クラブセッティングの変遷から振り返るといろいろ見えてくるものがあるように思うので,そこから始めます。
クラブセッティング
2019年の年初はこんなバッグでした。
- ドライバー|Nike Vapor Fly|シャフト Mitsubishi Diamana S+PLUS 60
- 5W|Nike Vapor Fly 5W|シャフト Mitsubishi Diamana S+PLUS 70
- アイアン|Titleist 716 T-MB (3-iron)|シャフト Tue Temper AMT Black R300
- アイアン|Mizuno MP-64 (4-PW)|シャフト True Temper AMT Black R300
- ウェッジ|Titleist Vokey SM7|スペック 52-08F, 56-10S, 60-04L|シャフト True Temper AMT Black R300
- パター|Ping Anser Milled 4
それが年末の時点ではこんな感じに。
- ドライバー|TaylorMade M6|シャフト Mitsubishi Tensei Orange 60S
- アイアン|Titleist 716 T-MB (3-iron)|シャフト True Temper AMT Black R300
- アイアン|Mizuno MP-4 (4-9)|シャフト Project X PXi 6.0
- ウェッジ|Titleist Vokey SM7|スペック 48-10F, 54-08M|シャフト Project X PXi 6.0 (48), True Temper AMT Black R300 (54)
- パター|Ping Vault ARNA Slate|33インチ
2018年は14本全部変えたけど,今年も結局全部変わってる……。いや,3番アイアンの716T-MBだけ不動か。
ドライバーとFWは,Nike Vapor Fly から TaylorMade M6 に。Vapor Fly の青ヘッドはとても気に入っていたけれど,一方で球の上がらなさというのも気になっていた。変える決心がついたのは,ニューヨークの Bethpage でレンタルした M6 からあまりにもいいショットが生まれたから*1。いまはこの M6 のシャフトにちょっと疑念を抱いているけど,それについては後述。
アイアンは長らく Mizuno MP-64 をメインに使っていたが,年初に Nike Vapor Pro を試し,その後 MP-4 を試し,その MP-4 を6月にリシャフトして,それからメインになった。ハーフキャビティモデルから,いわゆるマッスルバックへ。操作性云々というよりは見た目の良さだけで選んでいるようなものだけど,一方で去年から通っているゴルフスクール「T's Golf Academy 赤坂」*2で田渕さんの指導を受け続け,スイングのスキルが上がっていると感じているのも事実。最初は「マッスルバックで大丈夫かな?」と疑いながらコースで打っていたが,飛距離も変わらないし,リシャフトしてからは球の高さも出るようになったので,今は満足して使っている。
ウェッジも当初は52°/56°/60°という3本だったけど,バッグの中身をスリムにしたかったので,54°に一本化した。そうなると9番アイアン(42°)との間隔が気になるので,アイアンセットのPW(46°)を使っていたところを,SM7の48°に変えた。といいながら,このへんのセッティングもこれでいいのかと考えはじめているところ。「いつかまたリンクスコースでバッグを担いでラウンドするときのために,本数が少ないバッグで」というのが抱きつづけているイメージだけど,その像もだいぶ薄くなってきたので…。
パターは2018年末に Bettinardi Studio Stock #8 を購入したものの,デビュー戦の1ホール目で4パットしたことで早々に見切りをつけて*3,2019年初は Ping Anser Milled 4 が出戻り。しばらくそれで騙し騙しやっていたけど,オデッセイのパターフィッティングを受けて全否定されてから*4 Stroke Lab Double Wide にし,しかしそれも次第に違和感を感じて Ping Anser Milled 2 に一瞬戻ってから,今は Ping Vault ARNA Slate に定まった状態。これで初めて30パットを切ったのはこないだ記した通り*5。
こう振り返ると,パターがいちばん迷走したことが分かる。
直近ではとりあえず5Wとハイブリッドを売却して,考えをドライバーのリシャフトに集中させようとしているところ。とりあえず Tensei Orange 60S を試そうと思ってるけど,打てるのはいつになることやら。それが済んだら3iのところの寛容性のアップをちゃんと検討したいと思っている(GAPRとかU510とかが候補)。
練習/スキル
上述の通り,引き続き田渕さんに習っている。年初の目標で「ハーフ30台,フルラウンドで70台」と書いて提出したけど,そのどちらも達成できなかったのがとても悔しい(パー37で3オーバーのラウンドがあったから*6,実質ハーフ30台は達成したといえるけど)。ベストスコアを1打更新できたのは最低限の収穫というか,それがなかったらかなり絶望的な気持ちで年越しを迎えていたかもしれない。
「常にスイング改造状態」というのはあいかわらずだけど,そろそろそれも終わりにしたい。というか,スキルの向上に向ける頭を,スイング技術ではなくてラウンド技術の方に向けていきたい。ラウンドレッスンも受けた方がいいのかな……時間的な成約があるからなかなか難しいんだけど。
コース/ラウンド
合計30ラウンド。そのうち,ハーフラウンドが3回。海外でのラウンドが3回。Bethpage Black をまわれたのは本当にラッキーだった*7。
何度か書いている気がするけど,それまで悩みだらけだったドライバーショットが,Bethpage にいるときだけ何かに取り憑かれたかのように絶好調で……,その記憶のおかげで希望を抱き続けられもいるし,その幻影に悩まされてもいるところ(「自分はあれぐらいできるはずなのに,どうして再現できない?」っていう)。同じスペックのドライバーをわざわざ購入したものの,さすがに50Rのシャフトは(USモデルでのRegular-flexは)アンダースペックかという気持ちになってきた。
いや,ラウンドの話だった。といいながら,「早朝スルーできるところ,午後スルーできるところ,一人予約でプレーできるところ,ハーフラウンドできるところ」で探していくと,選択肢ってほんとないんですよねぇ……。なのでもう,ラウンドするコース選びについては諦めているところ。ラウンドできること自体に喜びを感じようとしている。
いずれにしろ,Bethpage でラウンドできたことと,そこでの内容が自分にとってはとても印象的だった。そんなこともあって,PGA最終日のケプカのショットをまとめたこの映像は何度見ても飽きない。
最後に
あいも変わらず,頭でっかちの素人が駄文を書きなぐっているだけではありますが,あとで赤面混じりに読み返すときっと面白いと信じ,これからも適当に続けていきます。
読者の皆様,今年もお付き合いいただきありがとうございました。皆様の2020年のゴルフライフが実り多きものでありますことを祈念いたします。
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