当ブログにもコメントくださるyspzさんの最近の記事。シャフトのフレックス選びってヘッドスピードだけできまるもんじゃないよ,ということで。
An Open-and-Shut Golf: シャフトフレックスの怪 ー 本当に合うフレックスは? (Driver)
その元記事はMyGolfSpyだそう。「最近そんなのあったかなぁ?」と思ったら,2012年のものでした。
MyGolfSpy Labs: Shaft Flex Shocker! Stiff or Regular Flex?
確かに,フレックスだけが違って他の要素(トルクとか重さとか)がすべて同じなシャフトを用意した UST Mamiya はすごいですね。
当ブログでも,かつてはこんなのを紹介していました。「同じスイングスピードだったとしてもスイングのテンポには違いがあり,シャフトの適正なフレックスはそれによっても変わるよね」とのこと。
スイングスピードだけでシャフトのフレックスを決めていいのか - Linkslover
あるいはこんな動画もありまして。「よく「逆しなりで飛ばす」とか言われていますが,その「逆しなりの度合い」というのはダウンスイングの途中でピークになっていて,なのでインパクト時には逆しなりこそしているものの,その度合いはピークから弱まっている,つまりはシャフトに対するヘッドの相対的な速度はマイナスになっているケースもある」と。
シャフトのフレックスが生み出す違いとは? - Linkslover
確かにALDILAのサイトではかつて,ヘッドスピード別の推奨フレックスみたいなのを掲載していましたし,トゥルーテンパージャパンのサイトも同じようなのがありますね。「適応ヘッドスピード 46m/s~ (X), 40~48m/s (S), 35~42m/s (R)」とかいう。
https://truetemper.co.jp/products/steel/dg.html
うん,まぁ,結局はフィッティングして自分に合うのを見つけ出すしかないんだよねぇ,という,面白いような絶望的なような話なのですが,そんなことを思ってたら目に飛び込んできたこんな記事。
ロフト8.5度のXシャフトで飛ばす! 飛ばし屋ヒロイン候補・原英莉花の14本 - みんなのゴルフダイジェスト
「46インチのシャフトは50グラム台のX、ロフトは8.5度と、女子としてはかなりハード」。うん,だから,まぁ,硬かったらすごいってことでもないからさ。
しっかし,あのスイングで平均240.90ヤードしかないのか,原英莉花。