なんで自分がこんなことを突然つぶやいたのか覚えていないんですけど,
「すべのホールはパー3になる」(パー4なら2打目から、パー5なら3打目から)という考えに従えば、パー3の平均スコアが3.5でトータル9オーバーの81。アプローチの精度もさることながら、パー4とパー5でいかに大きなミスをせずにパー3を作っていくかが大事だといえる。
— Linkslover⛳️🌊 (@Linkslover103) October 24, 2020
コース設計論的にも,「すべてのホールはパー3が基本」みたいなのがあるんですよね。要するに,パー4ホールなら2打目から/パー5ホールなら3打目からパー3ホールになって,そのときのアプローチの長さに応じてグリーンコンプレックス(グリーン上およびその周り)をデザインせよ,みたいなのが。
それで,ラウンドするときもそういう考えのもとにやってみたらどうだろう,ってのが最近思ってることで,ボチボチ結果が出ている(ので,調子に乗ってこんな記事を書いています)。
それっていわゆる「ホールから逆算して攻めろ」って話なんですが*1,「逆算」って言われるよりは「パー3ホールを作る」って言われた方が,イメージしやすいかなーと。
例えばね,近々ラウンドする予定の,新武蔵丘ゴルフコース13番パー4。
ストレートでちょい長めで,フェアウェイが途中で切れててそこから急な下り傾斜になってて,グリーンまではずっとラフ。割とよくある感じ。
こういうときに,「ドライバーで飛ばせるだけ飛ばして,あわよくばカート道で跳ねちゃったりして,次はウェッジでちょこんとグリーンに乗せよう」と考えるか,「とりあえずフェアウェイに置いといて,次は長めのアプローチ残るけどいいライから打とう」と考えるか,2通りあると思うんですよね。
どっちもアリだと思うんですけど,「すべてのホールはパー3」な考え方からすれば,「短いけどよく分かんないライで草も長いところから打つパー3」と「長いけど良いライから打つパー3」と,どっちがいいですか?っていう(あとは「ティーイングエリアがバンカーなパー3」とか)。それぞれのアプローチショットの成功確率(グリーンに乗るのを成功だとして)にティーショットの成功確率を掛け合わせて,それで数字の良い道を進めばいいんじゃないの?っていう。
僕の場合は「ドライバー苦手,アイアン割と得意」ってのは変わらないので後者の選択肢がいいって話になるんですが,しかもほら,日本のコースって左右が法面になってるから,ティーショット飛ばしたところで曲がっちゃうと2打目の距離コントロールが難しくなっちゃうじゃないですか。
あとこの「パー3」の考えで気に入ってるのは,自分に主体性があるというか,選択に積極性が感じられること。「逆算」っていうとなんかつまんない感じになるんですが,「パー3を自分で作るぞ」って思うと前向きに捉えられるというか……。
あと当然,ティーショットを打つ時点でアプローチショットのこと考えているわけですよ。だから2打目地点で「想定外」に直面してオロオロすることがあまりないし,あと7本セッティングでやってるから,手持ちのクラブの距離に合うように2打目を残す,とかね。
最近はそんなことを考えながらラウンドしています,って話でした。