべてのゴルファーが自らのホームコースに持ち帰れる教訓としては,自分のコース設計を定期的にプロの目にさらすことに害はないということだ。ゴルフというゲームは進化しつづける。そのゲームが行なわれる場所も,そうであるべきなのだ。

記事一覧

*1:この記事の筆者 Ron Whitten。Golf Digest Architecture Editor で,Erin Hills 共同設計者。元記事ではこの稿は8番目の「ボーナス記事」扱いになっている