スイングを大きく分けて,アタック角が急か緩やかかで「スティープ」と「シャロー」,そして当たりの厚すぎ薄すぎで「ダフり」か「トップ」かで分類し,その2×2の4パターンのうち自分がどれに当たるかを見極める方法を伝授した上で,それぞれどう対処すべきかというのを教えてくれています。
話の前半は,ゴルフのスイングとは「回転運動」と「上下運動」の組み合わせだということで,それぞれを適切(な量だけ)行なうことで,しかるべきスイングの最下点が得られる,ということが書かれています。
ソース
Find the bottom of your swing arc for better golf – GolfWRX
概要
まず初めに,スイングタイプの見分け方として,飛球線と垂直に交わる線を引く(スプレーで書いてもいいし,ラインが分かるようにティーを刺してもいい)。その線上に7番アイアンをソールし,その上で素振りをしてみて,ディボット跡がどうなるかを見てみる。線の後ろから始まってるか,線の上か,線の先か,あるいはディボット跡は深いか浅いかあるいはまったくディボットが取れていないか。
これで自分のスイングタイプを確認した上で,以下に一般的な修正方法を示す。(すべて右利きを想定しています)
シャローでダフりの場合(またの名を「ドロップキック」)
- アドレスで少しだけロフトを立てる
- 左足にもう少しだけ体重を乗せる
- バックスイングで手を高くしてスイング
- 左サイドに振りぬくことに集中
スティープでダフりの場合
- 背骨をターゲットから遠ざけるようにティルト(傾ける)
- 右足にもう少しだけ体重を乗せる
- テイクバックを少しフラットに
- バックスイングでもっとショルダーターンをすることに注力
シャローで薄い場合(だいたいは右へのトップ)
- アドレスでボールの位置を少し前に(離して)置く
- スタンスを少しオープンに
- インパクト前後でもっと左下にスイングするよう注力
- インパクトに向かって右サイドが左サイドより高いというフィーリングを得ることが役に立つ
スティープで薄い場合
これは形容矛盾のように見えるが,もしアタック角がとてもスティープで,スイングの最下点がボールよりはるかに前の場合,ボールのアタマを叩くということがありうる。これが,インストラクターたちがいう「late top」。
- スタンスを少しだけ広く
- 背骨を右に少しだけティルト
- バックスイングでショルダーターンをし,スイングを少しだけフラットに
- トップからできるだけ早いタイミングでクラブをリリース,できるだけボールの後ろに体を残す