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10 Notes to Know|Masters 2019 Round 1|15th Club

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ソース

Ten Notes to Know: 1st Round of the 2019 Masters Tournament - 15th Club by Justin Ray, 12 April 2019

拙訳

  1. ブルックス・ケプカのメジャーでの活躍は続く。木曜日はオーガスタで「66」。2017年からの通算で,ケプカはスコア(40アンダーパー),バーディー・イーグル数(140),首位のラウンド(8),いずれもトップ。

  2. ケプカは初日のラウンド,tee-to-green で「6.77」打のゲイン。他のどのプレーヤーよりも圧倒的に大きい。ケプカのティーショットでの数字はさらにめざましく,平均ドライブは317.4ヤード,フィールド平均より26.4ヤード長い。フェアウェイヒットは86%,フィールド平均より18%良かった。

  3. ケプカは直近4メジャー大会で3つ目の優勝を狙う。4大会で3勝した最後のプレーヤーは,2000-2001年で「タイガースラム」を達成したときのタイガー・ウッズ。このときはもちろん,タイガーは4戦で4勝した。

  4. ブライソン・デシャンボーはマスターズ初日,自身のキャリアでメジャー最小スコアを記録。ケプカと同じ「66」。デシャンボーがメジャーで60台を記録したのはかつて一度だけ。2018年全米オープンの2日目「69」。今回,デシャンボーがメジャー大会でラウンド終了後にトップ5にいるのは初めて。

  5. フィル・ミケルソンは strokes gained tee-to-green で初日4位。スコア「67」を記録。自身のマスターズでは11回目の67以下でのラウンド。これはニクラウスの14回に次ぐ。

  6. ダスティン・ジョンソン(-4)はオーガスタのグリーンとの相性がよく,初日の strokes gained putting で4位。過去5年でDJはマスターズにおいて1ラウンド平均「1.13」打のゲインをパッティングで。これはリッキー・ファウラーとジョーダン・スピースに次ぐ3番目の数字。

  7. デシャンボーとケプカという,30歳未満のふたりのアメリカ人が初日を終えて首位。マスターズでふたりの20代のアメリカ人が首位タイでラウンドを終えるのは,1982年に Craig Stadler と Dan Pohl とがプレーオフで闘って以来。

  8. グランドスラムを狙うロリー・マキロイは初日「73」。マキロイがプロになって,初日「73」以上で優勝したことはない。

  9. タイガー・ウッズの初日は「70」。マスターズではじめ3つの勝利は,いずれも初日「70」だった。出場したメジャー大会の直近9ラウンドですべてパー以下のスコアだったのは,タイガーだけ。その間の通算スコア「-21」は1位。ついでケプカ(-20)とフランチェスコ・モリナーリ(-20)。

  10. マスターズで優勝した直近の13人は,すべて初日を終えてトップ10以内だった。全優勝者のうち77%が,初日をトップ10以内で終えている。直近20人の優勝者のうちただひとりだけが,初日を終えてトップ15位圏外。2005年のタイガー・ウッズ(33位タイ)。