もとの記事のタイトルは「Swing Thought」(とりあえず「スイング哲学」としておきます)についてなんですが,要するに(ノーレンをご存知の方には説明不要な)あのプレショット・ルーティーンについてです。
短い文章ですが個人的には面白くて,というのも「主観と客観との違い」というののいいケースであることと,僕が今取り組んでいる動きの参考になるからです。後者について,ノーレン本人は「トルソーと手がクラブヘッドの先にありつづけながらダウンスウイングをする」と言ってますが,違う角度からみれば「右手首の背屈を保ったままインパクトを迎えて左に振り抜く」とも言えます(で,その感覚こそが,僕が今取り組んでいること)。
ソース
https://golf.com/instruction/alex-noren-swing-thought/ by Luke Kerr-Dineen, 27 July 2020
概要
ノーレンのスイング哲学は,オクラホマ州立大学時代に始まった。制御不能なプッシュドローに悩まされていたノーレンが,それを解消するためのこのルーティーンに行き着いて,フェードヒッターに変わった。
彼が意識しているのは(あるいは誇張している動きは),ダウンスウイングのあいだじゅう,トルソーと手がクラブヘッドの先にありつづけること。
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なぜこれをするかというと,手とトルソーがクラブヘッドの先にありつづけるので,手の動きを殺してクラブヘッドが閉じる動きを避けることができる。
下の写真でわかるように,実際のスイングは「感覚」とはまったく似ていないけれど,その「感覚」を強調することで,自分の望むようなスイングができ,そして望むプルフェードの弾道を実現することができる。
Feel vs. Real, Alex Noren edition. pic.twitter.com/3l0Yuj0sYS
— LKD (@LukeKerrDineen) December 13, 2018