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イギリスゴルフ #105|北アイルランド遠征|Portstewart Golf Club - Strand Course|前半9ホールだけなら世界トップレベル

いつの間にか日本ではゴルフネットワークがヨーロピアンツアーの中継をやらないようになっていまして,このPortstewart Golf Clubで開催された2017年のIrish Open(松山英樹が出場しましたが),これがテレビで観られなかかったことは,非常に残念でした。

Portstewart Golf Club,1894年設立。メインコースであるStrand Courseのほかに,サブコースのRiverside Course,さらにはパー64で全長4800ヤードのOld Courseという,3つのコースを持っています。

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北アイルランドで会った人たちに「Portstewartでもラウンドするんだ」と言ったら,みんなが「あそこね,前半はキレイだよね」と言ってました。さて真偽のほどは?

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クラブハウスはなんとも立派です。プロショップもかなりの広さでした。

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1番,打ち下ろしのパー4,右ドッグレッグ。眼下に海と街が見えます。これは「最高の1番ホールのひとつ」と言えると思います。

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2番,左ドッグレッグのパー4。ティーショットは打ち下ろし,2打目が打ち上げ。ドローが打てるようになりたいと切に願います。

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その2番のアプローチ。狭いターゲットに向かって打ち上げていきます。プロは平気でバーディをとるからすごいです。

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3番,打ち下ろしのパー3。このオープニングの3ホールだけで,このコースのポテンシャルを存分に味わっている感じがします。

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4番,軽い右ドッグレッグのパー4。フェアウェイとラフとの滑らかな境目や,印象派の絵画のような絶妙な色のグラデーション。ささやかながら,なんとも美しい光景です。

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5番パー4。4番と逆向きに進み,右からの風をまともに受けます。ストレートボールを打つなら,右のラフの真ん中ぐらいが狙い目。

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6番,まさにリンクスといった趣のパー3。風は左から。どれぐらいの風か想像できますでしょうか。

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7番,左ドッグレッグで,2打目以降打ち上げていくパー5。これはグリーン奥からフェアウェイ方向を撮ったものです。

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8番,左ドッグレッグの短いパー4。このホールは面白くて,グリーンに向かってはこういうかたちになるのですが,ティーショットのランディングエリアが,前に進むにつれて段々と低くなっていきます。ですので,ティーショットが短いとグリーンに対しては斜めのアングルになるけどグリーン面が見やすく,ティーショットが長いと真っ直ぐのアングルのアプローチだけどグリーン面が見づらい,というかたちになります。

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9番,右ドッグレッグで,軽く打ち上げていくパー4。バンカーレスですが,こんなアンジュレーションであって,気が抜けません。

と,ここまでが噂の前半。確かに,地形はダイナミックだし,ホールのバリエーションも豊富だし,大満足です。9番はそれまでと比べて少しウィークな気がしますが,それは比べる相手が悪いのでしょう。

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10番,右ドッグレッグのパー4。穏やかな光景が広がります。

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11番,同じく右ドッグレッグで軽い打ち下ろしのパー4。グリーン前の意地悪なスロープが待ち構えます。

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12番パー3。この後半出だしの3ホール,似たような光景が続くのが,少し残念です。

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13番で折り返して,こんどは海を右に見ながら。ストレートなパー5。

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14番,同じくストレートなパー5。

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15番,最後のパー3ホール。逃げ場が右しかないです。

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16番,ストレートなパー4。ティーショットがブラインド,背中に強い風を受けます。クラブハウスに向かって進みます。

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17番は,そしてまたクラブハウスを背にして海の方向に進みます。ちょっとティーショットは茫漠とした印象。

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これが18番のティーからの光景。最後のホールとしては,ちょっと残念な印象ですね。(例えばターンベリーのアイルサコースが改装をして18番で演出しようとしているドラマチックさに比べると,その意味が際立つと思います)

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これが18ホールのルーティングです。これからもやはり明らかで,前半9ホールが高い土地=変化のある地形を縫うように進んでいくのに対して,10番以降は低い土地=フラットな地形を進んでいきます。ダイレクションの変化も乏しく,それが後半9ホールのウィークさにつながっています。16番でいったんクラブハウスに帰ってくるのに,そこからまた2ホール(しかもプレーンな印象の)をプレーさせられるのもウィークですね。

といいながら,前半9ホールだけなら世界トップレベルだと思いますし,これだけでもPortstewartを訪れる意義は十分以上にあります。

25 Jan 2016