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10 Notes to Know|18 November 2019|15th Club

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10 Notes to Know: November 18, 2019 - 15th Club

  1. ヨーロピアンツアーのシーズン最後からふたつめの大会で,トミー・フリートウッドが優勝。プレーオフでマーカス・キンハルトをくだし,Nedbank Golf Challenge を制した。フリートウッドは最終ラウンドで3つのイーグル。ヨーロピアンツアーで20年前にホールごとのデータが記録されるようになって以来,最終ラウンドで3イーグルをうばって優勝したのはこれが初めてのケース。

  2. フリートウッドは strokes gained driving でフィールド首位,1ラウンドあたりティーショットで平均1.5打のゲインだった。Strokes gained tee-to-green でもフィールドトップ(+12.2打),Strokes gained approach で4位(+5.2)。

  3. フリートウッドにとっては2019年最初のタイトルとなったが,彼は昨年今年と安定した成績を残していた。昨年6月のフレンチオープンで予選落ちして以来,出場した大会で連続して週末に残っていたのだ。その大会数は41。

  4. キンハルトにとってはヨーロピアンツアーで4大会連続のトップ20フィニッシュであり,5月にフリートウッドがホストをつとめた British Masters を制して以来最高の成績となった*1。23歳のキンハルトは,スウェーデン人としてヨーロピアンツアーでシーズン複数回優勝の最年少記録更新を狙っている。

  5. 一方PGAツアーでは,ブレンドン・トッドが出場した大会で2連続優勝。悪天候のせいで月曜日にまでもつれこんだ Mayakoba Golf Classic で,1打差の勝利だった。PGAツアーでの2大会連続優勝は,昨シーズンにザンダー・ショフレが WGC-HSBC Champions と Sentry Tournament of Champions を制して以来のこと。

  6. トッドは2016年から2018年にかけて世界中で41大会に出場して,予選落ちすること37回。現在は世界ランキングトップ100以内に返り咲いたが,これは昨年末から2000ほど順位を上げたことになる。

  7. ブレンドン・トッドはPGAツアーでの直近9ラウンドで平均スコアが65.6,トータル50アンダーパー。その間,Huston Open 最終日の66と,バミューダおよびメキシコでの優勝がある。

  8. 今週はシーズン最終戦がふたつあるが,そのうちのひとつがLPGAの CME Group Tour Championship,フロリダで開催。ディフェンディングチャンピオンはレクシー・トンプソン。2011年から開催されている今大会で,複数回勝ったプレーヤーはまだいない。

  9. 一方,ヨーロピアンツアーはシーズンを通じての Race to Dubai (ポイントレース)がDP World Tour Championship で終わりを迎える。ディフェンディングチャンピオンはダニー・ウィレット。この大会を2年連続で制したのは,2013・14年のヘンリク・ステンソンだけだ。

  10. ロリー・マキロイは DP World Tour Championship で通算3勝目を目指す。2009年に今大会が始まって以来,マキロイは通算129アンダーパー。2位のフランチェスコ・モリナーリは通算99アンダーで,その差は30ある。