昨日,ワンウェイゴルフクラブでラウンドしてきた。いろいろと収穫があったので,書き残しておく。
Air Zoom Infinity Tour
こないだ買った *1 Air Zoom Infinity Tour を履いて,落胆した。ヒール側の幅の狭さは気にならないけど,爪先が窮屈。僕の場合,足の親指の爪が上向きについているので,そこが圧迫される。きっともう履かない。ワンサイズあげるときっとフィット感が激減するだろうし……ワイドモデルだと少しは解消されるのか?
4番アイアン
こないだ買った AP2 (2008) 4番アイアン *2 と多用し,満足。1番ホールのティーショットからいい球が出たし,あと11番ホールの2打目では狙い通りのスライスが打てたし,18番ホールの2打目でも狙い通りのドローが打てた。10番のティーショットでは右に左にOBしたけど,それについては次項で記述する。
打感も操作性も及第点。どちらも満点には近くないけど,及第点。ほんとうにスコアのことを考えてラウンドするのであれば,きっとこういうクラブを使うべきなんだろうな。
ショット全般
ラウンドの最初と最後はいい感じで打てたけど,途中で乱れた。乱れた原因はスイングパスがアウトサイドインになったことで,要するに「右を向いたまま打つ」のができなくなったということ。
- 4番パー4のティーショット(5W)がトップのプルフックだったので,たぶんあそこから乱れはじめたんだろう。
- 5番パー4のティーショット(3H)もプルフック,2打目がトップ。
- 6番パー4のティーショット(3H)はトウ側で打ってフック,2打目はPWで意図せぬフェード。
- 7番パー5のティーショット(5W)はいつも通りのスライス,2打目(4i)はプルストレート。
- 8番パー3のティーショット(7i)は軽く抜けたフェード。
- 9番パー4のティーショット(3H)はプルストレート。
- 10番パー4のティーショット(4i)はスライス,打ち直しはプルフック。
11番のティーショットはレスキューで打ったけど,あれは「右を向いたまま打つ」を意識して,いい感じのベイビードローだった。で,それで勘をつかんで,2打目(4i)は狙い通りのスライス。
計測器後のラウンド
計測器ですべての番手のキャリーを把握して *3 臨んだラウンドの2回目,これまでにはない感覚を感じながらのラウンドだった。なんというか,シミュレーターでプレーしているというか,ビデオゲームの中でプレーしているというか……。
要するに「自分のキャリーを把握しているから自信を持ってショットできる」という,いまさらすぎる話なんだけど,それが顕著だったのが18番パー5の3打目(58°)。フェアウェイ左からグリーン右奥のピン,バンカー越えになるショットだったけど,ためらいなく打てた。結果,ピン筋に飛んでいき,ピンの根本に着弾,数メートルのラン。そのあと1パットでホールアウトできた。6番の2打目(PW)も同様。ここはグリーン手前にあごの高いバンカーがあってプレッシャーがかかるけれど,自身をもって打てた。前述の通り意図せずフェードしたけど,ピンハイにつけられた。
同伴者
40代の男性ひとりと,30代の女性ひとり。
この女性がなかなかユニークで,自己肯定感が低いのかわからないけれど,ティーショットを打ち終えるたび「うぁぁぁ,よかったーーー」と,地獄の淵から生還したかのような声を出す。フェアウェイに打てているのに,「スライスしたらダメ」とレッスンで言われているからと,反省しまくってる。コースに出たら,フェアウェイに打てたら100点だと思っておけばいいのに……。
その女性,どうもいま習っているコーチが合ってないようす。話を聞くと,「バックスイングで左膝が前に出るからスウェーしている」と言われているらしく,意味不明。彼女に限らず,質の低い(あるいは自分に合わない)コーチに習って上達が妨げられているどころか迷宮入りしているアマチュアゴルファーは,少なからずいるんじゃなかろうかと,改めて思った。
男性の方も盛り上げ上手で,一緒にラウンドしてて楽しい。ジェイソン・デイが好きとのこと。ドライバーのシャフトは古いRoddio,フェアウェイウッドのシャフトはDimamana FW,アイアンはAP3と,クラブにもこだわりがあるもよう。
PGAツアーっぽいスイング(シャローイング)
その男性から3ホール目のティーショット前に言われたんだけど,「YKさん,スイングがPGAっぽいです」と。PGAっぽいとは何かと訊いたら,つまりシャローイングしているってことらしい。自分としては最近はシャローイングのことはまったく意識していなかっただけに,意外に思った。