Ten Notes to Know: The Open, Round One - 15th Club
J.B.ホームズは初日「66」で,自身のメジャー最少スコア。メジャーでラウンド終了後に首位に立ったのはこれがわずか2回目。過去には2008年のPGA,2日目を終えて2位に1打差だった。
初日の重要性。過去20年の全英で,最終的な優勝者は初日を終えて首位から5打差以内につけている。うち11人は,初日を終えて10位以内に入っている。
ブルックス・ケプカは相変わらずメジャーでは好調,初日のスコアは「68」。2017年以降,メジャーで通算67アンダー。これに次ぐのはリッキー・ファウラーの30アンダー。
ケプカはメジャー大会での直近17ラウンドのうち15ラウンドで6位以内の位置にいる。これはダントツの数字で,これに次ぐのはダスティン・ジョンソンの8ラウンド,それからゲーリー・ウッドランドの7ラウンド。
トミー・フリートウッドはボギーなしの「68」。メジャーでは自身3回目となるボギーなしのラウンドだった。フリートウッドは全英で初出場から3大会で通算14オーバーだったが,それ以降は通算5アンダー。直近9ラウンドでフリートウッドは連続して70以下のスコアでまわっている。
セルジオ・ガルシアも「68」で,全英の初日を60台でまわるのはこれが7回目。同国のジョン・ラームも「68」だった。スペインといえば,今週日曜日はセベ・バレステロスが Royal Lytham で全英オープン初優勝を遂げてから40年目にあたる。
ロリー・マキロイにとっては悪夢のような1日だった。「79」の8オーバー。1番ホールでは4オーバー,18番ホールでトリプルボギー。自身初めて,トリプルボギー以上のホールが複数回あったメジャー大会でのラウンドとなった。
タイガー・ウッズも「78」の7オーバー。自身,全英では2番目に悪いスコアだった。タイガーの過去最悪のラウンドは2002年の3日目,「81」。
ライアン・フォックスはバックナインで6バーディーの「29」。全英の長い歴史の中で最少のバックナインのスコアである。
2日目に向けて。過去50年の優勝者のうち88%は,2日目を終えて10位以内に入っている。