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ぜんぜんわからない 俺たちは雰囲気でゴルフをやっている

ロリー・マキロイのロングインタビュー|Vol.3|Independent.ie

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ソース

Paul Kimmage meets Rory McIlroy Part Three: A curious Brooks Koepka text message, Major drought and Olympics revisited - Independent.ie by Paul Kimmage, 16 February 2020

拙訳

その思い出は,2016年7月にさかのぼる。Troonでの全英オープンを前にした,記者会見でのことだ。*1

最新の世界ゴルフラキングが発表された。ジェイソン・デイ,ダスティン・ジョンソン,ジョーダン・スピース,そしてロリーは4位。マキロイが最後にメジャーを勝ったのは18ヶ月も前のことだ。ナイフは鋭く研がれていた。「まだビッグ4の一員だね」と,ある記者がからかった。「でもリンゴになる危険があるね」。*2

1年後,怪我でシーズンを丸々棒に振ったマキロイのランキングは,11位にまで下がった。その1年後,彼はベイヒルでまた勝利し,8位にまで戻る。そして2019年7月,ポートラッシュで全英が開催されるまでに,彼はプレーヤーズ選手権で勝ち,カナディアンオープンで勝ち,そして3位としてビートルズ(”ジョージ”)に戻った。*3

その物語の曲折を予期していた人は少なかっただろう。ロイヤルポートラッシュでの激しい木曜日,自分が16歳のときに徹底的に打ちのめしたコースで,今度はキャリアなかで最高にぐうの音も出ない経験をした。10日後,メンフィスでの FedEx St Jude Classic で,マキロイの崩壊は続いた。ランキング1位のブルックス・ケプカに完敗したのだ。*4

ゴルフとは常にそうであったように,メンタルのゲームである。しかしメンフィスでの日曜日,ロリーも含めてそれほど多くはなかった。メンタルの扱いを知っているロリーだったが。テキスト。ブルックスから友人へ。大胆な予想。次に起こることが,より注目されることになった。*5

火曜日の朝,Genesis Invitational が開催されるロサンジェルスのリビエラカントリークラブ。世界1位のロリー・マキロイはプレーヤーズラウンジのソファに腰を掛け,メンフィスでのことやゴルフ界の頂点に復帰したことを語ってくれた。1位の座から退いたばかりのブルックス・ケプカは,向こうの部屋に友人たちといる。*6

ケプカはこちらに目をやり,ごく軽く挨拶を交わした。*7

「ロリー」。*8

「こんにちは,ブルックス」。*9

「どう?」*10

「いいよ。そっちは?」*11

「まあね」。*12

試合開始だ……。*13

10 メンフィス|Memphis

テネシー州メンフィス――ブルックスにロリーが立ち向かう,大試合。World Golf Championship-FedEx St Jude Invitational の日曜日の最終ラウンドは,四大大会チャンピオンを決める試合ではない。しかし,一大事だ。特に,30歳の北アイルランド人(マキロイ)にとっては。「ワクワクするね」と,マキロイ。TPC Southwind で54ホールを終えてケプカに1打差の首位。土曜日は8アンダーの62だった。ケプカは世界1位,過去3年でメジャー4勝をあげている。今,彼ほどの男はいない。*14

マキロイにとっては,自身が対抗馬以上であることを示す機会でもある。自らの精神的な強さのレベルを示せるかどうか。マキロイはときにそれができていない。プレッシャーが最高潮のときでもいいパフォーマンスができることを証明したい……。日曜日はまた,マキロイとケプカが初めて最終日に一緒にまわることになる。ある意味,メジャー以外ではツアー2勝しかしていないケプカにとっても,いい機会であろう。*15

Wyndhams Rewards の勝者にはさらに200万ドルの賞金が与えられる。金額はますます釣り上がる。「明日は楽しい1日になるよ」と,ケプカ。「いろんなものが懸かってる1日だね。たぶん」。とりわけマキロイにとっては。*16

— Brian Wacker, GolfDigest.com, July 27, 2019

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Brooks Koepka went head-to-head with Rory McIlroy at the World Golf Championship-FedEx St Jude Invitational and came out on top.

Paul Kimmage: ポートラッシュから戻ってきた日曜日の話を続けようか。日記に10ページぐらい書いたんだって?*17

Rory McIlroy: うん。*18

PK: 何を書いたの?*19

RM: ちょっと取ってくるよ……。*20

(すぐに戻ってきて,黒い手帳を開いた。)*21

RM: 「7月21日,日曜日。メジャーシーズン終わり。……自分のプレーにガッカリした。レギュラーツアーの大会ではいいプレーができていただけに。……レギュラーの大会では間違いなく快適なゾーンにいるのに,メジャーでも同じフィーリングになる必要がある。今年,どの大会も同じように捉えるようにした。ある意味うまくいったし,別の意味でうまくいかなかったけど。……結果なんてないようにプレーする必要がある」*22

「……今年は残り11大会」*23

「‥‥たぶん来年のマスターズまでには18から20大会。……日々の目標を設定。……もっと激しく。……FedEx Cup で勝つ。……プレーオフに向けてまだ最高の位置にいる。……世界ランキングで10ポイント以上改善。……読書を続ける。……ジャグリング。……とかなんとか。……よりより食事――最近ダラけてる。規律正しくない――」。*24

PK: もっと激しく。それって,批評家たちが言ってたこと?(「怒りの欠如,戦う姿勢の欠如,それが心配」)*25

RM: うん,でも激しさと怒りとはちょっと違う。*26

PK: こうも言ってたよね。精神が働きすぎるのはスポーツにとってよくないと。考えすぎることもよくない?*27

RM: そだね。分析しすぎることとか……。でも精神が働きすぎるのは,僕のゴルフの他の部分ではなかったことだよ――まぁパッチングではそうだったかも――,でもバランスをとることだよね。哲学的なやつは僕をいっぱい助けてくれたけど,でも激しさも同時に必要だね。もしかしたらちょっとボヤっとしすぎてたかも。*28

PK: ポートラッシュのあとでリセットした感覚が間違いなくあったと。*29

RM: そだね,とっても。それはまるで(笑)起こりうる最悪に出会った感じ――身内の人たちの目の前で面目丸つぶれでさ――それで気づいたんだ。「くそっ! そんなに悪くなかったぞ! 僕はまだ大丈夫だ」。*30

PK: (笑)*31

RM: 僕はちょっと漠然としすぎてた,注意しすぎてた,成功するためじゃなくて失敗しないようにすべてのことをやっていた。それが心の持ち方だった。「強気になるぞ。前向きにやるぞ。自分のやり方でやるぞ」。*32

PK: 日曜日の午後にフロリダに戻ってきたね。*33

RM: うん,新しい家で過ごす最初の夜だった。建築は常にストレスフルで,完成までに2年かかった。だからようやく引っ越せてとても良かったよ。なので,メンフィスに向かうとき,とてもハッピーな気分だった。ポートフォリオでは最高の結果ではなかったけれど,でも新しい目標を設定したんだ。*34

PK: いつ発ったの?*35

RM: 火曜日の朝。*36

PK: ということは,新居では1日だけ?*37

RM: 二晩ね。ゴルフというゲームの素晴らしいところは,すぐまた試合に戻れるところ。常に翌週があるからね。それにまぁ,メンフィスでのWGCは全英ほど重要ではないけれど,その週ではいちばん大事な大会だし,自分の居場所を確認するいいテストだった。3ラウンドプレーして1打差の首位で最終日を迎えた。*38

PK: そしてブルックスとの組み合わせ。*39

RM: そだね。*40

PK: 君の方が1歳年上?*41

RM: うん。*42

PK: でも2012年の Olympic Club で,君は14回目のメジャー,彼は初出場だったね。*43

RM: そだね。当時彼はヨーロピアンツアーでプレーしていたね。アメリカの連中の多くがたどる道とは違う道をたどってきているよね。2014年にパインハースト(Pinehurst)で一緒に練習ラウンドをしたのを覚えてるよ。*44

PK: どうしてそうなったの?*45

RM: よく覚えてないんだ。*46

PK: リッキー(ケプカのキャディー,リッキー・エリオット,ポートラッシュ出身)を通じてじゃないの?*47

RM: あぁ,そうかも。*48

PK: ケプカのプロファイルが1年後の Golf Digest でこうなってた。「ケプカがフェニックスで勝ったあと,マキロイがこうツイートした。『僕のケプカ,PGAツアー初優勝超おめでとう! すぐジュピターで会って,お祝いの飲み会しようぜ』」。当たり? ハズレ?*49

RM: ツイートは本当だけど,飲み会はしなかった。*50

PK: (笑)それでもまぁ,君はずっと彼にはよくしてるって言えるかな?*51

RM: とてもそう思うよ。*52

PK: こないだの6月,一緒のテーブルだったんだって? ペブルビーチでの全米オープンの前のチャンピオンズディナーで。*53

RM: そう。「若者たち」のテーブルね。僕とエリカがいて,ジョーダン(・スピース)とアニーがいて,そしてブルックスとジェナがいた。楽しかったよ。自宅に二組のカップルを招いて,一緒にディナーしてる感じだった。僕たちが最後までいたと思うよ。*54

PK: タイガーもいた?*55

RM: うん。*56

PK: そこにタイガーがいるって想像できないんだけど。*57

RM: 彼は年上の人間(とつるむの)が好きだね――若いときに一緒にプレーしてきたような人たちとさ,最初にツアーに出てきたときに。タイガーは若い連中ともいい関係を築いているけど,でもそういうときには年上の人らの方に向かいがちかな。すごく社交的に振る舞えるんだ。いろんなことをたくさん知ってるよ,タイガーは。*58

PK: 何を話すの? ゴルフ以外のこと?*59

RM: いや,まったく。他のスポーツ……コースはどうだとか……女子たちはみんなうまくやっていて,素敵な夜だったよ。*60

PK: それでブルックスは? メジャーに勝ってから態度が変わったと思う? 最近はふんぞり返って座ってるの? たまにすごい無愛想だからさ。*61

RM: うーん,何を話していたかな。それが彼の気質だから。*62

PK: 確かに。*63

RM: 彼はロープの外だと愛想がいいんだけど,でもすごく負けず嫌いだよね。でも彼が誰かに悪く当たりたいと思ってはいないと思うよ。それよりも,「あいつは65を出すなら,俺は64を出したい」って感じだと思う。それはいいことだと思うよ。でも変化については……変わってないとしたら,そっちの方が驚きだよね。だって僕も変わったから。周りの環境とか状況に,自分を合わせて変えなきゃいけない。ブルックスがやったのはそういうことだよ。*64

PK: オッケー,じゃあメンフィスに行こう。木曜日,君は69を出して彼は68だった。金曜日はふたりとも67。土曜日は彼が64で君が62。最終日は,君が1打差の首位で迎える。*65

RM: はい。*66

PK: どういう心理状態だった?*67

RM: オッケー,ちょっと前置きをすると……,その週はマイケル(彼のコーチ,マイケル・バノン)といっぱい電話で話したんだ。なんとか試合を作れているけど,スラスラって感じじゃなかった。*68

PK: まじか,土曜日に62出してるのに?*69

RM: うん,だよね,ほんとに。やばいよね! だけどさ,7番アイアンのドローをうったら200ヤードで,7番でカットしたら175だったんだ。でもインサイドから入りすぎてて,ボールが左にいかないようにフェースターンを抑えなきゃいけなかったんだ。*70

PK: オッケー,ごめん,心理状態だね。*71

RM: うん,それで最終ラウンドに出て,僕の心理状態は……また別のラウンドだぞ……最高の機会だ……いいプレーをするようにしよう。それでその日はやっつけられた。ブルックスは65だったし間違いなく素晴らしいプレーだったんだけど,でもそれよりも思うのは,僕は彼の激しさとか欲望に敗れた。僕はリラックスしすぎてた。「うん,そうでしょ,起こることは起こるんだ」って。正しい心の持ち方ができなかった。*72

PK: あとの記者会見で話さなかった?*73

RM: 話してない。すぐにシカゴに飛んでエリカに会ったよ。*74

PK: 彼に敗れるのは,どれだけ傷ついた?*75

RM: 問題は彼じゃないんだ。ゴルフで他の人はまったく関係ないんだ。僕は自分自身から最高のプレーが出せなかった,いちばん傷ついたのはそのことなんだ。おかしかった……飛行機を降りて携帯をチェックしたら,メッセージがまったく届いてなかった。オヤジからもオフクロからも,友達からも。それで彼らに言ったんだ。「気にしないで。僕はいつも君らからの連絡がほしいんだ」。*76

PK: でも彼らは知ってた?*77

RM: うん。*78

11 「ヤツを潰してやるぜ」|‘I’m going to crush him’

一流のアスリートは,自分の領域を守るためには,手にしている道具を頼るだけではない。時宜を得たジェスチャーやポイントをついたコメントは,アリーナでの振る舞いと同じぐらい,ライバルたちの自信を揺らがせる。ロジャー・フェデラーはその最たる例。時に彼は,勝利を納めた相手のプレーヤーが,生涯最高のプレーをしたことを称える(つまり,僕を倒すためには生涯最高のプレーをする必要があったということだ)。タイガー・ウッズは,ゴルフにおける心理作戦を最もうまく遂行している。なので彼は,Bethpage Black でブルックス・ケプカの洗練された黒魔術にかかることはないだろう。*79

大会前の記者会見のことではない。そこでケプカは,メジャーで勝つのは通常のPGAツアー大会より簡単だと述べた。そうではなく,ケプカの一流たるゆえんは,ウッズ自身を微妙に攻撃するその様に現われた……。木曜日の朝の練習場で,タイガーの周りには十分なスペースがあった。ケプカが到着した。見慣れた彼の自信たっぷりな態度。乱闘ではなく,他の誰かが崩れるのを待っているのに備えている男の姿だ。*80

ケプカはウッズのすぐ右の打席についた。タイガーの目に,否応なしに入ってくる。彼はタイガーに,その日直面することになる火力をまざまざと見せつけたかった。結果,9打の差をつけて終えた。*81

— Eamon Lynch, Golfweek, May 19, 2019

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Rory McIlroy bounced back from disappointment in Memphis to win the Fed-Ex Cup ahead of Koepka.

PK: メンフィスのあとで1週間休んだんだよね。*82

RM: そう。エリカが誕生日旅行を計画してくれて,その週だけが旅行に行けたんだ(彼は5月に30歳になった)。シカゴに Alinea ってレストランがあって,何年もそこに行きたかったんだ。僕の人生で最高のディナー体験だったよ。*83

PK: それからニュージャージーに向かって,プレーオフシリーズの初戦に備えた。*84

RM: そだね。*85

PK: 月曜日に君は,Arcola Country Club でショーン(彼のマネージャー,ショーン・オフラハティ)とチャリティイベントに出た。そこでメンフィスについて話して,君がちょっと気が抜けていることに彼は気づいた。ラウンドの最初から彼はあるものを握っていた。彼が見た,とあるテキストメッセージ。メンフィスの最終ラウンドの前にケプカが友人たちに何を話していたか。*86

RM: なんて言ってたか……*87

PK: 「奴を潰してやる。」*88

RM: (間があって)*89

PK: 「奴を潰してやる。」*90

RM: (間があって)*91

PK: 「奴を潰してやる。」*92

RM: そうだよ。クソみたいにそうされたよ。*93

PK: (笑)*94

RM:(笑)*95

PK: 今何を思ってる?*96

RM: そうね,ブルックスと僕はずっとかなりうまくやってきたよ――今もそうだけど――,でも彼は明らかにそういう心理状態に持ってきてたよね。「俺とあいつだ」って。それにいいことじゃないかな。それに僕のことを高く評価してたわけでしょ。でもそうでもないか,僕を潰すって言ってたんだったら。*97

PK: それだけじゃないでしょ,考えたのは。*98

RM: いや,それをパーソナルなものには決してしないけど,でもそこにはちょっと,「オッケー,君がそうしたいんだったら,僕もそれに乗っかるよ」みたいな。*99

PK: 冷めた感じで言ってるね,それ。*100

RM: そだね。*101

PK: そうは思わなかった。*102

RM: アトランタの数週間後にはそうは思わなかった。違うね。でもショーンがそれを言ったとき,僕は怒らなかった。でもそれをある意味,褒め言葉に受け取ったんだよね。僕について言ったことをさ。大会についてじゃなくて(笑)。僕を脅威だと見てたわけだから。でも僕は決してそういうタイプには……。*103

PK: 「クソっくらえ,ブルックス!」*104

RM: ない。*105

PK: そういう気質じゃない。*106

RM: じゃない。*107

PK: 敵対はしない。*108

RM: しない,まったく。*109

PK: 続けて。*110

RM: (笑)敵対を避けるために,力の限りできるだけのことはするよ。すごく居心地が悪く感じるんだ。敵対的にならなきゃいけないときもあるけどさ,もちろんそれはライダーカップのときとかだけど,でも好んでやってるわけじゃない。喧嘩に巻き込まれたこともないし,学校に喧嘩を求めて行ってたわけでもない(笑)。自分のやるべきことに集中して,トラブルから遠ざかろうとしてるんだ。*111

PK: 君のお父さんも同じだと。*112

RM: (笑)。100パーセントその通り。*113

PK: お母さんは?*114

RM: オフクロはもうちょいつっけんどんかもね。*115

PK: 面白い。*116

RM: うん。繰り返すけど,ゴルフは決して他の人がどうこうじゃない。常に自分自身の問題なんだ。誰かが何を言うかは関係ないし,その人の態度とか手法とかもどうでもいい。自分ではコントロールできないでしょ。だからそれが,敵対的じゃない人間として,ゴルフが合ってる理由じゃないかな。自分の仕事をしにいくだけで,他の誰かを気にする必要はない。*117

PK: 2日後,君はニュージャージーでの予選2日間をブルックスとプレーすることになる。*118

RM: そだね。*119

PK: スコアいくつだった?*120

RM: 覚えてないな。*121

PK: 彼のスコアは?*122

RM: わかんない。*123

PK: 知らないの?*124

RM: 知らない。*125

PK: 彼より4打良かったって記憶に残ってないの?*126

RM: うぅん……,ない。*127

PK: 次の日は?*128

RM: 覚えてない。*129

PK: 君が68。彼が70。*130

RM: なるほど。*131

PK: でもそれも記憶に残ってない?*132

RM: ない。まだ大会の最初だし,自分のことをやるだけだから。*133

PK: テキストメッセージのことは覚えているけど?*134

RM: うん。*135

PK: そして何も変わらない?*136

RM: なんで変わらなきゃいけないの? どうして何かが変わったりする? 彼が友達に「俺があいつをボコボコにしてやるぜ」ってテキストしたからってさ。それが彼の負けず嫌いが気質なんでしょ。だから僕は……,ヤワすぎるのかもしれないけど。*137

PK: (笑)*138

RM: 僕には関係ないなぁ。*139

PK: 彼には関係あると思う?*140

RM: きっとね。でも僕らは物事の捉え方が違うよ。僕はキャリアのすごい最初のころから学んだからね。何事も真に受けるなって。そして何事も真に受けなかったら,人生は簡単になるよ。*141

PK: ニュージャージーで君は6位タイだった。彼は30位タイ。1週間後のメダイナで君は19位で彼は24位。さてついに,アトランタでのツアー選手権だ。1年前にタイガーとまわって崩れた場所。今度は FedEx Cup の1500万ドルが懸かっている。*142

RM: うーむ。*143

PK: 初日はジョン・ラームとの組。2日目はジャスティン・トーマス。3日目はザンダー・ショフレとのラウンドだったけど,日没順延になった。*144

RM: 6番グリーンの奥に打ったばかりで,イーグルパットだっていうときに,ホーンが鳴ったんだ。*145

PK: それで次の日の朝8時にプレーが再開する。*146

RM: そだね,たぶんその段階でその日1オーバーだったと思うんだけど,だから2パットでバーディーを取りたかった(実際にそうした)。でもいちばん大きかったのは,次のティーショット。7番ね。それが基本的にはタイガーとのラウンド(2018年)で事実上試合が終わったティーショットだったから。でもそこでもまたバーディーがとれた。あれは大きかったな。*147

PK: それで首位には1打差で最終日を迎えることになった。*148

RM: そだね。*149

PK: そして同伴はブルックス。*150

RM: うん。*151

PK: それで何か違った?*152

RM: そだね,違ったよ。*153

PK: 最終ラウンド開始までどれぐらい時間があったの?*154

RM: うーん……,2時間半,3時間かな? でもそれを別の日だって思わなきゃって感じたんだ。ランチをとって,フィットネストレーナーに乗って,できるだけ頭の中を空っぽにした。それからクラブハウスに戻って着替えて,トイレに行った。ドアを閉めて,携帯から iBooks を取り出して,ハイライトしてた箇所を見つけたんだ。アラバマのサッカー監督のニック・セイバン(Nick Saban)について。*155

PK: Ryan Holiday の本?*156

RM: そう。セイバンはいつも言ってる。「プロセスに集中しろ,プライズ(賞金)じゃなく」。そしてそれが心に響いたね。だってものすごいのが懸かってたでしょ。ブルックスを倒すのと,1500万ドルのチャンスが。だからそれが,その日1日のちょっとしたお経になったよ。*157

「プライズじゃなくプロセス」。*158

「プライズじゃなくプロセス」。*159

「プライズじゃなくプロセス」。*160

12 相手が低次元でも……|When they go low . . .

アトランタ――ロリー・マキロイが日曜日に FedEx Cup で勝利。East Lake で行なわれたツアー選手権で,ブルックス・ケプカを退けた。同時に,1位に与えられる1500万ドルも手にした。首位に1打差で迎えた最終日,7番でバーディーをとって首位に立つと,そのままケプカとショフレを寄せ付けなかった。マキロイは4アンダーの66で締め,ショフレに4打差をつけた。彼はタイガー・ウッズと並んで,2007年に FedEx Cup が始まってからふたりめの複数回優勝者となった。*161

そして今回は,マキロイの舞台となった。1年前,彼は最終組でただの引き立て役として,タイガー・ウッズの復活優勝に華を添えただけだった。しかし今回,East Lake の歓声は彼に向けられた。*162

「最高だね」と,マキロイ。「去年の18番グリーンに向かったときのあの歓声,楽しんでいなかったのは僕だけだと言わざるをえない。最悪のプレーだった。最終組にいて,タイガーを本気にさせることができなかった。今日は世界ランキング1位のプレーヤーを相手にして,彼にはメンフィスで負けている,だから今日はリベンジのようなものをしたかったんだ。ああいうプレーをブルックスの隣でできて,勝てて,FedEx Cup も手にした。うん,凄いことだよ。1年でこうも大きく変わるなんて,ビックリするね」。*163

— The Associated Press, August 25, 2019

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Rory McIlroy won four times on the PGA Tour in 2019.

PK: それで君らは1番ティーから並んで下りたけど,絡み合ったりはしなかった。*164

RM: うん,でもまた言うけど,彼との戦いにはしたくなかったんだ。タイガーにはそうしたけど,でもうまくいかなかった。なので自分自身に集中したんだ。自分のできることにね。*165

PK: でも会話もしてなかった?*166

RM: してない。僕自身に集中してたからね。それが僕の激しさであって,それは……*167

PK: 彼に向かったものじゃない?*168

RM: 違う。でも「ナイスショット」とかは言ってたよ。ゴルフのラウンドで普通することは全部やってたけど,でも彼と絡み合ったりはしなかった。そうする必要があったんだ。メンフィスでもそうする必要があったけど,でも僕は学習した。*169

PK: 5番まで全部パー。6番でバーディーだけど,7番ティーではまだ1打差で追ってた。*170

RM: そう。6番から歩いているときに,そのティーショットのことを考えてた。East Lake ではずっと苦手なティーショットだったから。1年前タイガーとのときは,ドライバーがハザードにいってダブルボギーで,タイガーとは4打差あってチャンスがまったくなかった。それとは違って今年は,ブルックスがドライバーを抜いて左に引っ掛けてダブルボギー。僕は3番ウッドを手にしてバーディー。1打差で追う立場から2打差でリードした。*171

PK: もうちょっと詳しく話してくれる? 君はこのティーショットのことを考えていた。すべきことが分かっていた。実際に何をしたの?*172

RM: フルスイングできる番手で打ちたかったんだ。午前中はドライバーで打ったけど,最終ラウンドのときは暑かったし,アドレナリンも出てから。だからハリーに言ったの。「3番ウッドで行くってどう思う?」って。ハリーは「とってもいいと思うよ」って。それでど真ん中に打ったんだ。すごく自由に打ったね。特に彼が打ったのを見たあとでさ。そしてそれが大きな瞬間だった。実際,それこそが求めていた瞬間だったんだ。それまでに取り組んでいたことがすべて試されるからね。*173

PK: 勝ったことにどれぐらい満足した?*174

RM: とてもね。お金のことなんか屁とも思わなかったよ。*175

PK: (笑)*176

RM: 誓って言うけど,前もそうしたから,僕はそれを手にした。奴らは手にしてない。だから彼らはそのことを考えてて,僕はそうじゃなかった。僕は1年前のタイガーとのことを考えてた。読んだ本のことを考えてた。お金のことは僕にとってまったくどうでもよかったんだ。僕にとっては証明すること,克服することだったんだ。*177

PK: そしてブルックスと対戦することは?*178

RM: うん,あとで彼を称えようとしたんだ。言ったのは,「僕が彼を倒したかったら,あるいは僕が世界一のプレーヤーになりたかったら,もっと彼みたいになる必要がある」って。僕は常に自分なりに行こうとしている……,「思いやりがある」って言葉でいいのかな?*179

PK: いいスポーツマン。*180

RM: うん,それに礼儀正しくいたいんだ。長い人生だし,ゴルフの大会で勝つこと以上に大事なことがいっぱいあるでしょ。それで繰り返すけど,こういうとみんな「あいつは従順すぎる,あいつは気にしなすぎだ」とか思うでしょ。みんな知ってる以上に僕は気にしているんだけどね,ただそれは……,ゴルフ以外の側面も僕の人生では同じぐらい大事ってことなんだけど。*181

PK: そこにライバル関係はない? ファンはライバル関係を望んでいるんだけど。*182

RM: だとしたらゴルフを見るべきじゃないよ。*183

PK: その通りだね。*184

RM: ほら,テニスではあるでしょ……,フェデラー,ジョコビッチ,ナダル……,彼らは何度も対戦してて,そうやってライバル関係って作られる。でもゴルフっていう競技は,そういうふうにはなってないんだよ。*185

PK: でもライバル関係みたいなのはったでしょ。ニクラウスとワトソン,ファルドとノーマンとか?*186

RM: いや,素晴らしい決闘はあったよ。77年のニクラウスとワトソン,96年のノーマンとファルド。でも決闘がひとつふたつあったからって,ライバル関係とは呼ばないよ。そうやって名前を並べるけど,どれだけ彼らが最終ラウンドで対決した? 10大会に1回とかでしょ。*187

PK: それについてブルックスが韓国で言った言葉がある。「俺がPGAツアーに出てから,なんだ,5年か。そのあいだロリーはメジャーで勝ってないっしょ。だったらライバル関係とは思わないね」。それに対して君はこう答えた。「ブルックスが言ったことは間違ってないよ。彼は世界最高のプレーヤーだった,過去数年間は。僕が(メジャーで)しばらく勝ってないって思い出させてくれなくてもよかったけど。でもブルックスのことは大好きで,最高のヤツだと思うよ。それに超負けず嫌いなのは,みんな同じだと思う」。*188

RM: うん。*189

PK: なんて君は品がいいんだろう。*190

RM: うーん。*191

PK: でも君の大好きなゴルフライターを引用するよ。*192

RM: 誰それ?*193

PK: シプナック(Alan Sipnuck)。*194

RM: おい,ちょっと!*195

PK: 彼はファンの気持ちを代弁してくれるからね。「ロリーの返答にはものすごくガッカリした。上品で外交的にしてる場合じゃないのに。ブルックスは彼の人間性に挑んで,そしてマキロイはリツイートした」。*196

RM: うん,まぁ,何が期待できるっていうの。彼は基本的にゴシップライターでしょ。*197

PK: (笑)*198

RM: まじで。何が期待できる? 「上品で外交的にしてる場合じゃない」? いつが上品で外交的にしてる場合じゃないの? でもまぁ,僕の趣味じゃないね。相手が低次元でも,こっちは品位を保つだけさ。*199

13 人生における女性たち|The females in his life

「マキロイはオリンピックでイギリスではなくアイルランドを選ぶ」*200(Reuters)

「マキロイはイギリスチームを拒否」*201(The Times)

「マキロイはオリンピックでUターン,アイルランドを代表してプレーする」*202(The Sun)

「ロリー・マキロイはアイルランドにとどまる」*203(The Irish Times)

「ロリーや東京オリンピックでアイルランドを代表することに興奮」*204(Irish Examiner)

— 東京オリンピックに向けた決断に対する各紙の見出し*205

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Rory McIlroy says winning the Open Championship in 2014 with his mother Rosie in attendance was his golfing moment of the decade.

PK: よし,オリンピックについて話してよ,ロリー。このことについて以前話したのは2016年12月。リオには行かないって決めた数カ月後だね。君はこう言ってた。「オリンピックにゴルフが戻るって発表されたとき,2009年かそこらに,自分は何者なんだっていう問いを自分に投げかけなきゃいけない状況に,突然置かれた。僕は誰だ? どこ出身なんだ? 僕の忠誠心はどこにある? 誰のためにプレーするんだ? 誰を顔にいちばん泥をかけたくない? それを不快に思い始めた。実際に不快に思う。僕をこういう目に合わせるオリンピック競技を不快に思う。それが僕の心情で,それがいいか悪いか,それは僕の感じ方だ」。*206

RM: うん。*207

PK: いつ気持ちが変わったの?*208

RM: 他の人の意見じゃなくて,自分自身について考え始めたときかな,変わったのは。他の人が何を言ったかで意思決定するような人生は送りたくない。あるいは他の人が何を思ってるかでね。そういう人はどのみちそう思うんだから。半分の人に気に入られて,半分の人に嫌われる。だからといって,いままで経験したことがないことを経験する足枷にはしたくない。*209

PK: なるほど。*210

RM: それに,日本でのオリンピックはブラジルでのオリンピックよりも僕にとって魅力的だよ。ゴルフの国だからね。ゴルフ文化があるから。最高の雰囲気になると思うよ。*211

PK: こういうことも言ってるね。「ジャスティン・ローズが勝ったすぐあとにテキストメッセージを送った。まだそのメッセージを消してないと思う。『やったな。僕も嬉しいよ。君にとってどれだけ意味があるか分かった。おめでとう』。彼は言った。『ありがとね。ここにいるみんなが,君が残念に思ってるかどうか知りたがってるよ』。僕は言ったんだ,『ジャスティン,僕が表彰台で国旗掲揚のときアイルランド国歌かイギリス国歌を聴いていたら,どっちにしろ居心地が悪く感じると思う』って。どっちの国歌も知らない。どっちの旗にも繋がりを感じない。旗についてのことにはしたくない。それから離れようとしているんだ」。*212

RM: うん。*213

PK: でもオリンピックってすべて旗についてでしょ。ほとんど旗についてだけなんだよ! 勝者はみんな旗にくるまって,国中が盛り上がる。それがオリンピックの本質だよね。「競技に出て,棒のてっぺんに自分らの旗を掲げる。それで自分たちを最高に感じる」。*214

RM: (うなだれて)知ってる。*215

PK: (笑)じゃあなんでまた,オリンピックに出ようと思ったわけ?*216

RM: だよね。なんかさ……,いいよ,多くの人にとっては,旗だし国歌の誇りだし愛国心だしそういうクソみたいな話でしょ。でも,自分がどこ出身かっていうのはとても大事なことで,クソなんかじゃないよね。間違いなく僕はアイルランドの旗のもとでプレーするし,もし僕が表彰台に上ったら,あるいは優勝したら,みんなハッピーだろうし,それは素晴らしいことだよね。でもオリンピックに出るっていうことは,僕にとってはそういうことじゃないんだ。僕がプレーするのはそういう理由じゃない。素晴らしい体験をしたいから,僕はプレーするんだ。それって自分勝手に聞こえるかもしれないけど,でも僕はそう感じているんだ。*217

PK: なるほど。*218

RM: 僕は三色旗の周りで飛び跳ねたりはしないだろうし,できるだけニュートラルでいるつもりだよ。なぜならそれが,自分が育った家だし場所だし,自分がずっとそうであったから。僕はどこのっていうより世界の一市民だと感じるんだ。アメリカで家をつくった。北アイルランドで生まれ育った。アイルランドを代表する。複雑な力学だよね。それでまた,意見がコロコロ変わるとかヤワだとか言われるかもしれないけど,知ったこっちゃない。*219

PK: (笑)*220

RM: 僕は他の人の言葉を気にしすぎてた。だから,オリンピックに関しては,自分ができるすべてのことをしたい。どうして他の奴らが経験して,僕がしないなんてことがある?*221

PK: シェーン(・ラウリー)と一緒に出るのはプラスになる?*222

RM: ものすごく大きなプラスだよ。それにニール・マンチップが監督なのも,すごく大きいね。*223

PK: よし,楽しいことについて話そうか。痛みについてばっかり話したからね。2018年のマスターズでの痛み。アトランタでタイガーとの痛み。ポートラッシュとメンフィスでの痛み。批評家がどの痛みをどう解釈したか。*224

RM: (笑)そだね。*225

PK: 君の勝利,去年のプレーヤーズとかカナディアンオープンについては,ほとんど話してなかったね。アトランタはブルックス絡みだったし,中国での去年の4勝目については君は一言も話さなかった。そこで質問。勝っても同じような声が上がる? それとも何年かして変わった?*226

RM: いや,上がる声は同じだよ。出てってトロフィーもらって,みんあが見てないとこの実りを収穫する。氷山の8分の1だけだよね。ハードワークは水面下にある。だから報われたときはほんと気分いいよ。それが報い。とても報われた気分になるんだ。*227

PK: タイガーがそれを言ってるのを聞いたことがある。*228

RM: うん,それに,最も成功している人たちはそうしてるって言うこともできるよね。僕はそうじゃないけど。僕は間違いなく,「負けるのが嫌い」ってよりは「勝つのが好き」ってタイプ。負けるのは人生の一部だからね。自分より他の誰かがうまくやれるってことを受け止める術を身につける必要がある。僕らのゲームでは,正しい側にいるより間違った側に行っちゃうことの方が多い。だからこそ,自分が正しい側にいるときを,本当に大事にしなきゃいけないんだ。*229

PK: アトランタでの勝利は,去年いちばん大事に思ったこと?*230

RM: アトランタは報われたって感じだよね。メンフィスでの最終ラウンドとか,ポートラッシュが終わったあとで FedEx Cup を目標に定めたこととかを考えるとさ。だからそれが達成できたのは,ものすごい大きかった。僕のキャリアにとっても,僕の自信にとっても。世界ランキング1位のプレーヤーと出ていって,彼を倒した。変な感じだけど,2013年のオーストラリアンオープンに似た感じだったんだ。アダム・スコットはマスターズチャンピオンで,世界ナンバーワンプレーヤーだった。僕は難しい1年を過ごしていた。でも僕らは一緒に最終ラウンドに出ていって,僕が勝った。それが2014年の信じられシーズンに繋がった。アトランタも似てた。信頼とか,自信という点でものすごく大きかった。これからの自分にとってすごく大きい。*231

PK: なるほど。*232

RM: それにゴルファーの心理状態ってのは,常に将来を見てる。それに自分は積み木だ。ツアー選手権でブルックスに勝った? 「それを利用しよう」。中国でプレーオフでザンダーに勝った? 「それを利用しよう」。こういう素晴らしい勝利とか素晴らしい経験とかがあって,そういうのがすべて自分の実になるんだ。オークモントでの経験がポートラッシュでシェーンの役に立ったように。*233

PK: 面白い乗り物だね。*234

RM: そうだね,でもほとんどのキャリアが,アップダウンあるでしょ。タイガーについていっぱい話したけど,これはどう? タイガーは30代のときにマスターズに勝ってないんだよ! 29歳のときに勝って,その次が43歳のとき。*235

PK: (笑)それは狂ってるね。*236

RM: そう,だから長いキャリアなんだよ,ゴルフは,それに1年のうちメジャーのある4週間に自分のベストを出そうっていうのは(間があって)……,それは成長曲線で,何をしているのか常に探し求めているし,ずっとそうなんだと思う。でも次の偉大な10年に向けた準備はできてるつもりだよ。*237

PK: 水平線上に何が顔を出しているか,思い出させる必要ないよね。マスターズについての質問が,2ヶ月。*238

RM: (笑)そだね。*239

PK: その前の週はピリピリするっていつか言ってたよね。*240

RM: うん,でも「昔は」って付けると思うよ。前はそうだったし,今もたまにある。でもそれでうまくいったことがない。だからリラックスするようにするんだ。*241

PK: オッケー,では最後の質問。ポートラッシュの金曜日と人々,君の人々が君を抱きしめたのが,1年で最高の瞬間って言ったよね。*242

RM: そだね。*243

PK: では,世紀のゴルファーが選ぶ,この10年で最大の瞬間は?*244

RM: うーーーん(長い間があって)……本気で?*245

PK: そう。*246

RM: たぶん結婚したとき。それが僕にとっての,この10年で最大の瞬間だった。この10年で自分がしたことをすべて振り返ると,それが最高だった。もしゴルフに限って言うなら,全英の優勝って言うかな。オフクロがいたから(マキロイのが母親の目の前で勝ったメジャーはこれだけ)。だからそのふたつ(笑)……ぜんぶ人生における女性たちに戻るね。*247

PK: (笑)*248

RM: うん,なんとまぁ,僕らはアッシュフォード城で結婚して,すごくいい時間だった。史上最高の週末だったね。セルジオには彼のグリーンジャケットを着させたんだよ。*249

インタビュー全編

*1:The memory dates to July 2016 and a press conference he gave before the Open at Troon.

*2:The latest world golf rankings had just been published: Jason Day, Dustin Johnson, Jordan Spieth and Rory at four. Eighteen months had passed since he’d last won a Major and some knives were being sharpened. "You're still a member of the big four," a journalist quipped, "but you're in danger of becoming Ringo."

*3:A year later, after a season plagued by injury, he had slipped to No 11. A year after that, he had won again at Bay Hill and had climbed to Number 8. And by July of 2019, when the Open returned to Portrush, he had won the Players Championship and the Canadian Open, and was back in the Beatles (“George”) at Number 3.

*4:Few would have predicted the twist in the tale. On a blustery Thursday at Royal Portrush, a course he had brought to its knees as a 16-year-old, McIlroy endured one of the most numbing experiences of his career. Ten days later, at the FedEx St Jude Classic in Memphis, the meltdown continued when he was trounced by the world No 1, Brooks Koepka.

*5:Golf is and always had been a mind game, but that Sunday in Memphis, there weren’t many including Rory, who knew how it was being played. A text. From Brooks to friends. A bold prediction. It made what happened next remarkable.

*6:It's Tuesday morning at the Riviera Country Club in Los Angeles on the eve of the Genesis Invitational. Rory McIlroy, the world number 1, is sitting on a sofa in the players’ lounge, talking about Memphis and his return to golf’s summit. Brooks Koepka, the man he’s just deposed, has joined some friends across the room.

*7:The American glances across and there's a brief exchange of pleasantries.

*8:“Rory.”

*9:“Hello Brooks.”

*10:“All good?”

*11:“All good. You?”

*12:“Yeah.”

*13:Game on . . .

*14:Memphis, Tenn — Big Game Brooks versus Rory the Resilient. Sunday’s final round of the World Golf Championship-FedEx St Jude Invitational isn’t to decide a major championship. But it is a major opportunity — especially for the 30-year-old Northern Irishman. “It is exciting,” said McIlroy, who leads Koepka by a stroke through 54 holes at TPC Southwind after an eight-under-par 62 on Saturday. He’s the number 1 player in the world, four majors in the last three years. He’s the man right now.

*15:It’s also an opportunity for McIlroy to prove that he’s more than resilient. It’s a chance to show a level of mental toughness that at times has been missing and prove he can perform when the pressure is at its highest . . . Sunday will also mark the first time that McIlroy and Koepka have been paired in the final round, and in some ways the round is an opportunity for Koepka, who has just two non-major wins on tour.

*16:Throw in an extra $2 million to the winner of the Wyndhams Rewards competition, and the stakes become much higher. “It will be a fun day tomorrow,” Koepka said. “There’s a lot, I guess, on the line and a lot to play for.” Especially for McIlroy.

*17:Stay with Sunday and the flight back from Portrush. You said you wrote about ten pages in your journal?

*18:Yeah.

*19:What did you write?

*20:I’ll go and get it . . .

*21: (He returns a moment later and opens a black notebook.)

*22:“Sunday, July 21. So, major season over . . . Disappointed with my play considering how I played some of the regular tournaments . . . Definitely in my comfort zone at regular stops, need to create a similar feeling at the majors . . . Tried to treat every tournament the same this year, while it worked in some ways it didn’t help in others . . . I need to play as if there is no consequence

*23:. . . Eleven events remaining this year

*24:. . . Probably 18 to 20 before next year’s Masters . . . Set daily goals . . . Bring some more intensity . . . Win the FedEx Cup . . . Still in a great position heading into the play-offs . . . Improve my world ranking to 10-plus points . . . Keep reading . . . juggling . . . blah, blah, blah . . . Better diet — got lazy, not disciplined.”

*25:Bring more intensity. Isn’t that what (some of your critics) were talking about? (“The lack of anger, and the lack of fight, seems worrying”)

*26:Yeah, but there’s a difference between intensity and anger.

*27:You’ve also made the point that an over-active mind is not good for sport. It’s not good to think too much?

*28:Yeah, to be over-analytical or . . . I’ve never had that over-active mind with other parts of the game — well, maybe with my putting — but it’s finding that balance. A lot of the philosophical stuff has helped me but you need a bit of intensity as well. And I was probably being a bit too wishy-washy.

*29:So there’s a definite sense of you resetting after Portrush?

*30:Yeah, big time. It was almost like (laughs) I had seen the worst that can happen — falling flat on your face in front of your home people — and realised, ‘Fuck! It wasn’t that bad! I’m still okay.’

*31: (Laughs)

*32:I had been too tentative, too careful, doing everything not to fail rather than to succeed. So that was the mindset: ‘I’m going to be aggressive. I’m going to go for things. I’m going to play my way.’

*33:You flew back to Florida on Sunday afternoon.

*34:Yeah, it was our first night in our new house. Building is always stressful and it was two years in the making so it was nice to finally move in. So going to Memphis I was feeling pretty happy. Things hadn’t gone great at Portrush but I had set some new goals.

*35:When did you leave?

*36:Tuesday morning.

*37:So just over a day in the new house?

*38:Two nights. The great thing about this game is that you can get straight back on the horse. There’s always next week. And okay, the WGC in Memphis might not mean as much as the Open Championship but it was the most important tournament we had that week, and a good test to see where I was. I played three rounds and I’m leading by one going into the last day.

*39:And playing with Brooks.

*40:Yeah.

*41:You’re a year older than him?

*42:Yeah.

*43:But at the Olympic Club in 2012, you were playing your 14th Major when he was playing his first?

*44:Yeah. He was playing on the European Tour at the time. He’s taken a different route to a lot of the American guys. I remember playing a practice round with him at Pinehurst in 2014.

*45:How did that come about?

*46:I’m not sure how that came about.

*47:It wasn’t through Ricky (Koepka’s caddie, Ricky Elliott, is from Portrush)?

*48:Yeah, he might have reached out.

*49:This is from a profile on Koepka a year later in Golf Digest: “After Koepka won in Phoenix, Rory McIlroy tweeted, ‘Massive congrats to my boy @BKoepka on his first of many @PGATour wins! See you in Jupiter soon for a celebratory drink’.” True or false?

*50:The tweet is true but the drink never happened.

*51: (Laughs) But it’s fair to say you’ve always been well disposed towards him?

*52:Very much so.

*53:You shared a table last June at the Champions Dinner before the US Open at Pebble Beach?

*54:Yeah, the ‘young’ table. There was me and Erica, Jordan (Spieth) and Annie, and Brooks and Jena. It was good fun, like having two couples around to your house for dinner. I think we were the last to leave.

*55:Was Tiger there?

*56:Yeah.

*57:I couldn’t imagine him sitting around?

*58:He likes (to hang with) the older guys — the guys he grew up with, or played with, when he first came out on Tour. He has a great relationship with the younger guys but tends to (gravitate towards) the older guys at things like that. He’s good in a social setting. And smart. He knows a lot about a lot.

*59:What do you talk about? It’s not all golf?

*60:No, not at all. It’s other sports . . . how the course is playing . . . the girls all get on pretty well and it was just a nice evening.

*61:And Brooks? Have you noticed a change in his demeanour since he started winning Majors? Does he sit with his shoulders back these days? Because he can be quite abrasive at times.

*62:Well, what have we been talking about? That’s in his nature.

*63:Sure.

*64:He’s very personable outside the ropes but very competitive, but I don’t think he wishes anyone bad. It’s more, ‘If you’re going to shoot 65, I want to shoot 64’. And that’s a good thing, but in terms of change . . . I would be more surprised if he hadn’t changed, because I’ve changed. I think you have to adapt and change to your circumstances and situations. And that’s what Brooks has done.

*65:Okay, let’s go to Memphis: On Thursday, you shoot 69 and he shoots 68. On Friday, you both shoot 67. On Saturday, he shoots 64 and you shoot 62. And you’re one shot clear going into the final round.

*66:Umm-hmmm.

*67:What was your mindset going out?

*68:Okay, I’ll preface this with . . . I was on the phone to Michael (his coach, Michael Bannon) quite a lot that week. I was managing my game but wasn’t fully on song.

*69:You shot a fucking 62 on Saturday!

*70:Yeah, I know, exactly. Jeeze! But I’d draw a seven-iron and it would go almost 200 yards, and cut a seven-iron and it would go 175. I was coming from the inside a lot and having to hold the clubface off to prevent the ball from going left.

*71:Okay, sorry, go with the mindset.

*72:So, I go out in the final round and my mindset was . . . It’s another round of golf . . . a great opportunity . . . I’m going to try to play well. And I was beaten on the day. Obviously, Brooks played great and shot 65 but I think, more than anything, I was beaten by his intensity and his desire. I was too relaxed: ‘Oh, you know, whatever happens, happens.’ I just didn’t get into the right frame of mind.

*73:You didn’t speak to the media afterwards?

*74:No. I flew straight to Chicago to meet Erica.

*75:How bruising was it to lose to him?

*76:It wasn’t about him. Golf is never about the other person. I didn’t get the best out of myself, that’s what hurt most. It was funny . . . I got off the flight and checked my phone and there wasn’t one message, not from dad, mum, my friends. And I’ve told them: ‘It doesn’t matter. I always want to hear from you.’

*77:But they knew?

*78:Yeah.

*79:Alpha dog athletes don’t rely solely upon the tools of their trade to stake out their territory. A well-timed gesture or pointed comment can be just as corrosive to the confidence of rivals as any excellence in the arena. Roger Federer was a master of it, sometimes congratulating a victorious opponent for having played the match of his life (translation: you had to play the match of your life to beat me!). Tiger Woods is golf’s greatest practitioner of psych ops, so he’s unlikely to have missed Brooks Koepka’s exquisite mastery of the dark art at Bethpage Black.

*80:Not that pre-tournament press conference, during which he declared majors easier to win than regular PGA Tour events. No, Koepka’s alpha doggedness was on display in subtle drone strikes targeting Woods himself . . . There was a wide swath of open space around Woods on the practice range Thursday morning before the first round. Koepka arrived, his familiar swagger suggesting a man not expecting a brawl but prepared should one erupt.

*81:He took the range position directly to Woods’ right, in the eyeline of Tiger. He wanted Woods to have a real close look at the firepower he was going to face that day. He bettered his playing partner by nine strokes.

*82:You had a week off after Memphis.

*83:Yeah, Erica had organised a birthday trip for me and it was the only week we could do it (he was 30 in May). There’s a restaurant in Chicago called Alinea that we’ve wanted to try for a few years. The best dining experience of my life.

*84:And then you’re off to New Jersey for the first of the FedEx Cup play-offs.

*85:Yeah.

*86:On the Monday, you play a charity event at Arcola Country Club with Sean (his manager, Sean O’Flaherty). You’re talking about Memphis and he can sense you’re a bit flat. He’s been holding onto something since the start of the round. A text message he’s seen. What Brooks was saying to his friends about you before the final round in Memphis.

*87:Who told you about . . .

*88:“I’m going to crush him.”

*89: (Pauses)

*90:“I’m going to crush him.”

*91: (Pauses)

*92:“I’m going to crush him.”

*93:Yeah, and fuck he sort of did.

*94: (Laughs)

*95: (Laughs)

*96:So what are you thinking now?

*97:Well, Brooks and I have always got on great — we do get on great — but he was obviously taking that mindset, ‘It’s me and him’. And I guess it was a good thing that he thinks highly of me, or not highly of me, if he was saying he was going to crush me.

*98:That’s not all you thought.

*99:No, you’re never going to make it personal but there was a little, ‘Okay, if that’s the way you want to do it then I’ll play that game too.’

*100:You’re explaining this very dispassionately.

*101:Yeah.

*102:That’s not you felt.

*103:It’s not how I felt a few weeks later in Atlanta, no, it’s not. But when Sean told me I wasn’t angry. I sort of took it as a compliment that he made it about me, and not about the tournament (laughs). That he saw me as a threat. But I’m never going to be a guy that’s going to . . .

*104:“Fuck you Brooks!”

*105:No.

*106:That’s not your nature.

*107:No.

*108:You don’t do confrontation.

*109:No, not at all.

*110:Go on.

*111: (Laughs) I’ll do anything in my power to avoid confrontation. It makes me very uncomfortable. I mean there’s times where you have to be confrontational, and obviously it comes out in me at Ryder Cups, but it’s never been my way. I never got into fights or went looking for fights at school (laughs). I try to mind my own business and stay out of trouble.

*112:And your dad’s the same.

*113: (Laughs) One hundred per cent.

*114:And your mum?

*115:Mum would be a bit more abrasive.

*116:Interesting.

*117:Yeah, again, golf is never about the other guy. It’s always about yourself. It doesn’t matter what someone says, or their attitude or mannerisms, you can’t control that. And I think that’s why, as a non-confrontational person, golf suits me. You can go about your business and not have to worry about anyone else.

*118:Two days later, you’re drawn to play with Brooks in the first two rounds in New Jersey.

*119:Yeah.

*120:What did you shoot?

*121:I can’t remember.

*122:What did he shoot?

*123:No idea.

*124:You’ve no idea?

*125:No idea.

*126:It didn’t register that you were four shots better?

*127:Ehhh . . . No.

*128:And the next day?

*129:I can’t remember.

*130:You shot 68. He shot 70.

*131:Right.

*132:But that didn’t register either?

*133:No, it’s early in a tournament and you’re doing your own thing.

*134:Except you know about the text message?

*135:Yeah.

*136:And nothing changes?

*137:Why should it? Why would anything change? Because he told his friends, ‘I’m going to go out and destroy him’. That’s just his competitive nature, so I don’t . . . maybe I’m too soft.

*138: (Laughs)

*139:It doesn’t matter to me.

*140:Do you think it would matter to him?

*141:Probably, but we take things differently. I learnt pretty early on in this career that you don’t take anything personal. And if you don’t take anything personal, you make your life a lot easier.

*142:You finish tied sixth in New Jersey. He finishes tied-30th. You finish 19th a week later in Medinah and he’s 24th. And now you’re off to Atlanta for the Tour Championship, the scene of your meltdown with Tiger a year before, with 15 million [dollars] on the line for the FedEx Cup.

*143:Umm-mmm.

*144:You’re paired with Jon Rahm for the first round, Justin Thomas for the second, and with Xander Schauffele for the third, when play is suspended for lightning.

*145:I had just hit it to the back of the sixth green and had a putt for eagle. That’s when they blew the horn.

*146:And it’s eight o’clock the following morning when you resume.

*147:Yeah, I think I might have been one-over for the round at that point, so I wanted to two-putt that and make birdie (he did). But the biggest thing was the next tee-shot — the seventh — because it was that tee-shot that basically blew me out of the tournament with Tiger (in 2018). But I made (another) birdie, so that was big.

*148:And you’re one shot off the lead going into the final round?

*149:Yeah.

*150:And playing with Brooks?

*151:Yeah.

*152:Did that make a difference?

*153:Yeah, it did make a difference.

*154:How much time did you have before going back out?

*155:Hmmm . . . two-and-a-half, three hours? But I felt like I needed to treat it like a new day. I had lunch and went to the fitness trailer, as much to clear my head as anything. Then I went to the clubhouse to change and go to the toilet. I closed the door, pulled iBooks on my phone and found a passage I’d highlighted about Nick Saban, the Alabama football coach.

*156:This is the Ryan Holiday book?

*157:Yeah, (Saban) always says, “Focus on the process not the prize”. And that resonated, because it was a big prize — a chance to beat Brooks and 15 million dollars. So that was my little mantra throughout the day:

*158:‘Process not prize.’

*159:‘Process not prize.’

*160:‘Process not prize.’

*161:ATLANTA — Rory McIlroy won the FedEx Cup on Sunday when he surged past Brooks Koepka in the final round of the Tour Championship at East Lake, and also earned the first place check worth $15 million. One shot behind, McIlroy took the lead with a three-shot swing on number 7 and never let Koepka or Xander Schauffele catch him. McIlroy closed with a 4-under 66 and finished four shots ahead of Schauffele. He joined Tiger Woods as the only players to win the FedEx Cup twice since it began in 2007.

*162:And this time, McIlroy had the stage to himself. A year ago, he was merely a bystander playing in the final group as Woods capped off his comeback by winning at East Lake. This time the chants were for him.

*163:“It was pretty cool,” McIlroy said. “I must say I didn’t enjoy that walk last year like everyone else did. I played terribly. I got myself into the final group and never took the fight to Tiger. Going up against the No 1 player in the world today, he got one over on me in Memphis, and I wanted to try to sort of get some revenge today. To play like that alongside Brooks and get the win, win the FedEx Cup, yeah, it’s awesome. You know, it’s amazing how different things can be in a year.”

*164:So you set off down the first together but you don’t engage.

*165:Yeah, but again, I didn’t want to make it about him. I’d done that against Tiger and it hadn’t worked out for me, so I was really focused on myself, and focused on what I can do.

*166:But you’re not chatting?

*167:No, because I’m focused on me. That’s my intensity, it’s not . . .

*168:Directed at him?

*169:No. I’m still saying, ‘good shot’ and doing all the things you would expect in a round of golf, but I didn’t engage with him, and he didn’t engage with me, and that’s what it needed to be. And that’s what it needed to be in Memphis, but I’d learned.

*170:You par the first five, birdie six and you’re still a shot behind on the seventh tee.

*171:Yeah, I was thinking about that tee-shot walking up the sixth because it’s never been my favourite at East Lake. A year before against Tiger, I’d hit driver into the hazard and made a double, and he was four ahead and I didn’t really have a chance. Contrast that with this year: Brooks takes a driver, pulls it left, loses a ball and makes double. I take a three-wood and make birdie, and go from one shot behind to two ahead.

*172:Break that down for me: You’re thinking about this tee-shot. You know what you need to do. How do you actually do it?

*173:I wanted to hit a club I could take a full swing at. I’d hit driver there that morning but it was hot, the final round, and there was adrenaline (pumping). I said to Harry, ‘Do you like three-wood down here?’ He said, ‘I love three-wood down here.’ And I just piped it down the middle. I swung with so much freedom — especially after seeing what he’d done — and it was a big moment. It was actually the moment because it was a validation of everything I’d been working on.

*174:How satisfying was it to win?

*175:Yeah, it was. I didn’t give a shit about the money.

*176: (Laughs)

*177:I swear to God, because I’d done it before, I’d earned it, and these boys hadn’t. So they were thinking about it but I wasn’t. I was thinking about the year before with Tiger. I was thinking about the books I’ve read. It really wasn’t anything to do with the money for me, it was proving something to myself, and overcoming.

*178:And to do it against Brooks?

*179:Well, I tried to give him a compliment after it. I said, ‘If I want to beat him, or I want to be the best player in the world, I have to be more like him.’ I’m always going to go out of my way to be . . . is compassionate the word?

*180:A good sportsman.

*181:Yeah, I want to be respectful. It’s a long life and there’s more to it than winning golf tournaments. And again, people might take that as, ‘He’s too submissive. He doesn’t care.’ I care more than anyone knows, it’s just . . . that other side of life means a lot to me as well.

*182:So there’s no rivalry? Because as fans we crave rivalry.

*183:You’re watching the wrong sport.

*184:You’ve made that point.

*185:Look, it happens in tennis . . . Federer, Djokovic, Rafa . . . they play each other so many times and that’s how rivalries are created. But the way the game of golf is structured doesn’t lend itself to that.

*186:But there have been some rivalries: Nicklaus and Watson, Faldo and Norman?

*187:No, there have been some great duels — Nicklaus and Watson in ’77, Norman and Faldo in ’96 — but one or two battles isn’t enough to call it a rivalry. I mean you’ve put those names together but how many times did they go up against each other in a final round? It might happen in one of every ten events.

*188:Here’s what Brooks said about it in Korea: “I’ve been out here for, what, five years. Rory hasn’t won a Major since I’ve been on the PGA Tour. So I just don’t view it as a rivalry.” And here’s what you said in response: “What Brooks said wasn’t wrong. He’s been the best player in the world in the last couple of years. I don’t think he had to remind me that I hadn’t won (a Major) in a while. But I love Brooks, he’s a great guy and obviously super competitive like we all are.”

*189:Yeah.

*190:And that was classy of you.

*191:Umm-hmm.

*192:But I’m going to quote your favourite golf writer.

*193:Who’s that?

*194: (Alan) Shipnuck.

*195:Oh Jesus!

*196:Because it gets back to what we crave as fans: “I was deeply disappointed by Rory’s response. This was no time to be classy and diplomatic. Brooks challenged his manhood and McIlroy retreated.”

*197:Well, what do you expect from someone who . . . he’s basically a gossip writer.

*198: (Laughs)

*199:Seriously, what do you expect? ‘This was no time to be diplomatic and classy?’ When is there not a time to be diplomatic and classy? But I guess that’s just my thing. When they go low, you go high.

*200:‘McIlroy chooses Ireland over Britain for Olympic golf’

*201:‘McIlroy rejects Team GB’

*202:‘McIlroy makes Olympic U-turn and says he’ll play for Ireland’

*203:Rory McIlroy sticks by Ireland after Olympic realisation

*204:‘Rory excited to play for Ireland at Tokyo Olympics’

*205:Headlines following his decision to play in Tokyo

*206:Okay, talk to me about the Olympics please Rory. The last time we spoke about it was in December 2016, a few months after your decision not to go to Rio. This is what you said: “When it was announced (that golf was to be an Olympic sport) in 2009 or whatever, all of a sudden it put me in a position where I had to question who I am. Who am I? Where am I from? Where do my loyalties lie? Who am I going to play for? Who do I not want to piss off the most? I started to resent it. And I do. I resent the Olympic Games because of the position it put me in — that’s my feeling towards it — and whether that’s right or wrong it’s how I feel.”

*207:Yeah.

*208:When did that change?

*209:I think it changed whenever I started to think about myself and not the opinions of others. I don’t want to go through life making decisions based on what people say, or think, because they’re going to think what they think anyway. Half are going to like you, and half aren’t going to like you, and I’m not going to allow that to inhibit me from having an experience I’ve never had before.

*210:Sure.

*211:And an Olympic Games in Japan is a lot more appealing to me than the Olympic Games in Brazil. It’s a golfing nation. There’s a golfing culture. The atmosphere will be great.

*212:Here’s another point you made: “I sent Justin Rose a text after he won, I think I still have the message: ‘I’m happy for you, mate. I saw how much it means to you. Congratulations.’ He said: ‘Thanks very much. All the boys here want to know do you feel like you missed out?’ I said: ‘Justin, if I had been on the podium (listening) to the Irish national anthem as that flag went up, or the British national anthem as that flag went up, I would have felt uncomfortable either way.’ I don’t know the words to either anthem; I don’t feel a connection to either flag; I don’t want it to be about flags; I’ve tried to stay away from that.”

*213:Yeah.

*214:But the Olympic Games is all about flags. It’s almost only about flags! Every winner comes wrapped in a flag and their country goes crazy. It’s the essence of what the Olympics is about: ‘Go out there and put our flag on top of that pole, and we’ll all feel great about ourselves’.

*215: (Deflated) I know.

*216: (Laughs) So why the fuck are you having anything to do with it?

*217:I know, it’s . . . okay, for a lot of people it’s about flags and national pride and patriotism and all that shite. And it’s not shite, being proud of where you’re from is a very important thing. Obviously, I’ll be playing under an Irish flag and if I get to the podium, or win, people will be happy and that’s great. But going to the Olympics is not about that for me. That’s not why I’m playing. I’m going because I want to have a great experience. And that might sound selfish but that’s how I feel.

*218:Sure.

*219:I’m not going to be jumping around in a tricolour, I’m going to stay as neutral as possible because that’s the house, and place, I grew up in, and it’s always who I’ve been. I feel more a citizen of the world than anywhere else. I’ve made my home in America; I grew up in Northern Ireland; I play for Ireland . . . it’s a complicated dynamic. And again, that might come across as flip-flopping, or soft, but I don’t give a shit.

*220: (Laughs)

*221:I’ve cared too much about what people say. So, as long as golf is in the Olympic Games, I’m going to do everything I can to play. Why should all these other guys get that experience and not me?

*222:Is it a plus that you’re going to play with Shane (Lowry)?

*223:It’s a huge plus. And it’s a huge plus that Neil Manchip is the manager.

*224:Okay, let’s talk about joy because we’ve spoken a lot about pain . . . the pain of the Masters in 2018 . . . the pain of Atlanta with Tiger . . . the pain of Portrush and Memphis . . . how the critics have interpreted that pain.

*225: (Laughs) Yeah.

*226:We’ve barely mentioned your win at The Players Championship or the Canadian Open last year; Atlanta was in the context of Brooks, and you haven’t said a word about a fourth win last year in China. So here’s the question: Does winning bring the same buzz or has it changed over the years?

*227:No, the buzz is still the same. It’s going up and getting the trophy and reaping the rewards of what people don’t see. It’s the top one-eighth of the iceberg, the hard work is under the water, so there’s a really nice feeling when it pays. That’s the reward. And it is very rewarding.o win is that they hate the feeling of losing more than they like the feeling of winning.

*228:I’ve heard that said about Tiger.

*229:Yeah, and you could argue that some of the most successful people ever are that way but it’s not me. It’s never been me. I’m definitely in the ‘love winning’ camp, more than the ‘hate losing’ camp. Losing is a part of life. You have to learn to accept that someone may do something better than you. In our game, you’re going to be on the wrong side of it more than the right side of it. That’s why you really have to cherish the times you’re on the right side of it.

*230:Was Atlanta the win you cherished most last year?

*231:Atlanta was rewarding because of the final round in Memphis, and the fact that I’d made the FedEx Cup my goal when the Majors were done in Portrush. So achieving that was massive. It was massive for my career and for my confidence. I had gone out with the number 1 player in the world and taken him down. In a weird way, it felt a lot like the Australian Open in 2013. Adam Scott was the Masters champion and the number 1 player in the world. I’d had a difficult year. But we went down the stretch in the final round and I won, and it set up an unbelievable 2014. Atlanta was similar. It was huge for confidence, huge for my self-belief, and huge for myself going forward.

*232:Sure.

*233:And the mindset of a golfer is that you’re always looking forward. You’re building blocks. Beating Brooks at the Tour Championship? ‘I’ll draw on that.’ Beating Xander in the play-off in China? ‘I’ll draw on that.’ You’re having these great wins and great experiences knowing that all of them will stand to you, just like the experience of Oakmont stood to Shane in Portrush.

*234:It’s been an interesting ride.

*235:It has, but I think most careers have those ups and downs. We’ve been talking about Tiger but how about this? Tiger didn’t win a Masters in his 30s! He won one when he was 29, and one when he was 43.

*236: (Laughs) That is mad.

*237:So it’s a long career, golf, and to try and get the best out of yourself for those four weeks of the year is (pauses) . . . it’s a learning curve, and you’re always trying to figure out what to do, and it will always be that way. But I think I’ve set myself up for another great ten years.

*238:I don’t have to remind you what’s looming on the horizon. Two months of questions about the Masters.

*239: (Laughs) Yeah.

*240:You said at some point that you get tetchy the week before?

*241:Yeah, but I think I’ll preface that with ‘in the past’. I did, and still do at times, but it hasn’t served me. So I’m going to try and stay relaxed.

*242:Okay last question. You picked the Friday of Portrush and the people — your people — wrapping their arms around you as your moment of the year.

*243:Yeah.

*244:What would the Golfer of the Decade pick as his moment of the decade?

*245:Emmm (long pause) . . . honestly?

*246:Yeah.

*247:It was probably getting married. That was my moment of the decade. Of everything I’ve done in the last ten years, that’s been the best. If it’s just golf, I’ll say winning the Open because I had my mum there (the only Major she’s seen him win). So those two things (laughs) . . . It all comes back to the females in my life.

*248: (Laughs)

*249:Yeah, jeeze, we got married in Ashford Castle and had such a good time. It was the best weekend ever. I even let Sergio wear his green jacket.