マスターズで予選通過者が奇数になったとき,ツーサムでまわる決勝ラウンドで一人組を回避するために,オーガスタナショナルのメンバーがマーカーとして一緒にラウンドするのですが,その大役を2003年から果たしているのが ジェフ・ノックス氏。で,よりによって今年その相手になったのは,イングランドの注目株エディ・ペパレルでした。
ソース
Masters 2019: Eddie Pepperell shared some fun details from his duel with famed Masters marker Jeff Knox | Golf News and Tour Information | Golf Digest by Alex Myers, 13 April 2019
概要
「彼とのラウンドがどんな風になるかよくわかんなかったけど,レンジでボールを打つのを見て,『こりゃ大変だ』と思ったね」と,ペパレルさん。
それもそのはず。ノックス氏は過去にこのマスターズで,ロリー・マキロイやセルジオ・ガルシアよりもいいスコアで回ったことがあるのです。
果たして土曜日を「72」でまわり,「74」のノックス氏よりスコアが良かったペパレルさん。一安心して,「要するに,ロリー・マキロイより俺の方がうまいってことでしょ。」
メンバーティーからは「61」のコースレコードを持っているノックス氏も,さすがにチャンピオンシップティーの7,475ヤードは長すぎた。
ペパレルさん。「すげーいいスイングだったよ。コースはちょっと彼には長すぎかもしれないけど,でもさ,上手いよ。ショートゲームはすげーし,ナイスガイだし。一緒にまわれてすげー良かったよ。」
「15番の5フィートのパット,下りで右から左に曲がるライン,オッケーしたんだけど,彼は断って,そのパットを外した。そしたら『オッケーもらえばよかったな』って。気前よくしたかったんだ。負けたらいいわけになるからね。」
18番のグリーンでは,ノックス氏は40フィートのバーディパット。オッケーはなし。ピンを挿したままパットしたノックス氏は,これを決めて,パトロンからは大歓声。ペパレルさんとノックス氏しはグータッチをしましたとさ。
「実際に,同伴者がいるのはいいね。特にジェフみたいな人は。彼にはプレッシャーがないから,好きなだけ喋れるし,好きなだけ黙ってられる。俺はコースで喋るのが好きだから,彼は完璧っすよ。」