以前この中で
この5つの〈感覚〉があなたのゴルフスイングをアップグレードする|Golf Digest - Linkslover
「もっと深く学びたい…。」と書いたのは〈匂わせ〉で,オンラインコースを取得して〈TPI Level 1〉というCertificationを得ました。
この中にLinksloverがいます→Find a TPI Certified Expert | TPI
本業はあくまで別なんですけどね……個人的な趣味としてもう少し突っ込んで学んでみようかと思います。Level 2 もオンラインコースなんだけど,いちばん上の Level 3 になるとカリフォルニアにあるTPIでセミナーを受講しなければならないようで,なので早ければ今年後半にはカリフォルニアに行くことになるかもしれません。その際はお近くの方(もちろん,やきそばパンWさん),ぜひ一緒に遊んでください。
TPIの教えについて
学んだことはこのブログで今後小出しにしていこうかなと思っていますが,少しだけ。
いまのところいちばん興味深かったのは,TPIのコースがひとつの〈フィロソフィー〉から始まることで,それは
We don’t believe there is one way to swing a club; we believe there are an infinite number of ways to swing a club. But we do believe that there is one efficient way for everyone to swing a club and it is based on what they can physically do.
つまり「スイングの仕方はひとつではない。スイングの仕方には無数の方法がある。しかし各人にとってスイングするひとつの効率的な方法があり,そしてそれは各人が肉体的にできることに依る」ってやつ。
まじでこれTPIのコースを受講する前からずっと書こうと思ってたけど,どんなインストラクションであれこういう〈フィロソフィー〉,つまり「ゴルフスイングってこういうことでしょ」っていう信念から始まるべきで,そうじゃないやつはただの断片的で場当たり的な情報にすぎないし,情報の受け手の中では有機的なイメージが描けないでしょ,っていう……。
そういう意味でこのTPIのフィロソフィーはよく考えられているし,その後 Level 1 で展開する〈キネマティックシークエンス〉とか〈12のスイングの特徴〉とか〈フィジカルスクリーニング〉とかにうまいこと展開しているなと思った。
Dave Phillips と Jon Rahm
Level 1 のコースの最後にケーススタディーとしてジョン・ラームが取り上げられている。で,TPIのCo-founderのひとりである Dave Phillips が直々にラームの身体的制約とあの特徴的なスイングとを結びつけて語っているのは,非常に興味深かった。
以前書いたとおり,
ラームのショートスイングは内反足に起因していた - Linkslover
ラームって右の内反足をもって生まれてきたので,右足首がいまでも硬い。だからTPIのスクリーニングでも,この足首の柔軟性にからむテストはFailするぐらいなんだけど,それがあのショートスイングに結びついているっていうはなし。しかも,足首の柔軟性に欠けるゴルファーは普通はアーリーエクステンションになりやすいんだけど,ラームの場合は他の箇所(たとえば股関節の動きとかトルソーの動きとか)とかが優れているからそうはならないよ,とかとか。
Level 3 のセミナーで Dave Phillips に直接会って話せるなら,それだけで元とれるかなーっていう気にはなってる。
ってな感じで
これからも〈物好きな素人〉とうスタンスは崩さぬまま,この方面を掘っていこうかなと思ってます。結果的に自分のスコアが減らせればいいけれど……。