GOLF103

道具とかスイング理論とかコース設計とか海外ツアーとか,ゴルフのいろんな側面に興味があるんですが,結局は「自分のスコアがどうしたら縮まるのか」という観点から眺めています。英語で面白い記事を見つけたら適当に訳しています。

Riviera 10番ホールの攻め方|進藤大典 vs. 15th Club

かの有名な Riviera 10番パー4。

進藤大典は GDO の連載で,「刻むなら、ベストポジションは211ydのバンカーを越え、ラフに入る247ydまでの間のフェアウェイ」,「狙うなら、ピンが手前の時は左サイドの270yd前後のバンカーも悪くない。30ydほどのバンカーショットでバーディチャンスを作れます。グリーン右のバンカーに入れると、左足下がりになることが多く、グリーンを越えてまた奥のバンカーに入ってしまうことも少なくありません。」と書いています。

帝王が認めた“世界最高のパー4” ティショットの狙いは【PGAツアー 米国男子】|GDO ゴルフダイジェスト・オンライン

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ティーショットを刻むなら

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青い点は予想される4日間のピンプレース

一方で「15th Club」というサイトでは,ボールポジションごとの Strokes Gained を,4つのピンポジションごとに示しています。

The Strategy of Corporate Course Management - 15th Club

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ピンポジションで異なる戦略

これによれば,

In playing the hole, the ideal strategy changes slightly depending on pin position, but generally, playing short left of the green gains between +0.24 and +0.37 shots on the field. However, miss slightly left and catch the slope, and you are in trouble to every flag, losing between -0.17 and -0.41 shots. Take the risk and pull it off, you get the reward.

「このホールにおいて,理想的な戦略はピンポジションによって異なる。しかし一般的には,グリーン左手前はフィールドに対して0.24から0.37のゲインとなる。だが,少し左にずれて傾斜に乗ってしまうと,ピンポジションにかかわらず0.17から0.41のロスになってしまう。リスクとリワードとの関係が,ここにあるのだ」

ということで,いろいろと面白いんですが,

  • GDOの記事は薄い
  • データ分析の時代はコース戦略も細かく数値化されるし,それを理解していることが必要になる(はず)
  • Riviera 10番,怖いしすごい

ということを思いました。

あ,あと,GDOでは「ジャック・ニクラスが“世界最高のパー4のひとつ”と称したホール」と書かれていますが,15th Club では「a hole described by the Golden Bear as one of the greatest short par 4’s in championship golf」(競技ゴルフにおける世界最高のショートパー4ホールのひとつ)と書かれています。情報量が違います。

追記|2019-02-19

1年前も似たようなことを書いていたことに気づきました。

リヴィエラの10番はグリーン左を狙うのが「正解」 - GOLF103

松山英樹も内藤雄士も「(刻むかグリーンを狙うか)正解はない」と言ってたようです……。