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Dave Pelz『Dave Pelz's Putting Bible』

Dave Pelz's Putting Bible (Dave Pelz Scoring Game)

Dave Pelz's Putting Bible (Dave Pelz Scoring Game)

  • 作者:Pelz, Dave
  • 発売日: 2000/06/01
  • メディア: ハードカバー

Putting Overview

Chapter 1 / What Is Putting?
  • フルスイングゲームとパッティングとは別物。
  • ペルツの考えるパッティングの名手は,ジョージ・アーチャー,ベン・クレンショー,デイブ・ストックトン,ローレン・ロバーツ,ボブ・チャールズ,ブラッド・ファクソン,グレッグ・ノーマン。(ベン・ホーガンとアーノルド・パーマーのスキルは,素人に毛が生えたようなもの)
  • パッティングはサイエンスとアートとの融合。しかし「黒魔術」ではない。
  • 不満の原因は,期待値が高いこと。
  • パッティングを構成する15の要素。
Chapter 2 / Problems on the Greens
  • パッティングは黒魔術ではないが,すべてのパットに「幸運」の要素はある。
  • パッティングに悪影響を与えるものとして,グリーンのスパイクマーク,ピッチマーク,カップのエッジ,不均一なボールなど。
  • 曲がり幅に関していえば,上りのパットより下りの方が簡単。しかし下りのパットは繊細なタッチが要求される(タッチの違いが増幅されて距離の違いにあらわれる)。
  • 1パットを増やすより,3パットを減らす(なので,ショートパットだけじゃなくロングパットも練習せよ)。
Chapter 3 / Methods of Putting
  • 私の理論を貫くのは,「シンプルなほど良い(simpler is better)」。
  • 最も簡単なパッティング方法。一番目は「The True Roller」(球を転がす道具),二番目は玉突き(ビリヤード)。
  • いろんな打ち方の紹介。手首を使ったりボディーを使ったりとか。

The Fifteen Building Blocks of Putting

Chapter 4 / The Seven Building Blocks of Strokes Mechanics
  • ボール=ホール・ライン:(打つ前の)ボールとホールとを結ぶ直線。
  • エイムライン:パットを打ち出す方向。
  • ボールトラック:打ち出されたボールの軌跡。
  • ブレイク:エイムラインからホールに垂線を引いたときの,エイムラインからホールの近い側のエッジまでの距離。
  • エイム:狙う方向のこと。
  • パターパス:パターヘッドが動く方向。
  • フェースアングル:フェースからの垂線とエイムラインとのなす角度。
  • インパクトポイント:打点。ボールとパターフェイスが接する点。
  • パットスピード:転がされたボールの速度。
  • グリーンスピード:グリーンの速さ。芝のさまざな条件で決まる摩擦。通常はスティンプメーターで計測される。

以下,15のビルディングブロックのうち,7つの基礎。

  • エイム:両目はエイムラインの真上に。
  • パワーソース:パッティングのパワーの源。基本的には3つあって,1) 指とか手とか手首とか前腕とかの小さな筋肉,2) 腕と肩,3) ボディーモーション。ベストなのは2(要するにショルダーターンと言われるものだと思われる)。
  • パターパスのミス(エイムラインからのズレ)は,その17%しか結果に影響しない。
  • エイムラインに対してクラブフェースを開いて閉じて打つのが自然だという教えがあるが,ペルツの考えはそれに反する。エイムラインに対してフェイスをスクエアに保つべき(なぜならボールの行方に最も影響を与えるのはフェースアングルだから)。
  • 打点の位置はさらに重要。
  • 芯で打つのが大事なのは,打感とともに,そこでエネルギーが最大限に伝達されるから。
  • ボールにオーバースピンがかかるよう細工したパターは,ショートパットこそ良かったものの,ロングパットや逆目のパットではうまくいかない。
  • 理想的なポールポジションは,スイングの最下点から2インチ左。
  • 最適な打ち出し角は,スピン量ができるだけ少ない状態で,芝のちょうど上にボールが顔を出すぐらい。
  • 両腕の前腕のスクエアを保つ。
  • アーノルド・パーマーの内股スタイルも,下半身を固定する上で有効。
  • その他,グリップの仕方とか。
Chapter 5 / Five Nonphysical Building Blocks: Touch, Feel, Attitude, Routine, and Ritual
  • 狙った方向に打ち出すのはパッティングのメカニクスの問題で,易しい部分だけど,適切なスピードで打ち出すのは,それよりも遥かに難しい。メカニクス以外に「フィール」や「タッチ」の問題が絡んでくるから。
  • タッチとフィールとグリーンリーディングは,心の中の問題
    • タッチ:何をするかを知ること:パットの長さ,要するパワー
    • フィール:どうするかを知ること:ストロークのサイズ,ストロークの運動感覚
    • グリーンリーディング:どこに打つかを知ること:スロープ,グリーンスピード,芝目
  • 練習グリーンで本番さながらのプレッシャーを感じるのは不可能。本番でプレッシャーを抱かないのも不可能。であれば,プレッシャーがあろうがなかろうが機能するパッティングストロークを構築するしかない。それが,デッドハンズストローク(Dead-Hands Stroke)。
  • 8秒ごとに感覚の30%が失わる。
    • 考えるな,繰り返せ。
  • グレッグ・ノーマンは,勝利がかかったパッティングだろうが,練習グリーンでのパッティングだろうが,必ずフィニッシュをとったままボールの転がりを見届ける。
  • ジャック・ニクラウス「そのストロークでパットが決まるって信じられなくて,どうしてパットを打てるの?」
Chapter 6 / Stability and Rhythm: Two Artistic Fundamentals
  • 「インパクトでパターヘッドを加速させろ」と言われると,手や腕で加速させる人が大半。
  • ストロークの安定性を高めるのは引く動きだが,手や腕で引いてはいけない。
  • リズム:理想的な状態では,振り子の周期は振り幅によらない。
Chapter 7 / Green-Reading, the 15th Building Block
  • 理解してほしいのは,
    1. ゴルファーはほぼ例外なく,曲がりを浅く読む。
    2. それをほぼ一貫して行なっている。
    3. グリーンの読み方を学べば,もっとパットが決められる。
    4. この問題を注視しなければ,これまで述べてきた15のビルディングブロックなぞ無意味になる。
  • ゴルファーの大半は実際の曲がりの3分の1ぐらいの幅しか読んでいない。しかし実際には,65−75%ぐらいの幅で構え,85-95%の幅で打ち出している。
  • 芝目。40フィートのパットをして,逆目では35フィートの転がり,順目では45フィートの転がり。
  • 芝目が横の曲がり(break)に与える影響は10%以下。転がり(roll distance)には25%以上の影響を与える。
  • プラムボブ(Plumb Bobs)は無意味。
  • グリーンの読みで最も重要なツールは「無意識」。

Additional Influences In Putting

Chapter 8 / Speed Is More Important Than Line
  • ホールのバックエッジを17インチオーバーするスピードが最適。
Chapter 9 / Wind, Lopsided Balls, Dimples, Rain, Sleet, and Snow
  • 風の影響は確かに受ける。
  • ボールの重心がずれているとどれだけパットがずれるか(0.005インチの重心のズレで13フィートのパットをすると6.29インチのオフライン)。
  • ディンプルの影響もなくはないが,ホールを外れるほど出球がずれるのは,速いグリーンでのショートパットか下りのパットのときだけ。

How to Improve Your Putting

Chapter 10 / The Improvement Process
  • パッティングには信じられないぐらい「運」がつきまとうけれど,常に幸運でパットを決める人もいなければ,常に不運でパットを外す人もいない。パッティングとは,技術と確率と統計のゲームである。
  • パットを外したときのパターン(どの方向にどの距離だけ)を記録すれば,ストロークの問題とその解決とに役立つだろう。
  • 私が「やれ」と言ったとき,それは「正しく2万回やれ」を意味する。
Chapter 11 / Establish Your Practice Framework
  • ベン・クレンショーのパターシャフトは,よくしなるものだった。
  • オフセットについて,多くのパターメーカーは「インパクト時にフェースをスクエアにして打感を高めるため」と主張するが,それを裏付けるデータを私は知らない。
  • ソフトなインサートはディンプル効果(前述)を減らすかもしれないが,その確たる証拠はまだない。
Chapter 12 / Improve Your Stroke Mechanics
Chapter 13 / Develop Your Artistic Senses (Feel, Tough, Green-Reading)
Chapter 14 / Face Your Special Problems
Chapter 15 / Wrap-Up