Linkslover

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焦点のボヤケたラウンドだったが|鎌倉CC

エグゼクティブサマリー

鎌倉カントリークラブで「一人予約」のハーフラウンド。だったが,なんだか焦点のボヤケたラウンドになってしまった。が,同伴者に恵まれて楽しかった。

イントロ

先週の真名でのラウンドが18ホールのつもりが9ホールになって *1 消化不良だったので急遽このハーフラウンドを予約したんだが,その前日にレッスンで新しい動きを教わったり *2,当日朝に Nike VR Fly Pro ドライバーが届いたり *3 と,「スコアを狙う!」という集中力の欠ける,なんだかいろいろ試してみたいラウンドになってしまった。

ラウンド前の練習場で目一杯球打って,その新しい動きも確認し,新しいドライバーも確認し,いざラウンドへ…。

Play By Play

  • 1番パー5。5Wのティーショットは当たりはいいが思ったより右に出て右ラフに着弾(練習場ではドローが出てたのでそのつもりで打ったんだけど)。3打目ウェッジのハーフショットがグリーンオーバー,返しも大きく,とか「往復ビンタ」してるうちにダボ。
  • 2番パー4。5Wのティーショット,今度はフックして左ラフに。グリーン外したけど寄せワンでパー。
  • 3番パー3。95ydぐらいで超打ち上げ。SWでピンハイに打ってバーディー逃しのパー。
  • 4番パー4。短くて打ち下ろしで左ドッグレッグ。同伴者に「ワンオン狙って」ってそそのかされて5Wを強振したらトップスライスで右法面に。7iで飛びすぎてグリーン奥まで。急な左足下がりからは寄らずっていうかまた往復ビンタになったダボ。
  • 5番パー4。なんでこここんなに叩いたんだっけ。ティーショット右OBで,打ち直しもスライスしたけど右ラフで,次のショットが捕まらなくてバンカーとラフの境目のとこに埋まって,打ったら飛ばなくてバンカー入って,バンカーから出たけど全然飛ばなくて,ラフからチップして…,で2パットの9か。
  • 6番パー3。「打ち下ろし入れて135yd」って同伴者が言うのでPWで打ったらピンハイ。バーディー逃しのパー。
  • 7番パー4。5Wのティーショットはいい当たり。残り距離が中途半端で2打目はグリーン越えちゃったけど,寄せワンでパー。
  • 8番パー4。ティーショットも2打目もミスしたけど,3打目がベタピンでパー。
  • 9番パー5。ドライバーでスライスして右OB。打ち直しもトップスライスだったけどフェアウェイに。次のショットもまずまずだったはずだけど,アプローチでまた距離合わなかったのかなぁ。トリプル。

ということで,前のハーフラウンドと同じくパーは5個だったけど,それ以外が酷すぎた。ティーショットのミス3回,アイアンのミス1回,ウェッジのミス4回,不運1回,ってとこか。

パー3は今回もふたつともパーがとれたので,アイアンショットは良しとする。4番のティーショットは,つまらない攻めをするならレスキューとかで打つべきだったし,そういう攻め方をしないとパープレーは程遠いのかもしれない。ウェッジのミスはハーフショットの距離ミスで,グリーン奥から難しいのが残るって感じなので,練習量が少ないんだからせめて「外すとしたらどっちか(手前か奥か,右か左か)」を決めて打たなきゃダメだよな。

同伴者

そんなんでグダグダだったけど,楽しいラウンドだった。それはひとえの同伴者のおかげ。70代と50代のおふたり。

50代の人はシャフトが上から下までバシレウス,「今日は妻が那須の別荘にいったから」というので,明らかにリッチなお方。しかしただリッチなだけではなく,「昔は毎日300球打って,家の中でも20ydのアプローチと5mのパットが練習できるようにしていた」「娘には『パパ,プロになるの?』と言われた」というので,熱心な方でもある。ドライバーのヘッドに気をつけるべきポイントをマジックペンで書いたりしてたので,そういうのは熱意とカネがないとできないでしょうね(こちとらすぐリセールバリューを気にするので)。

そしてもう一方の70代のお方。「一人予約ランド」のプロフィールがこれだったので絶対に面白い方だと思ったけど,想像以上だった。

「昔はクラブもウェアも本間で,仲間からは『本間の回し者か?』って言われてた」とか,「昔はハーフで40出ると『なんで40なんか出ちゃうんだろ』って思ってた」とかいうツワモノで,確かに御歳74歳という年齢を感じさせるスイングではあったものの,ドライバーで当たれば220ydは飛ぶし,まさに「昔とった杵柄」という感じ。

それよりもすごいのは,とても勉強熱心というか好奇心旺盛で,「鈴木愛ちゃんのパッティングを試してみるね」とか,僕が素振りしてると「それってGGスイング?」とか,グリーン近くで「よーし,ロブショットで!」とか,いろいろお若い。でも一番印象的だったのは,グリーン外からの寄せで「これ寄せたいなー,パーとりたいなー」ってつぶやかれてたことですね。やっぱりそういう気持ちがないと寄らないし,パーとれない。

ということで,自分の練習量はまだまだだと思い知らされたのでした(もっとゴルフに時間を割くためのエクスキューズ)。