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ぜんぜんわからない 俺たちは雰囲気でゴルフをやっている

ロリー・マキロイのロングインタビュー|Vol.2|Independent.ie

ソース

Paul Kimmage meets Rory McIlroy Part Two: Battles with Tiger, Portrush collapse and the round he will remember forever - Independent.ie by Paul Kimmage, 9 February 2020

拙訳

ゴルフは,常にそうであったように,概ね負けがつきものだ。しかし彼は,片手で数えられるほど,本当に傷ついた敗戦を経験している。*1

2011年のマスターズ,4打差を逆転された。2013年の全英オープンでは予選落ちをした。2016年のライダーカップでパトリック・リードに敗れた。そして2018年9月のある暑い午後,アトランタでのツアー選手権を終えたあとのロッカールームに座る彼に,耳をつんざくような叫び声が聞こえてくる。*2

「タイガー!」*3

「タイガー!」*4

「タイガー!」*5

彼にとってウッズは幼いころのアイドルだったし,今では友達でもある。しかし,最終日に数々の敗戦を喫してきたシーズンの最後で,そのタイガーを倒すチャンスがやってきた。「僕は本当に立派なプレーをしたかったんだ。タイガーを本気にさせるような」と彼は言う。「タイガー・ウッズを倒すチャンスだったんだ。赤いシャツを着た,神話上の生物を」。*6

しかし彼は,安物のスーツのようにクシャクシャにされた。*7

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彼はシャワーを浴びて着替えをし,地元の空港に連れて行かれた。彼のジェット機が待っている。ハリーとエリカはもう搭乗している。数分後に,ライダーカップの開催されるパリに向けて旅立つ。しかし彼の気持ちが和らぐまでには,数時間を要した。*8

窓の外を眺める。彼の頭の中に,思いが渦巻く。*9

「もっとできるのに。」*10

「タイガーを倒せるのに。」*11

「もっとできるのに。」*12

「タイガーを倒せるのに。」*13

「もっとできるのに。」*14

「タイガーを倒せるのに。」*15

そしてそれから,どこからともなく,大西洋の遥か頭上で,何かがひらめいた。*16

6. 克服|Overcoming

西暦170年のある夜,ゲルマニアにおける戦いの前線にあるテントの中で,ローマ帝国の皇帝マルクス・アウレリウスは,腰を下ろして文書をしたためた。あるいはそれは,ローマにある宮殿の中で夜明け前にされたのかもしれない。あるいは競技のあいだのわずかな時間に,眼下に広がるコロッセウムの床面で行なわれている大虐殺を無視して行なったのかもしれない。それが正確にどこでかったかは,重要ではない。大事なのは,この男,現在では最後の五賢帝として知られるこの男が,腰を下ろして文章をしたためたということだ。誰かに向けたものでもなければ,出版を意識したものでもない。ただ自分自身に向かって,自分自身のために。彼が書き残したものは,まぎれもなく歴史上もっとも効果的な公式のひとつだ。われわれが人生の中で出会うであろう,あらゆるネガティブな状況に打ち克つための公式。何が起こったかに関わりなくではなく,何が起ころうともそれを力に変えて突き進むための,公式。*17

The Obstacle is the Way, Ryan Holiday

Paul Kimmage: で,君も書き始めたんだって?*18

Rory McIlroy: そう,黒い日記帳に。そこにあるモールスキンみたいなやつに。日付と,何を感じているかと,書かなきゃいけないことと,なんだろう,10ページぐらいかな。フロリダからポートラッシュに向かう飛行機の中でさ。またあとで話すよね,これ。*19

PK: 本もいっぱい読んでるよね。マスターズのときは,スティーブ・ジョブスの伝記と,あと『デジタル・ミニマリズム』っていう本を読み始めたばっかりだったっけ?*20

RM: そう,カル・ニューポート(Cal Newport)の。あと『ディープ・ワーク』っていうやつで,人間の脳の能力について書かれたやつも。でも『デジタル・ミニマリズム』は凄いよ。CBSのカイル・ポーター(Kyle Porter)がオーガスタについて書いた記事の中で取り上げてて,人々がスクリーンを見ずに(マスターズでは携帯電話の持ち込みが禁止されている),会話をしてその場で起こっていることを体験していることが,いかに素晴らしかったかを記しているんだ。 *21

PK: で,その本を探しに行ったの?*22

RM: うん。それを読んでもっと……,いろんなことを意識するようになった,と思う。「どうしてスマホを取り出したんだろう? 何か調べたいのか? メッセージを見たいのか? メールを送るのか?」とか。なんかこう,ずっと触ってるじゃん。*23

PK: そうだね。*24

RM: それで,周りの人から勧めてもらっているんだ。Donal(Casey,彼のマネジメントチームのCEO)は貪欲な読書家でさ,それで勧めてもらったやつを見てみるんだ。自分と波長が合う本が何冊もあったし,お気に入りの作家も見つかった。そういう読書が,ゴルフコースの中でも外でも,助けになってるね。自助努力っていうのかな。そういうのがいっぱいあったよ。*25

PK: もうちょっと話そうか。Greg McKeownの『Essentialism: The Disciplined Pursuit of Less』。*26

RM: 最初の方で読んだ本だな。*27

PK: 本の核心は?*28

RM: Noと言うこと。*29

PK: (笑)オッケー。*30

RM: 簡単に言えば,同時に6つとか7つとかのことに首を突っ込むよりも,僕はそうしがちなんだけど,何が大事で何が大事じゃないかを見極めて削ぎ落とそうよ,っていうこと。記者会見で何度か言ったことがあるんだけど,「僕はもう十分に周りの人を喜ばせようとしてきた。これからは自分自身を喜ばせる」。本質主義だね,基本的には。*31

PK: 『The Greatest Salesman in the World』は?*32

RM: うん,オグ・マンディーノね。それはもっと……,十戒についての戯曲というか,どうやってこれら古代の巻物が人生を変えるかっていうこと。いちばん心に響いたのは,「心からの愛でもって,今日という日を迎える」ってやつ。特にこのゴルフの環境で,ガツガツしたヤツがやってきつづける状況じゃさ。*33

PK: (笑)*34

RM: ヒッピーみたいなこと言うわけじゃないんだけど,競争的な部分と,思いやりみたいなもののバランスを取りたいなと思ってさ。*35

PK: 『The Obstacle Is the Way』。*36

RM: 読んだなかでいちばん良かったよ。ライアン・ホリデー(Ryan Holiday)は最高だね。それで,僕が人生の中で十分に持ってないなと強く思うことのひとつは,合理性なんだ。たまに衝動的になっちゃって,思いつきで喋って,深く考えないで行動しちゃう。もしもっと早くこの本を読んでいたら,もうちょっと違っていただろうね。*37

PK: 続けて。*38

RM:マルクス・アウエリウスとギリシャ人について書いる箇所があって,ストイシズムとストイックがどこから来てるかとか,偉大な人たちの例を挙げているんだ。長い年月の中で,すばらしい耐える力と物事を乗り越える力とを示してきた人たち。つまり,アーサー・アッシュがテニスをするためにどんな苦労をしたかを僕は知らなかったし,アメリア・イアハートとかトーマス・エジソンとかさ……,いろんな例がいっぱいあるよ。*39

PK: ひとつ挙げて。*40

RM: うん。かつて,トーマス・エジソンはR&D(研究開発)施設と今は呼ばれるものを持っていて,いろんな狂ったような実験をしていたんだ。だけどある夜,そこが火事にあって,彼の作品がすべて燃えてしまった。たぶん今なら1億ドルぐらいの価値があるだろうっていうものがね,それが破壊された。彼はそこに立ち尽くして,ただ呆然とその様子を息子と一緒に眺めていたんだ。エジソンが言ったのは,「お母さんと妹を呼んできなさい」。息子は「なんでふたりにこんなのを見せたいの?」って言ったの。エジソンは,「こんな火事を再び見ることはないだろうからね」って言ったんだ。化学薬品から,いろんな色の炎が上がってたからさ。すべてのものがクソミソになっている中で,彼には世の中がこんなふうに素晴らしく見えていたんだ。*41

PK: (笑)*42

RM: それから彼は創作に戻って,自分の仕事をした。つまりさ,僕たちの今の生活は,トーマス・エジソンの発明なしには成り立たないかもしれないんだよね。なので,『The Obstacle Is the Way』っていう本は,困難について,困難を愛することについてなんだけど,僕は困難を愛したことなんてなかった。物事が簡単だったら素晴らしいけど,そうじゃなかったら「くそっ! 難しすぎるよ」って。今は,「もっと難しくして」って。それで自分がより良くなれるからね。*43

PK: 他には?*44

RM: マーク・マンソン(Mark Manson)の『The Subtle Art of Not Giving a F○ck』。*45

PK: (笑)*46

RM: エリカがくれたんだ。「読んでみて」って。素晴らしかったよ。*47

PK: いつまで学校に行ってたんだっけ?*48

RM: んー………,15年前まで?*49

PK: 何か資格は持ってる?*50

RM: 何もないよ。*51

PK: 知識欲が凄いね。*52

RM: 昔あったら良かったのにね。*53

PK: もっといい人生だったと思う?*54

RM: たぶん違うだろうね。これは旅で,僕はまだその中にいる。読書して,精神がどう働くかを学んで,自分にどう活かせるかを考える。興味本位で読んだ本もいくつかあるんだけど,自叙伝とかそういうの,でも今年はこういう本の影響を受けて,ここまでこれたよ。*55

PK: オッケー,それについて語ろうか。今年の初めにさかのぼって,Kapalua の Tournament of Champions で4位タイ,トーリーパインズで5位タイだったね。*56

RM: うん,Kapalua ではまた最終組(首位のゲーリー・ウッドランドと)だったけど,ザンダー(・ショフレ)が62で優勝したね。トーリーパインズを覚えている人は誰もいないと思うけど,僕にとってはたぶん生涯忘れられない大会になったよ。その週,ショットは最悪だったけど,ちょうど『The Obstacle Is the Way』を読んでいる途中で,グリーンを外すたびに「よし! チャレンジ最高。何しよっかな?」って(笑)。グリーンを外してこんなに盛り上がれるなんてね!*57

PK: (笑)*58

RM: 信じられなかったよ。*59

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PK: ハリーも全部知ってるの?*60

RM: うん,全部話すよ。*61

PK: そうすると,ただ「5番アイアンだよ,ロリー」ってわけじゃないんだ。*62

RM: 違うね。日曜日の最後にバーディしたとき――17番でもチップインだったと思うけど――,ヤツの顔を見て,「クソ! 今週ここでこっそりやったぞ!」って。他の人にはどうでもいいだろうけど,僕にとっては大事だった。その週は最大限やりきれたと思う。*63

PK: それから The Players Championship まですごいパフォーマンスが続くよね。リビエアで4位,メキシコで2位,ベイヒルで6位。自信がついた?*64

RM: とってもね。*65

PK: これが取り組もうとしていたこと?*66

RM: そだね。毎週,やれる限りのことはやれていた。*67

PK: でも勝ててはなかったよね。で,しばらくのあいだ,それがだいぶ話題になってた。ロリーは最終日に弱いぞって。*68

RM: そだね。*69

PK: The Players Championship でどれぐらい騒がしくなった?*70

RM: かなりね。テレビを消せってみんなに言った部屋に座って,トロフィーを抱えてワインを手にしてたんだ。なんていうか……,かなり満足したし,自分が誇らしかった。大会に勝ったっていう事実じゃなくて,その勝ち方がそう思わせたね。大変な瞬間がいくつかあったんだよ。4番でのダブルボギーとか。でもそれが『The Obstacle Is the Way』だよね。「この戦いの中にいて,僕は切り抜けるんだ」。それ以降はボギーがなかったよ。*71

PK: そうだよね。*72

RM: 流れを切らさないように,必要なところで本当にいいショットが打てたし,自由にプレーできたよね。だから,勝つのは素晴らしいしトロフィーは素敵だけど,でも本当に満足したのは……,克服したことさ。*73

7. サソリのキス|Kiss of the Scorpion

マキロイは43歳のウッズにマッチプレーで対戦したことがなかったし,どれだけコンディションが温暖から寒冷に素早く切り替わるか分かっていなかった。バックナインでは,予報通りに雨と風が吹いた。しかしマキロイは同時に,対戦相手のウッズに備える必要もあった。冷静にパットを決め,会話をかわさないウッズ……。試合の序盤では,マキロイはウッズを世間話に巻き込もうとしたが,その狙いもショートパットのように外れた。5番のティーでフェアウェイが空くのをじっと待っているあいだも,彼らのあいだには会話がなかった。*74

Karen Crouse, The New York Times, March 30 2019

PK: サソリとカエルの話に戻ろうか。*75

RM: (笑)*76

PK: The Players で勝って,WGCマッチプレーが開催されるオースティンに向かい,予選グループを通過して準々決勝でタイガーと対戦した。*77

RM: そだね。*78

PK: 彼はヒーローであり仲間であるけど,同時に彼はサソリで君はカエルだ。*79

「ねぇタイガー,一緒に川を渡らないか?」*80

「いいよ,ローリー」*81

「肩を組み合ってさ」*82

「そうだな」*83

そして彼は,道半ばで君に痛恨の一撃を与える。*84

RM: (笑)*85

PK: それが彼の性質だから。*86

RM: うん,トニー・フィナウがプレジデンツカップのときに,オーガスタで似たような話があったって。最終日に5番ホールを一緒に歩いてて,トニーが「タイガー,家族はどう? 子供たちは?」って聞いたんだけど,タイガーは「いいよ」ってだけ言って,歩きつづけたって(笑)。似たようなもんだよね。*87

PK: (笑)*88

RM: うん,あれはツアー選手権のあとで僕にとっては重要な日だった。いいプレーができたし,大部分では食らいつくことができた。16番でグチャグチャになる前は取り戻せたけど,そこで終わったね。だけどそう,タイガーは前よりも「カエル」の部分が増えたけど,でも大部分は「サソリ」だよね。一方で僕はきっと……,少しはサソリの部分もあって必要なときにはそうなれるけど,でも自然の気質としてカエルだね。*89

PK: (笑)*90

RM: でもそのあとで僕は怒った。記者とは話さなかったよ。*91

PK: どうして怒ったの?*92

RM: ツアー選手権で怒ったのと同じ理由。いつも「勝つか学ぶか」って言ってるけど……*93

PK: 学ばなかった?*94

RM: 少し学んだ。もっと自分をコントロールできるようになったし,いいプレーができるようになったし,もっと気合を入れてプレーするようになった。でもロッカーを片付けて空港に向かうとき,同じことが頭をよぎったんだ。「もっとできるはずだ。タイガーに勝てるはずだ」って。*95

PK: そうだよね。*96

RM: それに,僕と誰かっていうふうには捉えたくないんだ。ゴルフって本質的に,自分自身との戦いだからね。それと,ゴルフコースとの戦い。他人を気にしちゃいけない。関係ない。でもタイガーはタイガーだから――他の誰よりも――無視するのは難しいよね。*97

PK: そして次はマスターズ。*98

RM: うん,自分のプレーにはいい感触を持っていたけど,スタートでつまづいて,上位集団には一度も入れなかった。*99

PK: 最終日もスタート早かったでしょ?*100

RM: (笑)そうだね,しかも10番スタート! まずまずのプレーで68だったけど,違う大会でプレーしてる感じだったよ。*101

PK: ラウンドが終わって,借りてる家に戻ってきた。*102

RM: うん。*103

PK: エリカはそこにいて,君はテレビを見た。*104

RM: うん。*105

PK: 最初はタイガーを応援してなかったんでしょ。*106

RM: してない。*107

PK: 続けて。*108

RM: フランチェスコ(・モリナーリ)が有利だと思ったけど,僕にとってはもっと……,明らかにそこには,タイガーに勝ってほしいっていう期待が渦巻いていたよね。記者会見でもそのことを6ヶ月も聞かれたし。だから僕も自分本位で見てて,「なんだよ! ほらいけ!」って感じだったけど,そこから引いてみて,ゴルフ界への影響とかを考えたら,なんか「うわー! タイガーのやってることはメチャクチャすげーぞ」って。*109

PK: 何か驚くことはあった?*110

RM: タイガーのプレーで?*111

PK: そう。*112

RM: ドライバーかな。ティーショットが最高だったね。みんな彼が絶好調だったときの話するじゃん。2005年にディマルコ相手にチップイン決めたときの。でもみんな覚えてないんだけど,そのあとの2ホールでタイガーはボギーを叩いて,プレーオフになるんだよ。それでティショットが大きく右に行った。でもこれは……,16番でバーディーをとって,17番のティーにのぼって,それで信じられないティーショットを打つんだ。だから別物だったね。*113

PK: 確かに。*114

RM: でも僕がいちばん凄いなと思うのは……,つまりさ,みんなすごい盛り上がってるじゃん。「すげーぞ! タイガーがマスターズ勝つかも!」って。でも普段どおりなんだよね。15番でバーディー,16番でバーディー,それはまるで……*115

PK: 彼の集中力?*116

RM: うん。自分自身の小さな世界に入って,自分のプロセスに従ってるだけ。最後まで勝つことを考えてなかったんじゃないかな? でもちょっと変な日だったよね。早くスタートして,早くホールアウトして……。*117

PK: そうあるべきではなかった?*118

RM: ないね。オーガスタの最終日に思い描くものじゃないじゃん。日が傾いて,長い影ができて,ものすごい感性が聞こえて,っていう。でもそれでも信じられなかったね。*119

PK: 次の Quail Hollow では8位。それからPGAのある Bethpage に向かった。*120

RM: そだね。*121

PK: そこでまた,スタートでつまづいた。*122

RM: うん。誰も覚えてないだろうけどさ,でも僕は Bethpage をトップ10(8位)であとにしたんだよ。んでまた「クソ! よくやったぜ,俺」って。僕とシェーン(・ラウリー)はその日のベストスコアで,すごい下から上位にのぼったんだけど,でもみんなこう言うでしょ,それが批判に聞こえるからイヤなんだけど,「あぁ,また裏街道からトップ10でしょ」って。だから何? みんな72ホールやらなきゃいけないんだよ。まあね,最終組のプレッシャーの中ではプレーしてないけど,でもこの「裏街道からトップ10」ってやつ,いちばん腹が立つんだよね。*123

PK: まあね。*124

RM: だからそう,スタートでつまづいたけど,最後まで全力を尽くそうとしたし,自分のゴルフにはいい感触を持って大会を終えることができた。でもスイングでちょっと直すところはあった。*125

PK: カールソン・デイリーに言ったよね('The Rory & Carson Podcast')。マスターズのあとで腰を据えて,4日間のラウンドを,ほぼ1打ずつ振り返って。例えば,君は11番で3回もフェアウェイの右に外して,17番でも右に3回外した。*126

RM: そだね。*127

PK: それから変わった? よりハードに取り組んでる?*128

RM: いや,いつもそこにあるよ。*129

PK: なぜならパドレイグ(・ハリントン)にはそれを期待するけど,君はしないから。「あぁ,ロリーには才能があるんだ。練習する必要ないよ」的な。*130

RM: そう。人々の捉え方ってビックリするよね。僕はジュピターに住んでいて,The Bear's Club でPGAツアープレーヤーにたくさん会う。で,そこで他の誰よりも練習するのが,ふたりいるんだ。ジャスティン・トーマスと,僕と。でも誰もそんな風には思わないよね。特に僕については。でもそんなもんなんだ。Bethpage のあとでマイケル(・バノン,マキロイのコーチ)といっぱい練習して,Memorial でひどいプレーをして予選落ちをしたときもスイングについて考えていた。でもそのオハイオの週末にいくつかの点について取り組むことができて,そのあとカナダに行ったら,何かが変わり始めたのを感じられたよ。*131

PK: なるほど。*132

RM: 僕がやってなかったことのひとつが,僕の好きな軽いドローを打つこと。でもカナダではいい感じで打つことができるようになって,とても信頼できて,調子が良かったよ。*133

PK: そしてフェデラーのようにスイングする。7打差の勝利だったね。*134

RM: うん,最高のプレーだったし,ペブルビーチでの全米オープンに向けて本当に自信がついた。初日は良かったけど(68),でも大変だったね。僕はトータル8アンダーでかなり上位にいけると思ってたけど,僕自身は5アンダーで終わった。でもゲーリー・ウッドランドは13アンダーで,ブルックス(・ケプカ)に3打差で勝ったでしょ。みんなコース設定が簡単すぎたって言うんだけど,そんなことないよ。タフだったよ。*135

PK: またしてもトップ10入り(9位)して,そしてちょっと休憩?*136

RM: そう。エリカと一緒にカリフォルニアのビッグサーまで数日間旅をして,それからLAに戻ってダラっとしてたんだ。シーズンは長いからさ,こういうちょっとした休憩が必要だよね。ちょっと離れてゴルフのことを考えないのも,いいものだよ。*137

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PK: LAで何をしたの?*138

RM: (笑)それまで『プリティ・ウーマン』を観たことがなかったんだけど,その年の初めにエリカに観せられて,それで僕が「この映画が撮られた Beverly Wilshire に泊まりたいな」って言ったんだよ(笑)。良かったよ。LAはいいね。『ラ・ラ・ランド』のグリフィス天文台にも行きたかったんだ。『ラ・ラ・ランド』が大好きでさ。今まで観た中で最高の映画のひとつだね。*139

PK: 超笑えるね,それ。*140

RM: なんで?*141

PK: プリティ・ウーマンとか。*142

RM: うん。*143

PK: ラ・ラ・ランドとか。*144

RM: 君が僕に勧めたんだよ!*145

PK: だよね。なんていうか……,ロマンチックなとこあるんだね。*146

RM: そだね。すごく泣いたよ。彼ら(ライアン・ゴズリングとエマ・ストーン)がふたつのシナリオ――彼ありの人生となしの人生――をやったときとかさ。僕はもう「ふぅぅぅ!」って感じで,エリカと観ながら思ったんだけど,「やべーな! 僕らも全然違うものになってたかもね?」って。でもあの音楽……,全部が最高だったよ。*147

PK: 面白い精神構造だね。*148

RM: (笑)*149

PK: 君が記者会見でお金について質問されたときにさ,君が最後にFedEx Cup を勝ったときに,いかにキャディーに気前が良かったかって話があったでしょ。それと,ファーストクラスで飛行機に乗ることについて歌った歌をずっと聴いていたって話も。*150

RM: J. Cole の「Middle Child」だね。*151

PK: それそれ。ロマンチックな曲かなと持って探してみたら,ハードコア・ラップだった!*152

数百万売れた*153

だけどリッチな奴はいねぇ*154

カネの何がいい 仲間が文無しなら?*155

ファーストクラスの何がいい 仲間が座れねぇなら?*156

それが俺の次の仕事*157

だから辞められねぇ*158

レブロンみてぇに*159

仲間に恵むぜ*160

PK: どこから来たの? ラップの歌詞を引用してカネの価値について語る人っている?*161

RM: 洞察に満ちたラップミュージックはいっぱいあるよ。それに J. Cole は売れても謙虚なままで,カネでのぼせ上がったりしてないって知られてる。僕が強調したいのは,確かにいっぱい稼いださ,それは素敵なことだよ,でもそこからくる喜びとか満足感っていうのは,他の人の手助けができるっていうことなんだよ。それがおカネについてのすべてだね。フェラーリを買いに走りまわることじゃないんだ。*162

PK: 音楽の趣味が広いね。*163

RM: とっても広いよ。*164

PK: それにいろんなことに興味があるよね。最近ポッドキャスト(「Stuff You Should Know」)を聴いていたんでしょ? モザンビークの陶器についての。*165

RM: うん。アトランタのふたりがさ,トピックを選んでそれについて調べるんだよ。モザンビークの陶器だろうと,アメリカの電子タバコ論争だろうと,何でも。すげー面白いよ。クルマの中で聴くんだ。こないだも他のを聴いてたんだけど,エドワード・スノーデンと贈る「The Joe Rogan Experience」。素晴らしい。さっき言ったけど,学校にいたころにこういう知識欲があったらなぁと思うけど,でも今まさに経験してるからね。でも知ったかぶりになりたいわけじゃない。そうじゃなくて,ただ単に物事を知るのが楽しいんだよ。*166

PK: オッケー,ポートラッシュに移ろう。*167

8. 「ロリーはどこにいる?」|'Where's Rory?'

ロリー・マキロイは今週ゴルフ大会に出場するのではない。国を代表するのだ。2019年の全英オープンにおけるロリーへの期待は,膨らむばかりだ。コースのどこを歩いてもそのことを感じる。ロリーが10歳の誕生日を祝い,16歳で61(!)というコースレコードをつくった場所だ。観客たちは,彼の5回目のメジャータイトルを,この上なく期待している。そしてまた,街中でも,通りの壁という壁のこの30歳の姿が見られるのだ。*168

確かに,他にも地元が期待するプレーヤーはいる。グレーム・マクドウェルを筆頭に。彼はポートラッシュで生まれ,いまだにここに家がある。近所の人たちはGマックが優勝する姿を見たいだろうが,その可能性は低いことも承知している。マクドウェルは隣の兄ちゃんだが,マキロイは彼らのチャンピオンなのだ。ポートラッシュの,あるいはもっと。月曜日にコースを歩いたとき,タイガーの練習ラウンドで歓声があがっていたが,他のヒーローについてこんな声も上がっていた。「今日ロリーはどこにいる?」*169

Luke Kerr-Dineen, Golf.Com, July 17 2019

PK: それで,初日にコースに出ていったらものすごい歓声をうけた。2番アイアンを手にしてフェアウェイを見下ろすと,「あの感情」が頭をよぎった。*170

RM: そだね。*171

PK: そしてその準備はしていなかった。全英に向けた準備はしたし,コースに向けた準備もした。でも「その感情」の準備はできてなかった。*172

RM: うん,ほとんど圧倒されるとこだった。*173

PK: ブランデル・シャンブリーがラウンド後に何を言ったか聞いた?*174

RM: いや,聞いてない。*175

PK: 知りたい? それとも次にいく?*176

RM: いや,教えて。*177

PK: 「ロリー・マキロイについて私たちが今日見たことは,目新しいものではない。彼は,過去をさかのぼると,初日に弱い。もし誰かが大会の最初に悪いプレーをして,その日の残りに素晴らしいゴルフをしたら,それはフィジカルなものじゃない。技術的なものじゃない。ここに来るまで紙の上では,明らかに,ロリー・マキロイがベストなプレーヤーだった。世界ランキングのことは知ってるけど,でも誰かが続けて期待を下回るプレーをしたとしたら,それはビビりと呼ぶ。そうしたくはないけれど。でも(マキロイが最後にメジャーを勝ってから)もう5年だ」。*178

RM: オッケー。*179

PK: そこで質問なんだけど,僕が興味があるのは,その「ビビり」っていうのは「その感情」の文脈に置けるものなのかな?*180

RM: その通り。*181

PK: 続けて。*182

RM: (笑)あれがビビりだったってのは否定しないよ。僕からすれば,ビビりってのは,2011年のオーガスタで僕に起こったし,2012年のリザムでアダム・スコットに起こった。リードしてたけど台無しにするってやつ。ひどいスタートをするんじゃなくてね。それはもっと何ていうか……,躊躇とか恐れとか。明らかにちょっとした恐れはあった。失敗への恐れ。バーディーを取ろうとするんじゃなくて,ボギーを避けようとする。それは全然違う心の持ち方なんだ。*183

PK: なるほど。*184

RM: それが違いだね。過去5年のあいだに,ブランデルが言ってるようなリードを僕がしていたとして,それを勝利に繋げられなかったとしたら,そしたら彼に同意するよ。でも Valhalla 以降の5年間で,ビビりはなかったと言えるかな。期待通りのパフォーマンスはできなかった,特に大会の最初に,でもビビったとは思わない。*185

PK: なるほどね。じゃあポートラッシュの1番ティーに戻ろうか。ハリーは2番アイアンを打ってほしかったけど,君は自信がなかった?*186

RM: それが正しい選択だとは分かっていたけど,本当に打ちたくなかったんだ。でもそれはよく起こりうることで,僕がしたいのは自由にプレーすること。「さっと立って,いいスイングをするだけ」みたいな。でもちょっとだけ右手に力が入って,風に乗ってしまって,OBになっちゃった。*187

PK: いま何を思ってる?*188

RM: 「なんてこった! いいスタートだ」。だけどまだまだ始まったばっかりだったし,「次のボールで4打であがろうぜ」って。次のショットも左のモシャモシャしたこに行って,4打目――ふたつめのボールの2打目だけど――クラブに背の高い草が巻き付いて,シダのとこからアンプレアブルにしなきゃいけなかった。ピッチでグリーンに乗せて――実際あれはいいピッチだったけど――,パットを外した(結果「8」のクアドラプルボギー)。「やっべ! 悪夢みたいなスタートだ」。*189

PK: シェーンは君の前でプレーしてた。ボードにスコアが出たとき,信じられなかったって言ってたよ。コース全体を,この上ない衝撃の波が覆ったね。*190

RM: うん。*191

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PK: 1番グリーンから離れるとき,それを感じた?*192

RM: いや,全然。僕は僕自身の思いの中にふけっていて「オッケー,起こってしまったことはしょうがない。チャンスは来るだろ。イーブンパーに戻してやるぞ」って。ラウンド中盤はいいプレーが続いて,それを目指して頑張ってた。16番でいいショットを打ってバーディーパットを決める……,いや,ごめん,実際に起こったのは,グリーン左手前に外して,パットで転がしあげたけどショートした――5フィートか6フィートか―― それですごいプレッシャーを感じちゃって,次も外した。まだそのミスのことを考えてて,タップインしようと思ったけど,それも外したんだよね。「やっべーー!」。*193

PK: で,それで終わり。*194

RM: そだね。*195

PK: その週は家を借りたの?*196

RM: そう,エリカと,あと彼女の友達のマギーと。*197

PK: 家に戻ってから『The Sinner』を何話か観たって言ったよね。ワインのボトルを空けて,よく寝たって。*198

RM: うん。*199

PK: 眠れなくて寝返りをうったりもなかった?*200

RM: ないよ。その前の晩はあったけど。肩の荷が下りたって感じだったな。「よし,これ以上悪くなることはないぞ」って。*201

PK: でもその前の夜はあった?*202

RM: うん,でもそれは,どのメジャーでも同じだと思うよ。期待感だよね。1年に4回のチャンス。それでよく寝れることなんてないんじゃないかな。*203

PK: ラウンドのあとで両親に会った?*204

RM: 会ってないと思う。彼らは家にいて,ポートラッシュにはいなかったんだ。親父からテキストメッセージは来たかな。「大丈夫か?」って。両親は両親でやることがあったし,めったに会わないよ。*205

PK: ハリーは?*206

RM: 道を挟んだ向かいにある違う家にいたんだけど,でも彼にも会わなかった。僕は家に戻って,自分自身を外から遮断してた感じ。ちょっとだけひとりになりたくて,何が起こったかを突き止めたかった。自分自身の小さな殻の中に閉じこもった感じ。*207

PK: そんなときエリカはどうだったの?*208

RM: 彼女は平気だよ。いつも平気。僕を慰めてくれて,広い視野で眺めてた。ただの1ラウンドだよって。人生にはもっと大事なことがあるよって。何が起こっても大丈夫だよって。普通,僕は大会期間中にワインのボトルを空けるとかシェアするとか夢にも思わないんだけど,そのときは「やべ,ちょっとリラックスして落ち着かなきゃな」って。*209

PK: 金曜日は遅いスタートだったよね? 3時10分のスタートだっけ。*210

RM: うーん。*211

PK: 長く感じた?*212

RM: 大丈夫だったよ。朝食をとって,ジムに行って,いい汗をかいたら頭がちょっとスッキリした。ゴルフウェアに着替えて,ランチをとって,それからレンジでウォームアップにしたんだ。*213

PK: そして,唯一目指すところは予選通過?*214

RM: うん,クソみたいな午後で,僕は本当にこう思ったんだよね。「誰か僕のこと見に来る人,いるのかな。そうするか? 何の意味がある?」って。でもラウンドが進むに連れて人が集まってきて,バックナインで受けた歓声は……,実際にコース上で何度か立ち止まって,涙をとめなきゃいけなかったよ。*215

PK: ほんとに?*216

RM: 14番でバーディーパットだったけど,ボールがまだカップインする前に,左のグランドスタンドのみんなが大盛りあがりだったのが見えたよ。信じられなかった。いまこうやって思い出すだけで,こみ上げるものがある(涙をうかべて)。みんなにとって僕が何なのか,理解してなかった。それと,彼らの応援が僕にとってどれだけの意味があるのか,それも分かってなかった。*217

PK: 説明して。*218

RM: 2011年に北アイルランドを出ていって,それからキャリアの大半を世界中で過ごしたでしょ。それでたまに戻ってきて,同じに感じるんだけど,でもその繋がり感はどんどん失われるんだよね。それが,その日胸にグサっと来たこと。自分のルーツを忘れることはできないし,人々にとって自分がどんな意味があるかも忘れることはできない。それはまるで,国中が僕を抱きしめてくれているみたいだった。*219

PK: 最高の経験のひとつ?*220

RM: ゴルフコースで経験したことの中では,最高の中のひとつだね。「おい,ポートラッシュのやつの初日は何なんだ」ってみんな言う。でもそれは,ブランデルが言ってた健忘症に話が戻るんだ。わかるよ,初日のラウンドは最悪だった。そしてそれを思い出したくない。でも金曜日のあの僕のチャージは,一生忘れないよ。*221

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Joe Molloy (left), Andy Dunne (centre) and Shane Keegan on Newstalk's paper review

9. 新聞ではこう言ってる……|It says in the papers . . .

ロイヤルポートラッシュの最終ホールを暗闇が包みはじめるとき,ロリー・マキロイは最高のドラマの中で人々の注目を一身に集めた。歓声の波が,予選通過をかける彼の一挙手一投足を後押しする。地元のヒーローがセンターステージに立つ,素晴らしい舞台だ。まだ舞台は始まったばかりだが,さらにメジャータイトルを勝ち取るだろうと思われていたひとりのプレーヤーが,戦いの場をあとにしようとしている。週末の本当の戦いが始まる前に。*222

第148回全英オープンにおいて,ロリー・マキロイには多くの期待が寄せられ,そうでなかったら彼は多いに落胆するだろうと想像された。そして何が起こったか? そのプレーヤーには,そして彼のファンには,まったくもってふさわしくないことだが,乗り越えるべき山はあまりにも高く,金曜日の65という輝かしいスコアでさえ,その傷を癒やすことはできなかった。真に才能あふれるひとりのスポーツマンに卑劣な攻撃をしたいわけではない。むしろ,その才能が本当に大きな舞台でつまづいた理由を,切に理解したいのだ。*223

Dermot Gilleece, Sunday Independent, July 21 2019

PK: 土曜日に家に帰った? それともポートラッシュに留まった?*224

RM: (笑)マギーが一緒だったし,それに家に戻る途中で彼女にジャイアンツ・コーズウェーを見せるつもりだったんだ。でも駐車場が観光客とバスでいっぱいで,だからベルファストに向かってクルマを走らせたんだよね。彼女が海岸をちょっと見れる道を。*225

PK: その道は美しいよね。*226

RM: 素晴らしいよ。それでそうして,そのあとホリウッドに戻って,それからテレビでずっとゴルフを観てた。シェーンの63とか,信じられなかったね。*227

PK: 彼が君について最初に覚えているのが,2005年に Warrenpoint であった Boys' Interprovincials。「ヤツはアルスターのナンバーワンとしてプレーしてた。だけど俺はレンスターのナンバーワンには程遠かった」って言ってる。*228

RM: (笑)*229

PK: 彼についての最初の記憶は?*230

RM: Boys' International のどこかの週末かなぁ。ナショナルコーチのニール・マンチップ(Neil Manchip)と Carton House にいて……。メガネかけてショートゲームがめちゃくちゃ上手いでかいヤツがいるなーと思った。*231

PK: それだけ? ショートゲーム?*232

RM: そうだよ。そのときからね。*233

PK: シェーンがいうには,最初に君とつるんだのは,2006年の Sotogrande であったEuropean Youths Championship でだって。*234

RM: うん。そこからいっぱい一緒にプレーするようになった。*235

PK: それから3年後に,彼がアイリッシュオープンで勝ったときに,君は18番グリーンの脇で待っていた。*236

RM: そう,狂ってる。アマチュアが勝つなんて信じられないよね。*237

PK: プロになれってアドバイスしたんでしょ。成功すると思った?*238

RM: だってアイリッシュオープン勝ったばっかりだからさ……*239

PK: (笑)ごめん,バカみたいだった。*240

RM: それしか言えないでしょ。ツアーで勝ったばかりで。つまりさ,凄いプレーヤーになるだろっていう凄いアマチュアがいぱぴいて,でもツアーに出ていくのに苦労してるじゃん。勝ったことで,2年間勉強できて,経験を得て,ちょっとお金も稼げるチャンスが得られたんだよ。無視する方が難しいじゃん。*241

PK: 彼が最初にプレーした全米オープンが2011年の Congressinal で,そこで君はメジャー初優勝した。彼が言うには,君と水曜日に9ホールまわって,コースを離れるときに自分がハンデ10に感じたって。まわりの人たちに,ロリーは絶対にトップ5に入るよって言ってんだって。*242

RM: (笑)うん,あの週は,持ってたよね。前の週にコースをまわって,火曜の夜にようやくコースに着いたんだ。水曜日にシェーンと9ホールまわって,それで大会に出たんだ。*243

PK: (笑)寝返りうったりしなかった?*244

RM: ない,やばいよね。そのときは寝返りとかまったくなし。*245

PK: それでポートラッシュの土曜日の夜,彼は全英で4打のリードをもってベッドに入る。2016年のオークモントでも同じ状況だった。どう思う?*246

RM: その経験は日曜日に役立ったんじゃないかな。オークモントで多くのことを学んで,次はうまく対応できる。そして彼の対応が悪いとは思わなかった。だけどあれは変な日で,いろんなことが起こったよね。*247

PK: 君は日曜日にフロリダに戻った。*248

RM: うん,引越しの最中で,最後の5ホールだか6ホールか観れた。すごく良かったなぁと思ったよ。あのシーン,ウェンディとアイリスがいて,彼のお母さんとお父さんがいて,あと兄弟とニール・マンチップ,僕が12歳のときから知ってるけどさ……。最高だった。彼は最高の男だよ。*249

PK: 君に聴いてほしい動画がもうひとつあるんだ。Newtalk の日曜版のレビューで,君がフロリダに戻っているときに出たやつ。ホストのジョー・モーリー(Joe Molly)が,元ラグビープレーヤーのアンディー・ダン(Andy Dunne)と,サッカー監督のシェーン・キーガン(Shane Keegan)と話してる。君の全英でのパフォーマンスについて,各紙がどう書いているかについて。*250

Andy Dunne: Sunday Independent に Dermot Gilleece のがあるんだ。副題が「牙の欠けたロリー,ライバルたちは恐れる必要なし」。彼が書いてるのは,マキロイが木曜日のラウンド後のインタビューで驚くほど丁寧だったということ。でもそれでよかったの?*251

Joe Molloy: 僕は実際そこにいたよ。*252

Andy Dunne: まともなスポーツ心理学者だったら誰しも,あらゆる感情がまともだって言うでしょ。怒りもまとも。でも彼は,その日がどんなに悪くても,内省的というか哲学的になるところまで行きついちゃってる気がする。Dermot Gilleece が熟考してるんだけど,「マキロイの同世代のライバルたちで,ティーボックスに立ったときにマキロイのことを思って怖気づくのってどれぐらいいるかね?」って。それって,どんなスポーツでも大事でしょ。ジョコビッチにみんなビビってるか見てご覧よ。フェデラーだって怖気づいてる。でもマキロイにはその脅威が感じられない。競争的な意味での脅威が。この先を予言してみるんだけど,今夜のブルックス・ケプカのインタビューが,繊細で内省的なものになるとは思えないな。*253

Joe Molloy: いや,ケプカは苛ついてるでしょ。*254

Andy Dunne: ロリーが何を感じてるかは推量するしかないんだけど,でも怒りの欠如とか,戦う姿勢の欠如とかは,とても気がかりだね。*255

Joe Molloy: これも Dermot Gilleece。「初期のころ,マキロイに勝利は簡単にやってきた。だけど彼にとって,恐れるべき競争相手になる程度に,自分の競争的な部分を磨く必要性というのは,感じてなかったのではないか」。で,その「恐れるべき競争相手」っていう部分は,マキロイに当てはめるよね。マキロイはそうじゃない。彼は栄光に満ちたプレーヤーだし,威張っているけど,でも恐れるべき競争相手ではない。*256

Shane Keegan: でもそれって鍛えることができるものか? それとも生まれつき持っているもの? 彼が恐れるべき競争相手になれるか,あるいは,変化をいくら試みても,彼の人間性がそれを邪魔するのか。彼は次のインタビューを受けて,不機嫌にしかめっ面をするかもしれない。でも彼がそういう人間だとは思わないな。*257

Joe Molloy: ケプカは口数も少ないし,声を荒げるタイプでもない。何かと言われたら,彼の静かさとかセルフコントロールに,怖さを感じる。だからその怖さっていうのは,たぶん内なるものなんだよね。根性とか,気合とか,マキロイがこういうプレッシャーのかかる大舞台で持ってないやつ。昔の彼は……*258

Andy Dunne: Shaneが言ったけど,もしこれがマキロイの気質だったら,それが本当の姿なんだろう。だけど彼が本当に偉大なプレーヤーの仲間入りをしたいと思っているなら,その気質を見直す必要があると思う。本当に見てみたいのは,彼が精選された言葉をいくつか言って,ゴルフクラブをバッグに叩きつけて,この哲学的な休眠を彼の中から何とかして叩き出して,自分のゴルフに対して本当にガツガツすること。だって彼は世界中の他の誰よりも才能があるんだから。*259

Joe Molloy: 彼が木曜日に言ってた,すごく奇妙なんだけど,その夜に両親に会うつもりだったし,ひどいラウンドをしたからって彼の価値が下がったとは両親は思わないだろうって。彼の友人たちもそうは思わないだろうって。トップレベルのスポーツマンで,こういう態度ってありえるかな? 君が言ってるのってこういうこと?*260

Andy Dunne: そう。彼は内省的すぎると思う。哲学的すぎる。そのうちダメになると思うよ。*261

RM: 内省的すぎる? そんなの聞いたことないよ。*262

PK: 「哲学的な休眠」ってとこにもっと興味があるんだけど。*263

RM: うさぎの穴をまっさかさま?*264

PK: そう。*265

RM: 間違いない。それに受身になりすぎることもあるし,それもまた良くないよね。でも彼らが言ってるのは,怒りの炎でしょ。でも怒りがこれまで何をした? 怒ることなんて関係ないよ。「あぁ,ヤツはティーに立って周りをビビらせてないぞ」。自分が周りをビビらせてるかどうかなんて,そんなの屁とも思わないっつーの! そういうことじゃないんだよ! 僕はネットの向こうにいるロジャー・フェデラーを見てるノバク・ジョコビッチでもないし。ブルックスをビビらせてようなんてしてないよ。自分に集中してるだけだよ。自分から最大限引き出せるかどうかだよ。昔は――自分のこともこう批評してたけど――,自分は感情的すぎて,衝動的すぎて,それで周りに反応しすぎてたけど……*266

PK: でもそういう反応の一部って怒りなんじゃないの? そういうときにいいプレーしたりしなかった?*267

RM: それは怒りじゃない。それを怒りとは呼ばないかな。負けず嫌いの衝動だよね。「くそったれ! お前が間違いだって証明してやる」。それに彼らは哲学的すぎるとかなんとか言うけどさ,でも今年の僕はキャリアの中で最高の年のひとつだったんだよ。分かるよ,メジャーじゃ起きなかった。でもそのときは来るさ。*268

PK: そうだね。*269

RM: 取るべきバランスがあるんだ。こんなに怒ったり,競争的になったり,冷血な機械になったりはしない。そうね,メジャーで勝ったり成功したりするのは僕にとって大事だよ,でも同じぐらい大事なのは,ひどいスコアを出したあとでも両親とご飯を食べにいって,そして彼らがまだ僕のことを愛してくれているってことなんだ。*270

PK: 日曜日に戻ろうか。君がポートラッシュを離れた日。日記に10ページぐらい書いたんだって?*271

RM: そう。*272

PK: 何を書いたの?*273

RM: それはね……*274

来週は:ブルックスはここにいた|NEXT WEEK: BROOKS WAS HERE

「僕たちは最終ラウンドで一緒にプレーした。僕はトイレに行って,ドアを閉め,携帯からiBooksを取り出した。そこで見つけたページに,『オッケー,君はすごく難しいことをしなければいけない』ってある」。*275

参考

The Obstacle is the Way: The Ancient Art of Turning Adversity to Advantage

The Obstacle is the Way: The Ancient Art of Turning Adversity to Advantage

  • 作者:Ryan Holiday
  • 出版社/メーカー: Profile Books Ltd
  • 発売日: 2015/05/27
  • メディア: ペーパーバック

苦境(ピンチ)を好機(チャンス)にかえる法則 (フェニックスシリーズ)

苦境(ピンチ)を好機(チャンス)にかえる法則 (フェニックスシリーズ)

Digital Minimalism: Choosing a Focused Life in a Noisy World (English Edition)

Digital Minimalism: Choosing a Focused Life in a Noisy World (English Edition)

  • 作者:Cal Newport
  • 出版社/メーカー: Portfolio
  • 発売日: 2019/02/05
  • メディア: Kindle版

Deep Work: Rules for Focused Success in a Distracted World

Deep Work: Rules for Focused Success in a Distracted World

  • 作者:Cal Newport
  • 出版社/メーカー: Grand Central Publishing
  • 発売日: 2016/01/05
  • メディア: ペーパーバック

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

  • 作者:カル・ニューポート
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/10/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

大事なことに集中する―――気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法

大事なことに集中する―――気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法

  • 作者:カル・ニューポート
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/12/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

Essentialism: The Disciplined Pursuit of Less (English Edition)

Essentialism: The Disciplined Pursuit of Less (English Edition)

  • 作者:Greg Mckeown
  • 出版社/メーカー: Currency
  • 発売日: 2014/04/15
  • メディア: Kindle版

The Greatest Salesman in the World (English Edition)

The Greatest Salesman in the World (English Edition)

  • 作者:Og Mandino
  • 出版社/メーカー: Bantam
  • 発売日: 2011/01/05
  • メディア: Kindle版

地上最強の商人

地上最強の商人

  • 作者:オグ・マンディーノ
  • 出版社/メーカー: 日本経営合理化協会出版局
  • 発売日: 1996/09/01
  • メディア: 単行本

The Subtle Art of Not Giving a F*ck: A Counterintuitive Approach to Living a Good Life

The Subtle Art of Not Giving a F*ck: A Counterintuitive Approach to Living a Good Life

  • 作者:Mark Manson
  • 出版社/メーカー: Harper
  • 発売日: 2016/09/13
  • メディア: ハードカバー

プリティ・ウーマン (字幕版)

プリティ・ウーマン (字幕版)

  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: Prime Video

ラ・ラ・ランド(字幕版)

ラ・ラ・ランド(字幕版)

  • 発売日: 2017/05/26
  • メディア: Prime Video

インタビュー全編

*1:Golf is, and always has been, mostly about losing, but he can count the ones that have really hurt on the fingers of one hand.

*2:There was the blown four-shot lead at the Masters in 2011; the missed cut in the Open in 2013; the defeat to Patrick Reed at the 2016 Ryder Cup; and that dog day afternoon in September 2018, when he sat in the locker room after the Tour Championship in Atlanta with those god-awful chants beating on his ears:

*3:"Tiger!"

*4:"Tiger!"

*5:"Tiger!"

*6:He had idolised Woods as a boy, and valued him as a friend, but after a season of coming up short on Sundays, he'd gone out that afternoon determined to take him down. "I wanted to give a really good account of myself. To take the fight to him," he says. "It was an opportunity to beat Tiger Woods, this mythical creature in the red shirt."

*7:But he'd folded like a cheap suit.

*8:He showered and changed and was taken to a local airfield. His jet was waiting. Harry and Erica were on board. Within minutes they were bound for Paris and the Ryder Cup, but it was hours before he thawed.

*9:He stared out the window, his head pounding with thought:

*10:'I know I can play better than that.'

*11:'I know I can beat him.'

*12:'I know I can play better than that.'

*13:'I know I can beat him.'

*14:'I know I can play better than that.'

*15:'I know I can beat him.'

*16:And then, out of nowhere, high above the Atlantic, he found something.

*17:In the year 170, at night in his tent on the front lines of the war in Germania, Marcus Aurelius, the emperor of the Roman Empire, sat down to write. Or perhaps it was before dawn at the palace in Rome. Or he stole a few seconds to himself during the games, ignoring the carnage on the floor of the Colosseum below. The exact location is not important. What matters is that this man, known today as the last of the Five Good Emperors, sat down to write. Not to an audience or for publication but to himself, for himself. And what he wrote is undoubtedly one of history's most effective formulas for overcoming every negative situation we may encounter in life. A formula for thriving not just in spite of whatever happens but because of it.

*18:So you start to write?

*19:Yeah, in a black journal, like that Moleskine (on the table) there. I write the date, how I'm feeling, I must have written, I don't know, ten pages of stuff on the flight back to Florida from Portrush, but we'll talk about that.

*20:You're also reading a lot. At the Masters, you had just started a Steve Jobs biography and a book called Digital Minimalism?

*21:Yeah, Cal Newport. He's got Digital Minimalism and another one called Deep Work, about the capability of the human brain, but Digital Minimalism was massive. Kyle Porter from CBS had mentioned it in an article he wrote about Augusta and how it was great that people weren't staring at screens (the no phones policy at the Masters) but were talking and experiencing things.

*22:So you went looking for the book?

*23:Yeah, and it made me more . . . aware, I guess. 'Why am I taking my phone out? Is it to learn something? Look at a message? Send an email?' Because when it becomes this (flicks a finger across the palm of his hand) . . .

*24:Sure.

*25:So I get these recommendations from people - Donal (Casey, the CEO of his management team) is a voracious reader - and I'll check them out. There have definitely been books that have resonated with me and authors I've really liked that have helped on, and off, the golf course and yeah, you could call it self-help. There's been a lot of self-help in there.

*26:Let's talk about a few more: Essentialism: The Disciplined Pursuit of Less by Greg McKeown.

*27:Essentialism was one of the first I read.

*28:What's the nub of that?

*29:Saying no.

*30: (Laughs) Okay.

*31:So basically, instead of being pulled in six or seven directions all the time, which I inevitably am, it's being able to whittle down what's important and what's not. I've said it in a couple of press conferences, 'I've done enough of trying to please people, I'm going to please myself.' That's essentialism, basically.

*32:The Greatest Salesman in the World?

*33:Yes, Og Mandino, that's more of a . . . it's a play on the Ten Commandments, or how (the writings in) these ancient scrolls can change your life. The one that resonated most was, 'I will greet this day with love in my heart.' That's a good way to live, especially in a golf environment where you've got this competitive prick that keeps coming out.

*34: (Laughs).

*35:I'm not trying to be a hippie or anything, just trying to balance that competitiveness with a bit of compassion and stuff.

*36:The Obstacle Is the Way.

*37:The best one I've read. Ryan Holiday is brilliant. So, one of the biggest things I haven't had enough of in my life is rationality. I've been impulsive at times, and said things off the cuff, and acted on things without thinking them through. And if I had read The Obstacle Is the Way sooner, a few things might have been different.

*38:Go on.

*39:He gets into Marcus Aurelius and the Greeks and where stoicism and the stoics come from, and gives examples of great people through the years that have displayed wonderful resilience and overcome things by following the stoic way. I mean, I had no idea what Arthur Ashe had to go through to play tennis, Amelia Earhart, Thomas Edison . . . there are so many examples.

*40:Give me one.

*41:So, back in the day, Thomas Edison had what would now be called an R&D facility - research and development - for all these mad experiments he was doing. And it caught fire one night and all his work, which probably equated to a hundred million dollars today, was destroyed. So he's standing there looking at it all going down in flames and he's with his son. And he says, 'Go get your mother and your sister.' And his son says, 'Why would you want them to see this?' And he says, 'They might never see a fire like this again.' Because there were all these colours from the chemicals. And he just had this wonderful way of looking at the world as everything went down the fucking drain.

*42: (Laughs)

*43:And then he went on to create and do what he did. I mean, we probably couldn't live without what Thomas Edison invented. So The Obstacle Is the Way is about challenge, loving a challenge, and I haven't always loved a challenge. Things were great if it was easy but if it wasn't, 'Fuck, that's too hard.' Now it's, 'Make it difficult', because it will make me better.

*44:Any other books?

*45:The Subtle Art of Not Giving a F*ck by Mark Manson.

*46: (Laughs)

*47:Erica gave me that. "Read this," she said. It's brilliant.

*48:Remind me again when you left school?

*49:Hmmm . . . 15 years ago?

*50:And what qualifications you had?

*51:Nothing.

*52:Your thirst for learning is remarkable.

*53:I wish I'd had it back then.

*54:Do you think you would be better off?

*55:Probably not. It's a journey and I'm still on it, reading, learning how the mind works, what I can apply to myself. There are other books I read out of interest - autobiographies and stuff - but they've been the big ones this year that have helped me get to this point.

*56:Okay, well let's get to that point. Take it from the start of the year - a tie for fourth at the Tournament of Champions in Kapalua and a tie for fifth at Torrey Pines.

*57:Yeah, played in another final group (with the leader, Gary Woodland) in Kapalua but Xander (Schauffele) went out and shot 62 to win. And people won't remember Torrey Pines but I'll probably remember that tournament for the rest of my life. I hit it terrible that week, but I was right in the middle of The Obstacle Is the Way and every time I missed a green it was, 'Right! Love the challenge. What am I going to do?' (Laughs) I had this enthusiasm for missing greens!

*58: (Laughs).

*59:It was unbelievable.

*60:Is Harry invested in all of this?

*61:Yeah, I talk to him about it.

*62:So it's not just, 'It's a five iron Rory.'

*63:No, like I birdied the last on Sunday - I think I chipped in on 17 as well - and I remember looking at him and going (laughs), 'Fuck! We've stole at this place this week!' And people won't . . . it's not important to them, but it's important to me. I got the absolute most out of myself that week.

*64:You then have a run of great performances to The Players Championship: fourth at Riviera, second in Mexico and sixth in Bay Hill. And that's encouraging.

*65:It's very encouraging.

*66:This is what you've been trying to address?

*67:Yeah, every week I'm getting the best out of myself.

*68:But you're not winning. And you've been getting asked about it for a while: Rory and his Sunday blues.

*69:Yeah.

*70:How big is the buzz from The Players Championship?

*71:Big. I sat in that room where I had told everyone to turn off the TV with the trophy and a glass of wine in my hand, and was just . . . so satisfied and proud of myself - not for the fact that I won the tournament, but because of how I did it. There were a couple of tough moments - the double on the fourth - but again it was The Obstacle Is the Way: 'I'm in this fight and I'm going to see it through.' And I didn't make a bogey after that.

*72:Right.

*73:I hit some really good shots when I needed to down the stretch and was playing with that . . . freedom. So winning was great and getting the trophy was lovely but the real satisfaction was . . . yeah, overcoming.

*74:McIlroy had never faced Woods, 43, in match play, and he clearly had no idea how quickly the conditions would change from warm to chilly. There was the rain and wind that blew in on the back nine, which was forecast. But McIlroy ought to also have been prepared to face an opponent, in Woods, who was a dispassionate adversary intent on making putts, not conversation . . . McIlroy tried to draw Woods into casual conversation early in the match only to have his attempts peter out like short putts. They did not talk during a lengthy delay on the fifth tee while they waited for the fairway to clear.

*75:Let's get back to The Scorpion and The Frog.

*76: (Laughs).

*77:You win The Players and travel to Austin for the WGC Matchplay and cruise through your group to face Tiger in the quarter-finals.

*78:Yeah.

*79:He's a hero and a pal, but he's also a scorpion and you're a frog.

*80:"Hey Tiger, why don't we cross the river together?"

*81:"Sure Rory."

*82:"We'll throw our arms around each other."

*83:"Yeah."

*84:And he shoves a fucking dagger into you halfway across.

*85: (Laughs).

*86:It's in his nature.

*87:Yeah, Tony Finau told a similar story at the Presidents Cup about Augusta. They're walking up the fifth hole together in the final round and Tony says, "How's the family Tiger? How's the kids?" And Tiger says, "They're good," and walks on (laughs). So, same sort of thing.

*88: (Laughs)

*89:Yeah, it was a big day for me after (what happened at) the Tour Championship. I played better and hung in there for the most part, and was making a bit of a comeback until (the mess at) 16 and that killed it. But yeah, I would say Tiger has a bit more 'frog' in him than before, but the majority is still scorpion, whereas I'm probably . . . I've got some scorpion in me when I need to but my natural tendency is to be the frog.

*90: (Laughs).

*91:But I was angry after that. I didn't talk to the press.

*92:Why were you angry?

*93:For the same reasons I was angry at the Tour Championship. I always say that you win or you learn . . .

*94:And you hadn't learned?

*95:I had learned a little bit. I had controlled myself better, played better, played with a bit more (grit), but as I was clearing my locker and going to the airport, the same thing hit me. 'I know I can do better than that. I know I can beat him."

*96:Right.

*97:And I never want to make it between me and someone else, because golf is fundamentally you against yourself. And against the golf course. You shouldn't care about anyone else. It doesn't matter. But because he is who he is - and more than anyone else - it's hard to detach.

*98:And next up is the Masters.

*99:Yeah, and I'm still feeling good about my game but I got off to a slow start and was never in the mix.

*100:You were out early in the final round?

*101: (Laughs) Yeah, and off the 10th tee! Played all right, shot 68, but it felt like I was playing another golf tournament.

*102:You finish and drive back to the house you're renting.

*103:Yeah.

*104:Erica is there and you watch it on TV.

*105:Yeah.

*106:And initially you're not rooting for Tiger.

*107:No.

*108:Go on.

*109:I think Francesco (Molinari) was up there but I guess for me it was more . . . obviously there's the hype train that comes along with Tiger winning, and six months of being asked about it at press conferences. So I'm looking at it selfishly, 'Jesus! Here we go!' But once I took myself out of it, and thought of what it meant for the game, it was, 'Wow! What he's doing is pretty special.'

*110:Was there anything you saw that surprised you?

*111:With his play?

*112:Yes.

*113:How well he drove it - he drove it great. People always talk about what he did in his prime, when he chipped in against DiMarco in '05. What they don't remember is that he bogeyed the next two holes, went into the play-off and blasted it way right off the tee. But this was . . . he birdies 16 and then steps up on 17 and hits this unbelievable tee shot. So that was different.

*114:Sure.

*115:But I think what I admired most was . . . I mean, everyone was going nuts: 'Holy shit! He could win the Masters!' But it was business as usual. He birdies 15, birdies 16, and it was just . . .

*116:His focus?

*117:Yeah, he's in his own little world and just following his process. He probably didn't think about winning until the end, you know? But it was a bit of a weird day. We started early and ended early and . . .

*118:It wasn't what it should have been?

*119:No. It didn't have the things you associate with the final round at Augusta, late in the day, the long shadows, that massive buzz. But it was still incredible.

*120:You finish eighth at Quail Hollow next, and then it's off to Bethpage for the PGA.

*121:Yeah.

*122:And another slow start.

*123:Yeah. No one is going to remember it, but I left Bethpage on Sunday after finishing in the top ten (eighth) and going 'Fuck! I did well.' Shane (Lowry) and I had shot the best score of the day and got ourselves up from being nowhere. And people will say, and I don't like it because it feels like a criticism, 'Ahh, another back-door top ten.' But what does that mean? We all have to play 72 holes. And yes, I get that you're not playing under the pressure of a final group but that whole 'back-door-top-ten' thing is one of my pet peeves.

*124:Sure.

*125:So, yeah, got off to a bad start but tried my best until the end and came away feeling positive about my game, but with some work to do on my swing.

*126:You told Carson Daly ('The Rory & Carson Podcast') that you sat down after the Masters and analysed your four rounds almost stroke-by-stroke. For example, you missed the 11th fairway three times on the right, and the 17th fairway three times on the right.

*127:Yeah.

*128:Has that changed? Are you working harder now?

*129:No, that's always been there.

*130:Because people would expect that from Pádraig (Harrington) but not you: 'Oh, Rory is gifted. He doesn't have to work.'

*131:Yeah, the perceptions are amazing. I live in Jupiter at The Bear's Club with a lot of other PGA Tour players. And there's two people in that area that practice more than anyone else - Justin Thomas and me. And again, that wouldn't be the perception, not of me anyway, but that's the case. I did a lot of work with Michael (his coach, Michael Bannon) after Bethpage and was thinking so much about my swing when I went to The Memorial that I played terribly and missed the cut. But I had an opportunity to work on a few things that weekend in Ohio and went to Canada feeling I had really turned the corner.

*132:Right.

*133:One of the things I wasn't doing was this little draw that I like to hit. But I started to get comfortable with it in Canada and when I do that, and really trust it, I can go on these runs.

*134:And swing like Federer. You win by seven shots.

*135:Yeah, played great and was really confident going into the US Open (at Pebble Beach). And I started well (68) but it's hard because . . . I thought eight-under would be a great score for the week and I finished at five-under. Gary Woodland shot 13 and beat Brooks (Koepka) by three. And people were saying the set-up was too easy - it wasn't. It was tough.

*136:So another top-ten finish (ninth) and it's time for a break?

*137:Yeah, Erica and I did a road trip down to Big Sur for a few days, and then went to LA and decompressed. I think you need these little breaks because the season is so long and it was nice to get away and not think about golf.

*138:What did you do in LA?

*139: (Laughs) I'd never seen Pretty Woman before - Erica had made me watch it earlier in the year - so I said, 'I want to stay at the Beverly Wilshire where they made Pretty Woman.' (laughs) It was nice. I like LA. I wanted to go up to the Griffith Observatory where they shot La La Land. I loved La La Land - it's one of the best movies I've ever seen.

*140:I'm laughing at you.

*141:Why?

*142:Pretty Woman.

*143:Yeah.

*144:La La Land.

*145:Well, you recommended it to me!

*146:I know, it's just . . . the romantic in you.

*147:Yeah, I cried so much, like when they (Ryan Gosling and Emma Stone) do those two scenarios of what might have been - life with him or life without him - I was like phhhhhhhhh! And I'm watching it with Erica thinking, 'Jeeze! What if things had been different for us?' But the music . . . all of it . . . it's just great.

*148:Your mind is interesting.

*149: (Laughs).

*150:You were asked about money at one of your conferences, and how generous you had been to your caddie the last time you won the FedEx Cup. And you mentioned a song you had been listening to about flying first class . . .

*151:'Middle Child', J Cole.

*152:That's it, so I dug it out expecting something smoochy and its hardcore rap!

*153:I got a few mil'

*154:But not all of them rich

*155:What good is the bread if my niggas is broke?

*156:What good is first class if my niggas can't sit?

*157:That's my next mission.

*158:That's why I can't quit.

*159:Just like LeBron

*160:Get my niggas more chips

*161:Where did that come from? Who pulls lyrics from a rap song to make a point about the value of money?

*162:There's a lot of rap music that's very insightful, and J Cole is known as a guy that stayed humble and wasn't carried away or besotted by money. I was just trying to make the point that, look, we earn a lot of money, and that's nice, but the real joy or satisfaction you get from it, is that you can help other people along the way. That's what having money is all about - not running out to buy a Ferrari.

*163:You've an eclectic taste in music.

*164:A very eclectic taste.

*165:And in most things. You were listening to a podcast ('Stuff You Should Know') recently on pottery in Mozambique?

*166:Yeah, it's two guys in Atlanta and they basically pick a topic and research it, whether it's pottery in Mozambique or this whole vaping (controversy) in the United States, and it's fascinating. I put them on in the car. I was listening to one the other day, 'The Joe Rogan Experience' with Edward Snowden. Brilliant. And as I said, I wish I'd had this thirst for knowledge when I was in school, but at least I'm experiencing it now. And I'm not trying to be a know-it-all, that's not the reason, it's just that I enjoy learning about this stuff.

*167:Okay, let's go to Portrush.

*168:Rory McIlroy is not playing a golf tournament this week. He's representing a nation. The anticipation around McIlroy at the 2019 Open Championship is constantly bubbling. You can feel it in every step on the course, the same course where Rory celebrated his 10th birthday and, at 16, set the course record - a 61! The crowds are in a heightened sense of awareness about the man chasing his fifth Major. So, too, is the town, where murals of the 30-year-old adorn walls on the streets.

*169:Sure, there are other local favourites, led by Graeme McDowell, who was born in Portrush and still has a home here. Those about town would love to see G-Mac win, even though they know he probably won't. McDowell is the cuddly everyman, But McIlroy is their champion, of Portrush and beyond. Walking the course on Monday, amid the buzz of a Tiger practice round, you could hear the crowd buzzing about a different star: "Where's Rory today?"

*170:So you walk out on the first day to a huge ovation and now you're looking down the fairway with a two iron in your hand and 'that feeling' in your head.

*171:Yeah.

*172:And you haven't prepared for it. You've prepared for the Open and the challenge of the course but not for 'that feeling'.

*173:Yeah it was almost overwhelming.

*174:Did you hear what Brandel Chamblee said after the round?

*175:No, I didn't.

*176:Do you want me to tell you or will we move on?

*177:No, tell me.

*178:"This is nothing new what we saw today out of Rory McIlroy. He has had, historically, a bad run of first rounds. When someone plays poor golf at the beginning of a tournament and then great golf the rest of the way, it's not something physical. It's not something technical. On paper coming in here, demonstrably, Rory McIlroy was the best player. I know what the world rankings say, but when someone consistently performs under expectations, the word is choking. We shy away from it. But now it's five years (since he won a Major)."

*179:Okay.

*180:So the question, and the thing I'm curious about, is where 'choking' sits in the context of 'that feeling'?

*181:Right.

*182:Go on.

*183: (Laughs) I wouldn't define that as choking. For me, choking is what happened at Augusta in 2011, or to Adam Scott at Lytham in 2012. It's having a lead and blowing it, not getting off to bad starts, that's more of a . . . tentativeness or a fear. There's definitely a bit of fear. The fear of failure. You're trying not to make bogeys instead of trying to make birdies. It's a very different mindset.

*184:Sure.

*185:That's the difference. I think if I'd had a few leads in Majors over those five years that Brandel is talking about, and I wasn't able to convert them, then I would agree with him. But in the five years since Valhalla, I wouldn't say choked. I've underperformed, especially at the start of those tournaments, but I don't think I've choked.

*186:Okay, go back to the first tee at Portrush. Harry wants you to hit the two iron but you're not sure about it?

*187:I knew it was the right club but I didn't really want to hit it. But that can often happen and again, what I'm trying to do is to play with freedom: 'Just stand up and try to make a good swing.' But I put a bit too much right hand in it and it got going on the wind and just out of bounds.

*188:What are you thinking now?

*189:'Jesus! Good start.' But there was a lot of golf left so then it was, 'Try and make a four with your next ball.' I hit the second one left into the wispy stuff and then for the fourth shot - the second with the second ball - the club got wrapped over with the taller grass, and I had to take an unplayable drop from the ferns. Pitched it on - I actually played a decent pitch - and missed the putt (for a quadruple bogey). 'Jesus! A nightmare start.'

*190:Shane was playing ahead of you. He says he couldn't believe it when they posted it on the board. There was a wave of absolute shock that rolled over the course.

*191:Yeah.

*192:Do you have a sense of that walking off the first green?

*193:No, not at all. I was in my own (bubble), 'Okay, it is what it is. There are some chances coming up. Try and get back to even par.' And I played a good stretch of golf in the middle and was on my way to doing it. I hit a good shot into 16 and had a putt for birdie . . . No, sorry, this is what happened. I hit it short-left of the green and putted it up and left it short - maybe five/six feet - and really put myself under pressure to hole it but I missed. And I was still thinking about (the miss) and went up to tap it in and missed that one: 'Jesus!'

*194:And that was it.

*195:Yeah.

*196:You rented a house for the week?

*197:Yeah, with Erica and her friend, Maggie.

*198:You said you went back and watched a couple of episodes of The Sinner, opened a bottle of wine and slept well.

*199:Yeah.

*200:No tossing and turning?

*201:No, there was a lot of tossing and turning the night before but not on Thursday. It was almost like a weight had been taken off: 'Well, it can't really get much worse than this'.

*202:But a lot the night before?

*203:Yeah, but I think that's the same for every Major. It's anticipation. You get four chances a year. I don't think you ever sleep as well as you can.

*204:Did you see your parents after the round?

*205:I don't think I did. They were staying at home, they weren't staying in Portrush. I'm sure dad sent some texts: 'Are you okay?' But they do their own thing at tournaments and I rarely see them.

*206:And Harry?

*207:We were staying in separate houses across the street from each other but I don't think I saw him. I went back and sort of locked myself away. I wanted to be on my own for a bit to try and figure things out. I sort of went into my own little shell.

*208:How's Erica when you're like that?

*209:She's good. She's always good. She consoled me and put it in perspective. It was just a round of golf. There's more important things in life. Everything would be okay. Normally, I wouldn't dream of drinking or sharing a bottle of wine during a tournament but I just felt, 'Jeeze, I need to unwind and get my mind off it.'

*210:You had a long wait on Friday? You weren't playing until ten past three.

*211:Mm-hmm.

*212:Did it feel long?

*213:It was okay. I had some breakfast and went to the gym and got a really good sweat going that cleared my head a bit. I changed into my golf stuff, had a bit of lunch and then it was off to the range to warm up.

*214:And the only goal now is to make the cut?

*215:Yeah. It was a shitty afternoon and I genuinely thought, 'I don't know if anyone is going to come out and watch me. Why would they? What's the point?' But as the round went on it started to build and the support on the back nine was just . . . I actually had to stop myself from crying a couple of times on the course.

*216:Really?

*217:I had a birdie putt on 14 and before the ball even went in the hole, I could see the people in the grandstands on the left erupt. It was unbelievable. I'm getting emotional even thinking about it now (his eyes well). I didn't realise how much I meant to people. And I didn't realise how much their support meant to me.

*218:Explain that.

*219:I moved away from Northern Ireland in 2011 and have spent the chunk of my career doing stuff around the world. And you come back from time to time and it feels the same, but that connection is lost along the way. That's what hit home that day; that you can never forget where you come from, or what you mean to people. It was like the whole country just wrapped their arms around me.

*220:One of the great experiences?

*221:One of the best I've ever had on a golf course. People say, 'Jeeze, what about his first round in Portrush?' but it comes back to that amnesia Brandel was talking about. Yeah, the first round was terrible, and I don't want to remember that, but I'll remember the charge I made on Friday for the rest of my life.

*222:As dusk gathered around the closing holes at Royal Portrush on Friday evening, Rory McIlroy cut an heroic figure in a situation of high drama. Wave after wave of cheering greeted his every move as he edged closer to the half-way qualifying mark. It was wonderful theatre with a local hero centre-stage. Yet as things transpired, a player viewed as the potential winner of several more Major championships was about to depart the scene of battle before the really serious engagement of the weekend.

*223:Much was expected of McIlroy in the 148th Open Championship and one imagines he would have been seriously disappointed if that wasn't the case. And what happens? A display totally unworthy of the player, or his fans, left him with such a mountain to climb that not even a sparkling 65 on Friday could repair the damage. This isn't a time for cheap shots at a seriously talented sportsman. Rather, it is an attempt at understanding why that talent seems to go wanting on the really big occasion.

*224:Did you go home Saturday or stay in Portrush?

*225: (Laughs) We had Maggie with us, and the plan was to show her the Giant's Causeway on the way (home). But the car park was full with tourists and buses, so we took the scenic route to Belfast so Maggie could see a little of the Antrim coast.

*226:That's a beautiful road.

*227:It's gorgeous. So we did that, and got back to Holywood, and I watched all the golf and Shane's 63, which was unbelievable.

*228:His first memory of you is the Boys' Interprovincials at Warrenpoint in 2005. "He was playing No 1 for Ulster," he says, "but I was nowhere near No 1 for Leinster."

*229: (Laughs)

*230:What's your first memory of him?

*231:It would have been around that time at one of those Boys' International panel weekends with Neil Manchip (the national coach) at Carton House . . . seeing this big fella with the glasses and the great short game.

*232:That was it? His short game?

*233:Oh yeah, even back then.

*234:He says the first time you hung out together was at the European Youths Championship at Sotogrande in '06.

*235:Yeah, we played a lot together going on from that.

*236:And you're waiting for him by the 18th green three years later when he wins the Irish Open.

*237:Yeah, mad. I mean, for an amateur to do that was unbelievable.

*238:You advised him to turn pro. Did you think he'd make it?

*239:Well he'd just won the Irish Open . . .

*240: (Laughs) Sorry, that was dumb.

*241:What can you say? He had just won on Tour. I mean there are great amateurs you think will make great players and they struggle to get out on Tour. This win presented him with a two-year opportunity to learn, gain experience and earn some money. It's a hard thing to pass up.

*242:His first US Open at Congressional in 2011 was your first Major win. He says you played nine holes together on the Wednesday, and that he walked off the course that day feeling like a ten-handicapper. He says he told everyone there was no way you would finish outside the top five.

*243: (Laughs) Yeah, I had it that week . . . whatever having it is. I played the course the week before and didn't show up until Tuesday night. I played nine holes on Wednesday with Shane and then teed it up in the tournament.

*244: (Laughs) No tossing and turning?

*245:No, Jeeze. There was no tossing and turning back then.

*246:And now it's a Saturday evening in Portrush and he's going to bed with a four-shot lead at the Open - a position he's been in before at Oakmont in 2016. What was your gut feeling?

*247:I thought that experience would help him on Sunday. I thought he learned a lot in Oakmont and would handle it better, and I didn't think he handled it badly, but that was a weird day and a lot went on.

*248:You flew back to Florida on Sunday.

*249:Yeah, we were moving into our new house and got back for the last five or six holes at Portrush. I was so happy for him. Those scenes with Wendy and Iris and his mum and dad, and his brother and Neil Manchip who I've known since I was 12 years old . . . it was brilliant. He's a great lad.

*250:I have another clip I'd like you to listen to. It's a review of the Sunday papers on Newstalk that went out as you were heading back to Florida. The host, Joe Molloy, is talking to Andy Dunne, a former rugby player, and Shane Keegan, a football manager about what the papers are saying about your performance at the Open. (He listens to the clip.)

*251:There's a piece in the (Sunday Independent) from Dermot Gilleece. The subheading is 'The lack of a competitive edge means Rory's rivals simply don't fear him.' He describes how (McIlroy) was admirably courteous in his post-round interview on Thursday, but should he have been?

*252:I was there for that actually.

*253:Any sports psychologist worth their salt would say all emotions are valid, and being angry is valid, but he seems to have gone down this road of being reflective and philosophical no matter how bad the day goes. Dermot Gilleece ponders: "Are many of his contemporaries intimidated by him when they stand-up on the tee box?" And it's an important part of all sport. Look at how intimidating Djokovic is - even Federer is intimidating - but there doesn't seem to be a sense of menace about Rory, or a competitive sense of menace. I'm reading into the future but I don't expect Brooks Koepka's interview tonight is going to be full of niceties and reflection.

*254:No, he'll be peeved.

*255:I can only surmise how Rory is feeling, we can all only do that, but the lack of anger, and the lack of fight, seems to be worrying for me.

*256:This is Dermot Gilleece: "Winning came so easily to McIlroy in his early years, that he never felt the need perhaps to sharpen a competitive edge to the extent of becoming a fearsome opponent." And that phrase 'a fearsome opponent' is not something actually you would apply to McIlroy. He's not a fearsome opponent. He's a glorious player and he's swashbuckling, but he's not a fearsome opponent.

*257:But is that something he can develop? Or is that just your human nature? Can he become a fearsome opponent, or is his personality going to override any attempts (to change). He could go to the next interview and put a scowl on his face and be narky but I don't know if that's in his nature.

*258:Koepka is not a loud, vociferous personality - if anything his quietness and self-control is what's so fearsome. So the fearsomeness is probably an internal thing. It's a grit, a resilience, that sometimes (McIlroy) doesn't have on these big pressurised situations. He used to . . .

*259:As Shane says, if this is his nature, absolutely, to thine own self be true . . . But if he's to be considered among the greats, he probably needs to look at that nature. I'd love to see him say a few choice words, smack a golf club against his bag, get a slap in the face, do something to shake him out of this philosophical slumber, and actually get aggressive about his golf. Because he has more talent than most in the world.

*260:He did say on Thursday, funnily enough, that he was planning to meet his parents that night, and that they wouldn't think any less of him for shooting a bad round. And his friends wouldn't think any less of him. Is this too much perspective for you in a top-level sportsman? Is that almost what you're saying?

*261:Yeah, I think he's overly reflective, overly philosophical. I think that can be corrosive at times.

*262:Too much perspective? I've never heard that one before.

*263:I'm more interested in the point about 'philosophical slumber' and whether you can get too . . .

*264:Down that rabbit hole?

*265:Yeah.

*266:Definitely. And you can become too passive, and that's no good either. But they're talking about fire and anger. What's anger ever done? It's not about getting angry. "Oh, he doesn't stand on the tee and intimidate people." I couldn't give a shit if I don't intimidate people! That's not what it's about! I'm not Novak Djokovic looking at Roger Federer on the other side of the net. I'm not trying to intimidate Brooks. I'm focused on me. It's about getting the best out of myself. In the past - and it's a criticism I've had of myself - I was overly emotional and impulsive and reactive and . . .

*267:But wasn't some of that reaction anger? And didn't you often play great with that?

*268:It's not anger - I wouldn't call it anger - it's a competitive drive: 'Fuck you! I'm going to prove you wrong.' And they can say all they want about being overly philosophical, but I've just had one of the best years of my career. And okay, it hasn't happened in the Majors but that will come.

*269:Sure.

*270:There's a balance to be struck. I'm not going to be this angry, competitive, uncompassionate (machine). Yeah, winning Majors and being successful is important to me, but it's also important for me to know that I can go and have dinner with my mum and dad after shooting a bad score, and they're still going to love me.

*271:Stay with Sunday and the flight back from Portrush. You said you wrote about ten pages in your journal?

*272:Yeah.

*273:What did you write?

*274:I'll go and get it . . .

*275:"We were playing together in the final round. I went to the toilet, closed the door, pulled iBooks out on my phone and found the page: 'Okay, you've got to do something very difficult.'"