Linkslover

世界中のどんなコースに行ってもサマになる。そんなゴルフを僕はしたい。

設計家を軸に,Gold Digestの「World 100 Greatest Golf Courses」を見てみると

ちょっと前にGolf DigestからUS以外のゴルフコースランキングが発表されましたが(Golf Digest の「WORLD'S 100 GREATEST GOLF COURSES」が発表されました - GOLF 103),その派生として,現存の設計家の中でだれがいちばんその作品が「World 100」の中にあるでしょうか,という話。

結論からいえば,ジャック・ニクラウスとグレッグ・ノーマンらしいです。

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World 100 Greatest Golf Courses: Nicklaus & Norman Tie For Most Courses Among Living Architects - Golf Digest

 拙訳

ニクラウスとノーマン設計のコースはそれぞれ5つずつ,WORLD100にランクイン。ニクラウスの方は, 28位のJack Nicklaus Golf Club(韓国),63位のPunta Espada(ドミニカ共和国),そして70位のCabo del Sol (Ocean),91位のFour Seasons Punta Mita (Pacifico),93位のQuivira(いずれもメキシコ)。一方ノーマンは,31位のEllerstonと98位のThe National (Moonah)(いずれもオーストラリア),35位のThe Bluffs Ho Tram Stripと94位のBRG Da Nang in Vietnam,82位のJumeirah (Earth)(いずれもドバイ)。最後のJumeirahは,2009年以降ヨーロピアンツアーの最終戦がひらかれています。ノーマンはまた,18位のNew South Wales(オーストラリア)のリノベーションにも少しだけ関わっています。

そのあとに続くのが,いま最も影響力のある設計家であるトム・ドォーク。初登場でいきなり6位にランクインしたTara Itiと,17位のCape Kidnappers(いずれもニュージーランド),11位のBarnbougle Dunesと86位のSt. Andrews Beach(いずれもオーストラリア)で,計4コース。また,「コース設計史家」としても知られるドォークはいくつかの修復プロジェクトに関わっており,3位のRoyal Melbourne (West)と19位のRoyal Melbourne (East),85位のRoyal Adelaide(いずれもオーストラリア),80位のWoodhall Spa (Hotchkin)(イングランド)と54位のMid Ocean Club(バミューダ),20位のSt. George's(カナダ)などが,それに当たります。

ビル・クーアとベン・クレンショーのコンビは,3つのコースが上位にランクインしています。8位のShanqin Bay(中国),9位のCabot Cliffs(カナダ)と26位のBarnbougle Lost Farm(オーストラリア)。クレンショーはアメリカ以外に出ることをあまり好まないため,この中ではCabot Cliffsの設計だけに携わりました。

ギル・ハンスとピート・ダイはいずれも1コースずつがランクイン。それぞれ,53位のCastle Stuart(スコットランド)と,27位のCasa de Campo (Teeth of the Dog)(ドミニカ共和国)。

現在70歳のMartin Hawtreeの業績を忘れてはいけません。64位のTrump International(スコットランド)を設計したほか,4位のMuirfield,5位のSt. Andrews (Old),15位のRoyal Birkdale,21位のCarnoustie (Championship),そして72位のRoyal Liverpoolなど,いくつかの全英オープン開催コースの改修に携わった。32位のSt. George's Hill,33位の33 Sunningdale (New) (いずれもイングランド),71位のRoyal Aberdeen(スコットランド),16位のBallybunion (Old)と34位のLahinch (Old),58位のPortmarnock (Championship)(いずれもアイルランド共和国)などの,大規模な改修プロジェクトを手掛けました。WORLD100の中の12のコースに,Hawtreeは関わっています。

イギリスの設計家Martin EbertはTom Mackenzieとのコンビで,いくつかのハイプロファイな改修プロジェクトに携わりました。2019年の全英オープン開催地である7位のRoyal Portrush (Dunluce)(アイルランド)を筆頭に,2020年の全英開催コースである22位のRoyal St. George's(イングランド),2016年に全英を開催した40位の Royal Troon(スコットランド),10位のTrump Turnberry (Ailsa)(いずれもスコットランド),46位のRoyal Lytham & St. Annes(イングランド)など。また,Mackenzie & Ebertは,41位のRoyal Porthcawl(ウェールズ),56位のCruden Bay(スコットランド),68位タイのGanton(イングランド)や60位のHamilton (West/South)(カナダ)のリノベーションも手がけています。

カイル・フィリップスは,ロバート・トレント・ジョーンズJrのアソシエイトを15年以上つとめたあと,1997年に自らの設計会社を設立しました。以降,世界中で素晴らしい作品を残しています。30位のKingsbarns(スコットランド)を筆頭に,44位のYas Links(UEA)。49位のSouth Cape(韓国)は「韓国のペブルビーチ」と称されています。