USのGolf Digestによる世界ゴルフコースランキングでNo.1となった,Royal County Down(以下,RCD)。午前中にChampionship Courseでのラウンドを終えまして,ランチを挟んだあとはサブコースであるAnnesley Courseでのラウンドです。
The Royal County Down Golf Club - Newcastle, N. Ireland - Annesley Links
このころ意識していたことがあって,それは,イギリス&アイランドの名コースを回るにしろ,できるだけサブコースもプレーしよう,というものでした。同じ敷地のなかでどうコースが異なるのか,そこのクラブの人たちにとってサブコースがどういう位置づけにあるのか,それを体感しておきたい,ということでした。
RCDのAnnesley Courseは,メインコースよりは距離が短く,特に女性や子供たちが手軽にRCDでのラウンドを楽しめます。メインコースにあるようなブラインドのショットもないしアップダウンも少ないので,精神的にも肉体的にもはるかにラクです。
1番パー4。これだけ見たら,そのへんのパークランドの雰囲気ですね。
2番・3番とクラブハウスを背にして進み,4番でいったん折り返し。なのでこういう光景が拝めます。
5番パー3。ウェッジで打てる距離とはいえ,なかなかしびれるグリーン手前のスロープとバンカーです。
6番,短いパー4。バンカーレスなのですが,ラフがハザードとなってきいています。
8番パー4のグリーン。クラブハウスから遠いところに来て,地形が荒々しくなります。
10番のティーから,メインコースの方を眺めたところ。この光景はRCDならではですね。
その10番は,海に向かって進んでいくパー4。
11番,右ドッグレッグで,ティーショットが打ち下ろし。どこまでショートカットするか,勇気が試されます。
13番パー3。サブコースとはいえ,なかなかの光景。ゴルフコースの良し悪しって,与えられた土地の良し悪しで相当な部分が決まるんだな,と思わされます。
15番パー4。クラブハウスに向かって戻っていく旅です。
18番パー4。これにてサブコースでのラウンドも終了。
クラブハウス近くのホールはプレーンな印象ですが,10番のティーをピークとして,その前後はRCDらしい地形と光景が楽しめます。せっかくRCDまで行ったのなら,このサブコースをラウンドしないのはもったいないでしょう。
おまけ
2ラウンドを終えて,クラブハウスの中もゆっくりと観察しました。
北アイルランド出身のふたり,GマックとマキロイがRCDでラウンドしたときの写真が飾られていました。2010年でしょうか。自分でバッグを担いでいますね。
ロッカールーム。日本のコースでなぜこの雰囲気が出せないか…。
アーニー,ニクラウス,パーマーがRCDで揃い踏み。なんのときなんでしょうか。
23 Jan 2016