ついにSLDRミニドライバーを使うプレーヤーの名前が!
Matteson bags two TaylorMade SLDR Minis at Texas Open
http://www.golfwrx.com/197163/matteson-bags-two-taylormade-sldr-minis-at-texas-open/
バレルテキサスオープンの初日,トロイ・マットソンはイーブンパーの成績で,ラウンド終了時点では31位タイの位置にいた。しかし,ゴルフクラブジャンキーにとって興味があるのは,ジョージア工科大学出身のマットソンが,テーラーメイドSLDRミニドライバー2本をバッグに入れて初日をプレーしたことだろう。
より興味深いのは,マットソンがそのうちの1本(ロフト12度)をフェアウェイから使っていたことだ。ティーグラウンドからは,10.5度の方を使っている。
たしかに,PGAツアープロがドライバー2本のセットアップで試合に望むのは興味をそそる,フィル・ミケルソンが2006年のマスターズでそうしたときのように。しかし,技術的にはドライバーであるものをフェアウェイウッドとして使うことをプレーヤーが決めたということは,より興味深いのではないだろうか。
マットソンは,10.5度ミニドライバーの方が,より飛距離を稼げると感じている。しかし今日に限ってはそうではなく,マットソンのティーショットの平均飛距離は282.5yd,今シーズンの平均は295ydだった。とはいえ,ティーショットの正確性は非常に向上した。今日のフェアウェイキープ率は64%,今シーズンの平均は52%,2013年シーズンの平均は55%だった。
たしかに,今日のデータだけであれこれ判断するのは,統計的に有意ではなく,危険である。さらに,今日のウェットなコンディションでは,飛距離が短くなったとしても驚きではない。マットソンの2日目以降の動きに注目しよう。