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10 Notes to Know|26 August 2019|15th Club

ソース

https://www.15thclub.com/2019/08/26/10-notes-know-august-26-2019/ by Justin Ray, 26 August 2019

拙訳

  1. マキロイはツアー選手権を制して,タイガー・ウッズについでFedExカップを複数回獲得したふたりめのプレーヤーとなった。新しいフォーマットについては賛否両論あったが,マキロイは72ホールのスコアでも2位に3打差をつけての優勝となった。

  2. マキロイはドライバーでのショーを展開し,Strokes gained off-the-tee でフィールドトップ。最終日は1.4打のゲインだったのに対し,3日目を終わって首位のブルックス・ケプカは同じスタッツで最終日に2.2打のロスト。ティーショットだけで3.5打の差がついたかたちだ。

  3. マキロイは同時に Vardon Trophy(シーズン通じての最少平均スコア)も手にした。30歳以下でこのタイトルを3回以上獲得したのはこれで3人目。過去にはタイガー・ウッズとトム・ワトソン。

  4. マキロイはこの優勝により,個人におくられるゴルフ史上最高の賞金額である$15Mを獲得。PGAツアーのレギュラーシーズンの獲得賞金額と合わせると,平均して1ホールあたり$17,704を得たことになる。

  5. マキロイはシーズンを通じて1ラウンドあたり平均2.55打のゲイン。これはこのスタッツが2004年に記録されて以来,ウッズと名のつくプレーヤー以外では最高の成績だ。タイガーは2006年・2007年・2009年にこれよりいい成績を残している。

  6. マキロイにとってこれはPGAツアーで17勝目。30歳以下でこれほどの勝利をあげたのは,過去30年で3番目に多い。上回るのはウッズ(54勝)とフィル・ミケルソン(19勝)。

  7. ケプカが最終日首位でスタートしながら優勝を逃したのは,2016年の AT&T Byron Nelson 以来のこと。世界ランキング1位のケプカは過去4回はしっかり優勝していたが,ツアー選手権最終日では3つのボギーにダブルボギーもひとつあり,チャンスを逃した。最終ホールではバーディーパットを外し,これで賞金が約$1M減ったことになる(3位タイと4位タイとの差額)。

  8. LPGAではコ・ジンヨンが史上初となるシーズン4勝目。CP Women’s Open を5打差で制した。しかもボギーなしでの優勝であり,これは2015年にパク・インビが達成して以来の快挙。

  9. ヨーロピアンツアーではエリック・ヴァン・ローエンが最終ホールでバーディーを決め,マット・フィッツパトリックを1打差でかわしての優勝。彼にとっては最初のヨーロピアンツアータイトル。南アフリカ出身のプレーヤーにとってはツアー150勝目となった。

  10. フィッツパトリックはあがり2ホールを連続バーディーで終え,ツアー6勝目を目指していた。24歳以下でヨーロピアンツアー6勝をしたのは1999年のタイガー・ウッズが最後。ヨーロピアンプレーヤーとしては1989年のホセ・マリア・オラサバルが最後だ。