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SLDRミニドライバーのレビュー|Golf Digest

内容的に目新しいものはないものの,GolfDigestに載っていたテーラーメイドSLDRミニドライバーに関する記事が,きれいにまとまっていると感じたので,訳してみます。

これを読むに,ミニドライバーはドライバーの代わりじゃなくてスプーンの代わりにバッグに入れて,時と場合に応じてティーショットをドライバーかミニドライバーで打ち分ける,というのが,正しい使い方のように思えてきた。どうせ2打目にスプーンを使うケースも稀だし,パー5ホールの2打目で2オンを狙いたかったら4番ウッドか5番ウッドを使うかたちになるんでしょう。

そして,TPバージョンはオーダー時にカスタムシャフトの選択肢が多いのは魅力的だけど,バランスがD5なので,アベレージゴルファーにはちょっと振りづらいかも。

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ソース

TaylorMade's new driver is a 3-wood | This is the Loop | Golf Digest

拙訳

多くのゴルファーにとって,バッグの中でもっともロフトのないフェアウェイウッドは15度かそれ以下だと思うが,それは良くて妥協のクラブ,悪くてなんだか使えないものになっている。

ここに問題がある。つまり,フェアウェイウッドがどんどん長くなっている(最近の典型的な長さといえば,一世代前のドライバーの長さとほとんど変わらない)のにつれて,アベレージゴルファーにとっては芝の上から打つにはどんどん難しいクラブになっているのだ。さらに,上級者はドライバーの飛距離をどんどん伸ばしており,地面から3番ウッドを打つケースは,もしあったとしてもどんどん稀になっている。ということで,結果としてふたつのシナリオが考えられる。アベレージゴルファーがフェアウェイから打つのに苦労するフェアウェイウッドを手にしているか,上級者がフェアウェイから打つ必要のない3番ウッドを手にしているか,だ。いずれのケースにしろ,これらフェアウェイウッドの最新版は,低スピンと高打ち出しでさらなる飛距離を約束する,薄くて弾きのいいフェースを売りにしている。

しかし,これらクラブをティーショット用クラブの理想的な2番目の選択肢とする技術は,簡単なものではない。というのも,これらクラブの多くは,主にフェアウェイ上で使うために設計されているからだ。フェアウェイ上で使えるクラブにするための要素のすべて(シャローなフェースや,より小さいサイズ)は,そのクラブをティーショットで用いるとなると,不必要であるか,非生産的であるか,あるいはやっかいなものである。

テーラーメイドの新しいSLDRミニドライバーは,ドライバーのように使えるフェアウェイウッドを作るという問題に対する,テーラーメイドからの回答である。SLDRミニドライバーは,その体積が260ccと,いま売られているフェアウェイウッドの中ではもっとも大きなものである。それは,1990年代中盤のチタン製ドライバーより大きい。(キャロウェイとPingも最近,大型サイズのフェアウェイウッドを導入した)。その大きなサイズは,通常サイズのフェアウェイウッドと比べたときに,芯を外して打ったときでもボールが安定することを意図して設計されている。芯は,だいたいフェースの3分の1ぐらいの大きさなのだ。大きなフェースサイズによってさらに,最大の初速とさらなる飛距離を得るためのもっとも柔軟性のあるエリアが拡大した。

「ツアープロと上級アマチュアは,3番ウッドを,フェアウェイからよりもティーインググラウンドから打つことが多い」と語るのは,テーラーメイドのメタルウッド部門シニアディレクター Brian Bazzel。「という事実をもとにわれわれは,3番ウッドとドライバーの中間サイズで,ティーショットを打ちやすいメタルウッドの開発に乗り出した」

昨年の夏,優勝した全英オープンを含めて,ドライバーをバッグから抜いて3番ウッドを使ったことが話題を集めたフィル・ミケルソン。今週は,ジャスティン・ローズが同じように話題になるかもしれない。マスターズに備えて,ローズがSLDRミニドライバーをバッグに入れたということが報告されいている。

SLDRミニドライバーは,高張力鋼を素材とし,通常のSLDRドライバーと同様に低スピンを生み出す重心構造を持っている。低浅重心が生み出す低スピン高打ち出しのボールは,あらゆるボール初速に対して最適な飛距離を達成する。さらに低浅重心は,効果的なエネルギー伝導を生むクラブフェースと合わさることで,さらに効果を生む。ロフトのあるフェアウェイウッドは,アベレージゴルファーにとって,ドライバーに比べてより最適な打ち出しを得やすくなる。ドライバーに比べて短いシャフト(SLDRドライバーが45.5インチなのに比べミニドライバーは43.5インチ)は,さらに,アベレージゴルファーにとってはよりフェースの芯で打ちやすく,さらにスクエアにインパクトをむかえやすくなるだろう。

ミニドライバーはまた,もはやおなじみとなったリーディングエッジ際の溝を持つ。これは,フェースの下部で打ったショットのボール初速を上げることを狙って設計されたものだ。

SLDRミニドライバーは,3種類のロフト(12度,14度,16度)とふたつのバージョンで発売される。通常バージョン(280ドル)は,SLDRドライバーと同じ Fujikura 57 シャフトを標準装備。長さはドライバーより2インチ短い。TPバージョン(380ドル)は Fujikura Motore Speeder 7.3 を標準装備し,バランスはD5と重くなっている。