Ten Notes to Know: The Open, Final Round - 15th Club
シェーン・ラウリーは2位に6打差をつけて,自身初のメジャータイトルを獲得。初のメジャータイトルを6打差以上で獲得したのは,過去100年で4人目。過去にはタイガー・ウッズ,ルイ・ウーストヘイゼン,そしてロリー・マキロイ。
過去100年の全英オープンで,6打差以上をつけて優勝したのはラウリーが7人目。過去にはウーストヘイゼン,ウッズ,ジョニー・ミラー,アーノルド・パーマー,ウォルター・ヘイゲン,そしてボビー・ジョーンズ。
ラウリーは2016年全米オープンと同様,54ホールを終えて2位に4打差の首位の位置にいた。ラウリーが勝ったことで,グレッグ・ノーマンだけが「4打差以上で最終日を迎えたが優勝できなかった」のを複数回記録した,唯一のプレーヤーのままだ。
10年前にアマチュアで Irish Open を制し,そしてラウリーは Champion Golfer of the Year となった。1960年以降,Irish Open と全英オープンの両方を制したのは,これが5人目。過去には,マキロイ,ニック・ファルド,セベ・バレステロス,そしてパドレイグ・ハリントン。
トミー・フリートウッドは単独2位。2018年全米オープンに次いで,メジャー大会で2位となった。悪天候の中で,フリートウッドは最終日にわずか8回のグリーンヒット。3日目までのどのラウンドよりも5つも少なかった。
ブルックス・ケプカは4位タイ。現代ゴルフでは5人目となる,同一シーズンのメジャー4大会ですべてトップ4以内となったプレーヤーとなった。過去にはジョーダン・スピース(2015),ウッズ(2005),ジャック・ニクラウス(1973)。
ケプカの今年のメジャー通算成績は36アンダーパー。過去30年では3番目にいいスコアだ。これを上回るのは2015年のスピース(54アンダー)と2000年のウッズ(53アンダー)。
リー・ウェストウッドは4位タイ。自身,メジャー大会で12回目となるトップ5フィニッシュとなった。メジャータイトルがないプレーヤーの中でこれを上回るのは,Harry Cooper の13回。46歳のウェストウッドは,メジャー大会の歴史の中で最高齢のメジャー初タイトルを目指していた。
ロバート・マッキンタイアはメジャー大会初戦を6位タイで終えた。スコットランド人プレーヤーが全英デビュー戦でトップ10以内となったのは,1879年の Andrew Kirkaldy 以来のこと。
J.B.ホームズは最終日16オーバーの「87」。全英の最終日のスコアとしては,Lew Taylor が1966年のミューアフィールドにおける全英で「87」を記録して以来の最悪の数字となった。