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1にコースで2に道具,3・4がなくて,5にスコア

「勝利」の追求とナイキゴルフ撤退の必然性

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久しぶりにフィル・ナイトの『SHOE DOG』を読んだんだけど,

フィル・ナイト『SHOE DOGS:靴にすべてを。』東洋経済新報社 - Dribs and Drabs

改めて感じたのは,ナイトはとことん「勝利」を追求してきたということで(ビジネスにしろオニツカとの裁判にしろ),それは自分が陸上競技をやっていて偉大なランナーではなかったというところからきていることもあるだろうし,コーチにして共同創業者となったバウワーマンのスピリットを受け継いでいるところもあるだろうし,あるいは「オレゴンの人間」ならではの屈折した感情から生まれ出るものでもあるだろうけれど,そんなナイト(あるいはそのスピリットを受け継ぐナイキ)にとって「勝者」にはなれなかったゴルフ用具ビジネスからの撤退というのはある意味で「必然」だったんだろうなぁと。

ナイキのゴルフ用具ビジネスからの撤退と,シューズとアパレルビジネスへの注力|Nike News - Linkslover

今でこそ中古市場でそこそこ高値がついたりするナイキゴルフのクラブだけど,ナイキが追求しているのってそういうニッチな立ち位置じゃなく,圧倒的な勝者であることなんだよね。用具ビジネスでいったらいまのテーラーメイドがその位置に近いといえるのかもしれないけど,でもウエアやシューズはいくら持っててもまだ買いたいって思うけど,クラブを買うのなんて限界あるしね…。

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ということで,この青ヘッドはいつまでも「ナイキゴルフ最後の市販モデル」として,永遠に伝説的存在でありつづけるのです……。幸か不幸か。