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リヴィエラの10番はグリーン左を狙うのが「正解」|Golfweek

いまゴルフネットワークで Genesis Open(Riviera Country Club)の中継を観ていて,有名な10番ホールの攻め方について解説の内藤雄士が,「(刻むかグリーンを狙うか)正解はない,松山英樹も『正解はないけれど,今は狙うことにしている』と言ってた」と語っていました。が,このGolfweekの記事によると,左を狙うのが正解なんだそうです。

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典型的なリスク/リワードホールである,Rivieraの10番。スコアカード上は315ヤードだけど,昨年はピンがグリーン左手前だと実測で291ヤード,右奥でも313ヤードしかありません。とはいえ,間違ったサイドのグリーンサイドバンカーに入ってしまうと,そこから3打でホールアウトするのは,トッププロでの至難の技。

リスクが少ない攻め方は,左のフェアウェイバンカーの手前にティーショットをレイアップして,そこから80−100ヤードのアプローチショット。そこからイーグルはまずないでしょうが,悪くてもパーで終えられるでしょう。

なのですが,過去のデータを分析すると,ピンポジションがどこであれ,ドライバーかFWかで,グリーンの左エッジを狙うのが正解なんだそう。

以下の図の赤点は,昨年の大会で,最終的にバーディーをとったときのティーショットの場所です。

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一方で以下の黒点は,最終的にボギー以下になったときのティーショット。グリーン右サイドからのボギーが多いのもわかりますが,レイアップしたとしてもボギーとなっているケースが,バーディー以上に多いのがわかりますね。

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そういえば,今年のルーク・ドナルドは,初日,グリーンを狙うが左に大きく外してダブルボギー。

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2日目はレイアップするも,2打目をグリーン左のバンカーに入れて,ボギーでした。

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ソース

By The Numbers: When attacking No. 10 at Riviera, statistics say ‘go left, young man’ | Golfweek by David Dusek, 11 February 2018