ちょうど Greater London とその南西にあるカウンティーの Surrey との境目のあたりにはゴルフ場がいっぱいあって,これまでの The Addington とか Addington Courtとか Horton Park とか Silvermere とか Farleigh とかでプレーしましたが,この Woldingham Golf Club もそのひとつ。
Woldingham Golf Club - a picturesque golfing experience in the beautiful North Downs
ウェブサイト上にある COURSE OVERVIEW では,自らをこう紹介しています。
1996年に「Duke's Dene Golf Club」として開場。18ホール,パー71,6393ヤード。設計はアメリカ人の Bradford Benz。自然の地形を最大限に活かす。チョーク土壌の上にコースは築かれた。これがUSGA方式のグリーンと相まって,1年中のプレーが可能となった。
1番はおだやかなスタート,打ちおろしのティーショットになる。2番は印象的なパー3,グリーンまわりに戦略的に配されたバンカーに注意しよう。地形上は谷の底に配された4番と7番ホールは美しい。クラブハウス前に置かれた9番と18番のダブルグリーンは,観客の目を集める。10番ホールは完全に見直され,このコースでもっとも手強いパー4になった。最後はパー3,5,3,5,という変則的なフィニッシングホールズ。その中で高地にある17番ティーからの眺めは,ゴルファーの足を止めるだろう。Woldingham は,間違いなく Surrey でもっとも魅力的なコースのひとつだ。Woldingham Golf Club は,さまざまなレベルのゴルファーを受け入れる。レギュラーティーからは6,000ヤード弱,レッドティーからは5,300ヤード強。
Farleigh もそうですが,Surrey に比較的新しく造られたゴルフ場は,グリーンを排水のよいUSGA方式にして,特に冬のコンディションを高めているようです。
「自然の地形を最大限に活かす」と書いてますが,これまでに行ったロンドンの他のコースと比べてちょっと違うなと思ったのは,フェアウェイの左右の傾斜がきついホールがいくつかあった点です。その傾斜を計算してティーショットの落とし所を考えないといけないのが面白い。7番の打ち上げパー3は,関東でいうとオーク・ヒルズの4番パー3みたいな手強さ(打ち上げな上に距離がある)があると思います。
その一方で,8番のグリーンまわりみたいにエグい雰囲気のバンカーがちょいちょい作られていて,牧歌的な全体の光景にはそぐわないように感じました。
クラブハウスは古い造りのまま。雰囲気がある。
1番パー4。フェアウェイは左から右に傾斜。
2番パー3,打ち下ろし。
見事に目玉。
そのバンカーからグリーンを見る。
3番のグリーン。
途中の景色。
4番のグリーン手前。グリーン周りは狭い。
7番パー3。177ヤードで打ち上げ。
8番パー4のグリーン近く。
こんな地形。端のホールはフェアウェイが傾斜している。
11番パー3。打ち下ろし。
26 March 2015