Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

ベストスコアかハンディキャップか

先週久しぶりにロンドンの同僚が東京に出張でやってきたんですけど,その中のひとりでゴルフ好きの同僚が,開口一番「いまハンデいくつよ?」。あーこの感覚懐かしい,って感じなんですけど,昔書いたように*1,ロンドンにいたときって挨拶代わりにハンディキャップを訊かれるんですよね。「What do you play off?」って。

一方で日本ではハンディキャップの話をすることってほとんどなくって,むしろベストスコアを訊かれることの方が多いと思うんですよね。「ベストいくつだっけ?」って(なんなら「ベスグロいくつ?」って訊かれることもあるんだけど,逆にネットのベストなんか把握してないから……)。ほら,インスタでも,日本のゴルファーってベストスコアを乗せてるじゃないですか。しかも,「赤ティーからいくら,白からいくら,青からいくら,ハーフのベストがいくら」みたいに。

この差はなんなんだろうなーって深く考えるまでもなく,

  • 日本ではゴルフクラブの会員になる敷居が高く,イギリスではそれほどでもない。
  • コンペでは日本だとペリアとかでやることが多いけど,イギリスだとハンデを使うことが多い(しかもステーブルフォードで)。

とかとか。

まぁベストスコアは実力を測る指標のひとつであるとはいえ,例えば10年前に出した自己ベストが今の自分の実力を反映するかっていうと決してそうではないはず。「ベストスコアが減れば減るほど,それを更新するのは難しくなる」のはそうなんだけど,「だからどんどんラウンドをする気が失せる」っていうのはちょっと違うと思うんですよね。一方でハンディキャップだと「それを維持する・減らす」っていうモチベーションがあるので健全かなとも思う。

そういえば上記の同僚,イングランドゴルフ協会が提供しているこんなアプリを使っているみたい。

www.englandgolf.org

自分のスコア登録ができてハンデが計算されて,さらに友達のハンデとかも見られるみたいだけど,「自分が所属するクラブが発行するIDが必要」とかなんとか言ってるな。やっぱりどこかのクラブに所属していること(attach to a club)が前提なんだな……。

まぁ何がいちばん言いたかったかというと,ハンデいくつって訊かれて「13ぐらいかな」っていったら「ふーん」みたいな反応されて,さらに「オレ10.いくらなんだけど,そこからなかなか減らないんだよね」って言われたのが悔しかったってことです!