体の変化とスイングの変化｜右股関節の詰まりと〈パフォーマンスアップ整体〉

坐骨神経痛？

記憶が薄れつつあるけれど，2020年にコロナのせいで在宅勤務が始まり，それからほどなくして体に違和感を抱くようになった。右股関節の詰まりと，右脚の痺れ。そしてたまに右内腿の筋の攣り。

そして記録をたどると，まだ筋トレを始めていなくてランニングにハマっていた2021-22年。2021年の夏には走りすぎて右膝を痛め，2022年初頭にはインターバル走の途中で右ハムの肉離れ。その肉離れはほどなくして治ったものの，それをきっかけにして歩き方がぎこちなくなった。

ってな感じで，ここ数年で右脚がどんどん酷いことになってきた。最初のころは右股関節の詰まりも寝て起きたらとれて夕方になるとまた悪くなってくる，って感じだったけれど，最近では寝ても覚めても違和感あるまま。ゴルフの練習を終えるとその違和感はさらに強まり，だんだん日常生活にも支障をきたすレベルに……。

ということで，症状的になんとなく坐骨神経痛なのかなと思い，近所の外科もいい印象がないのでかわりにカイロプラクティックに行ってみた――二箇所に――ものの，本質的な解決に至っている感触が得られない。だって施術直後に症状がまったく改善されてないんだもん。

パフォーマンスアップ整体

……みたいな状況のときに，ちょっと前から気になっていた人に連絡をとってみた。〈ゴルフ特化型パフォーマンスアップ整体〉の澤さん。

最初に澤さんのことを知ったのはInstagram。田渕さんだったか高野さんだったかの投稿で森ゼミに触れられていて，その参加者の中に澤さんがいた――はず。タグづけされていたのでなんとなく見てみたら，その投稿の内容が濃くて厚い。

ということで，右脚の違和感をなんとかしたいという現実的で藁にもすがる思いと，この人ってどんな人なんだろうというフワッとした好奇心をミックスして，澤さんに連絡を取って施術を受けにいった。それが1か月半前ぐらいの話。

それで施術を受けて，それ以上にいろんな話をして――澤さんといると話したいことが次から次へと出てくる，セルフケアの仕方を教えてもらって，それから右脚の状態はだいぶ良くなった。（あのカイロに使った時間とカネはなんだったんだ，って感じ。）

澤さんは体の専門家だけど，森ゼミにも通われているから，ゴルフスイングのこともよく分かってる。体とゴルフスイングとを結びつけるところでアツいメッセージを発している稀有な存在というか……。*1 で，最初の施術が終わったあとで自分のスイング動画を観てもらったんだけど，そのとき――というかずっと――自分が課題だと思っていることを，さらっと指摘してくれた。と同時に，体の〈重心〉というワードも出してくれて，それ以来自分のスイングの〈内観〉――これは澤さんがよく使われる言葉だけど――も変化してきた。

右脚を使うスイングに

澤さんに言われたセルフケアを続けて，1－2週間ぐらいしたら明らかに体が変わってきた。練習を終えても右股関節の違和感がでない！　

それからさらに1－2週間して，スイングが変わってきた：バックスイングで右股関節に乗れるようになった――いままでこの感覚なしによく球打ってたなと思うぐらい。

それまでの僕もゴルフスイングは〈ウェイトシフト〉との格闘というか，特に長いクラブで左足に乗れない。（右股関節の詰まりが出たのもそれが原因のひとつだろうと思っているけれど。）澤さんに最初に会ったころは小手先の――足だから小足先か――テクニックで左足に乗るように工夫していたけれど，それが自然に出来るように徐々になってきた。

そしてここ数日に起こった変化は，〈右足のプッシュ〉。それまでダウンスイングの出力を高めるときに左足のプッシュを意識していたけれど，それが右脚の意識に変わった。その方がスイングの安定性が高まるように感じるし――細かい説明は省くけれど，そして弾道が低すぎたのも少し改善されているように思う。