今年に入って一部で異様に盛り上がっているゴルフシューズがあります。それがこれ。
Nike Air Jordan 1 Low G。ナイキの「Air Jordan 1 Low」をベースにした,スパイクレスのゴルフシューズです。
異様に盛り上がっているのは需要に対して供給が絞られているからでありますが,なぜそもそもこのシューズにそれほどの需要があるのか? それは「セカンダリーマーケットで高く売れるから」という面も多々あるわけですが,とある人によると,このモデルは「Air Jordan のクラシックなシルエットを真に反映したシューズだから」ということらしい。僕の知り合いのスニーカーコレクターには「Air Jordan だけで70足持っている」という人もいるぐらいで,それだけこの Air Jordan というモデルには異様な引力があります。
しかしこの「Air Jordan 1 Low G」(GはGolfの意),海外ではゴルファーのあいだで盛り上がっている感があって,インスタグラムではトニー・フィナウがこれを履いている姿を披露しています。
一方で日本ではゴルファーというよりはスニーカーヘッズのあいだでの方が盛り上がっている気がしなくもない――自分が観測しているところが偏っているだけかもしれないですが*1。なぜかナイキジャパンでの販売はなくて,ゴルフ5とか有賀園ゴルフとか,そういう量販店での販売だけなんですよね,日本では(もちろん抽選で)。
スニーカーダンク(SNKRDUNK)という転売サイトでは,ご覧の通り盛り上がっております――値段が。いちおう定価は17,600円(税込み)。
ってな感じでございますが,まぁ改めて思うのは,ナイキのビジネスとしてはやっぱり用具の製造から手を引いて,シューズとアパレルにフォーカスしたのが正解だったということですね。
追記
そうこう言ってたら,ナイキジャパンでもアプリ限定でこのAir Jordan Low Gが発売されるみたいですね。