このブログもかつてはSLDRミニドライバーの情報を熱心に追って掲載していたのですが,というのも自分がどうしようもなくドライバーが苦手だったからです。
が,その後どうしようもなくはなくなってミニドライバー(あるいは「ドライビングフェアウェイウッド」というカテゴリーのクラブ)のことを考えることもなくなりました。でもこのニュースにはなんだかザワザワするのであります。なんでだろ,最近のM5/M6とかにはない色気を感じるからか,あるいはやっぱりこのカテゴリーのクラブが好きなのか,はたまた単にマイナーなネタが好きなだけなのか。
- ブランド最初のメタルウッドの発売40周年を記念して,テーラーメイドが新たなミニドライバーをリリース。
- かつてのロゴと最新のテクノロジーとを融合。
- 1979年にテーラーメイドは「Pittsburgh Persimmon」と呼ばれる最初のドライバーをリリース。体積は200cc未満,ロフト12度。
- 最新作は「Original One Mini Driver。「Pittsburgh Persimmon」の文字もソールに配置。
- ボディはチタン,クラウンはカーボンコンポジット。ツイストフェースと Inverted Cone Technology を搭載。
- テーラーメイドがリリースした最初のミニドライバーは2004年のSLDR。ついで2015年の AeroBurner。
- PGAツアーではJBホームズやブレンダン・スティール,ビジェイ・シンなどがミニドライバーを使ったものの,その後のミニドライバーの発売はなかった。
- テーラーメイドいわく,これは「ミニドライバーが悪いわけではなかったが,ターゲット層が狭かったという商業的な理由」により,その後の新作はなかった。
- ミニドライバーの恩恵を受けられるのは,「1)スイングスピードが速いローハンディキャッパーで,ティーショットの選択肢を増やしたい人か,2)ハイハンディキャッパーでフェアウェイにティーショットを打つのに難儀しており,それほど飛距離を犠牲にすることなくさらなるスピンとコントロールを手にしたい人」
- 「Original One」はクラブヘッドの重心がより低下し,ティーショットだけでなく芝の上からも打ちやすくなった。50グラムのプレートがソールに。前モデルは255ccだったヘッドサイズは275ccに。
- ロフトは11.5度と13.5度の2種類。可変スリーブでプラスマイナス2度の調整が可能。