Linkslover

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ニューヨークのリンクスっぽいところでゴルフした|Trump Golf Links at Ferry Point

ニューヨークに行ったら何したいですか? フライトの乗り換えで持て余すほど時間があったら何したいですか?

Linksloverはゴルフしたいです。

Trump Golf Links at Ferry Point | New York City Links Style Golf Course

ということで,ようやく Ferry Point でラウンドできました。

トランプの名を関する新コースがニューヨーク市にオープン - Linkslover

ニューヨークのゴルフコース Best 10|National Club Golfer - Linkslover

橋を渡るときにUberの運ちゃんが右に寄ってくれた

事務的なこと

ロケーション:JFK空港から北にクルマで30分ぐらい。60ドルぐらいだったかな。メッツの本拠地(Citi Field)を通り過ぎてもうちょいいったところ。ブロンクスにかかるWhitestone Bridgeを北上すると,右手一面に広がるゴルフ場が見える。

お値段:16時前までは220ドルぐらい。16時以降は160ドルぐらい。カートがひとりあたり30ドルぐらいだったかな。クラブをレンタルすると50ドルぐらい(忘れた)。ロッカーを使いたければさらに20ドルとか。ロッカーの中にはバスタオルやシャンプーなんかも入っているので,手ぶらでいってもシャワーが浴びられる。

シャワー:トイレの一角にシャワーがあるので,正確にいえばロッカーを借りなくてもシャワーは浴びられる。ただしその場合はタオルを持参する必要がある。

スターター:早めにコースに着いたしさっさとティーオフしたいなと思ったけど,1番ホールにちゃんとスターターが待ち構えているし,こちらの予約したティーオフ時間と名前はちゃんと把握されている(いろいろ雑なくせにそういうところだけはちゃんとしている)。なので,「トワイライトの料金を払ってダマテンで早めにティーオフ」というのはできない。ちなみに,スターターハウスのところにはクーラーボックスがあって,その中から好きなだけペットボトルの水が持っていける。

レンタルクラブ:しっかりしてた。テーラーメイドのそこそこ新しいやつ。1W / 3W / 5W / 4H / 5i-P / GW / SW / Pt みたいな構成。シャフトはフレックスがSかRかを選べた。

日暮れ:プレーした日の3セットは8:15pmぐらい。「その時間になったらプレー中であってもただちにクラブハウスに戻ってくるように」と,スタート前に念押しされた。駐車場は8:30pmにクローズする,と言っていたような。

カート:いちおうオプショナルにはなっているけれど,距離長いし乗った方が無難。一部のホールを除いて,フェアウェイに乗り入れができる。このカートがなかなか高性能で,入るなと言われているラフに近づいたり,グリーンに近いエリアに近づいたりすると,警告音がなってロックされる。バックしてそのエリアから離れるとアンロックされるしくみ。

練習場:パッティンググリーン,チッピングエリア,バンカー,そして400ydに狭るドライビングレンジがある。ドライビングレンジは好きなだけボールが打てる。

コース

Golf Links と名乗っているものの,リンクスコースというよりはモダンクラシックなコースという印象。たしかに川沿いのフラットな土地でDunesだらけでフェスキューが生い茂って風が生い茂ってはいるので,とても懐かしい感じはした。なんだけど,GB&Iのリンクスとの違いを感じたのは,バンカー。こちらはポットバンカーじゃなくて普通の作りなんですよね。バカみたいに深いバンカーというわけでもない。

設計はジャック・ニクラウス。なので,設計者の意図が強く感じられるレイアウト――リスク&リワードという意味で――になっている。象徴的なのは7番パー4。ドライバブルな距離だけど,右手に池がずっとあって,狙うか刻むかの選択を迫られる。

フェアウェイは広い。けどそこを外すと分厚いフェスキューが待ち構えていて,そこに入るとロストボールの可能性が高い。ということで,気が抜けない。開場から8年たって,この難しさを維持しているのは立派だわ。

あと印象的だったのは12番パー3。ひょうたん型で右奥に伸びるグリーン。グリーン中央部の前後はバンカーで挟まれている。これ明らかにオーガスタの12番でしょ。ニクラウスのことだから,他にもたくさんオマージュがあるんだろうな。

プレーの詳細は記せないほど打ちのめされたラウンドだった。ここではパーが貴重。組み合わせで一緒に回った現地人のJamesがまた上手くて――上手いだけじゃなくてイケメンでいい体でナイスガイで――,いろいろと刺激をもらった。やっぱりたまには外でプレーしないとダメだ!

プロショップにあったこのヘッドカバー。しっかりした作りのレザー製で,よくよくみたら Dormie Workshop 製だった。

Dormie Workshop - Premium Handmade Leather Golf Headcovers – Dormie Golf Workshop Inc Online

ニューヨークってことで自由の女神……Bronxだから自由の女神からは全然遠いんですけどね!