Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

イメージトレーニングの効果,体の感覚

Fight Clug: ダーツの実験
http://blog.zaq.ne.jp/fightclub/article/314/

学生たちをいくつかの群に分けて、初日にダーツ50投、8週間後にもう一度50投して点数を比較するんだけど、その間、何にもしない群、週5日30分間にダーツを50投する群、それからイメージトレーニングの日と実際の練習を交互にする群に分けた。イメージするっていうのは、椅子に座ってリラックスした状態で、自分が立ってダーツを握ったときの指の感触、リリースから的に当たった瞬間までをしっかりイメージする。

結果、どうだったかというと、何もしなかった群はもちろん上達はなし。毎日投げ込みをした群は平均67点アップ。イメージトレーニングと交互にした群は平均165点アップの好成績だった。これには学者さんもびっくりしたそうだ。

イメージ法といっても色々あって、目で見ている傍観者の立場でのイメージじゃ効果は少ない。自分が身体を動かしているイメージ、つまり頭の中で運動をしていることが大事なんだ。

結局,「体を内側から感じる」ことが大事なんだね。スクールに行っても自分のスイングの映像を見せられるけど,それと自分の中の感覚を照合させる過程が大事ということか。

それで思い出した。石川遼についてのこの記事が印象的だったんだ。

GDO: ショット復調に「スッキリした」 石川遼は65位で最終日へ
http://news.golfdigest.co.jp/news/pga/article/49190/1/

「昨日の練習での出来が良くて『このまま寝ずに練習して、感覚を消したくない』と思ったくらい。一回寝て、(感覚が)消えちゃうのがすごく嫌だったから。忘れないように、(スイング中に)どういう景色が見えて、体のどこが張って、どこが捻じれているかをずっと考えていた。今日の朝の練習でできていたので、スッキリした」

上手いとか上手くないとか関係なく,こういうのって感じるようにしなければずっと感じられないままだよね。感じるように意識を持っていって,それで徐々に神経がつながっていくイメージ。