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Pro V1 と Pro V1x との違いを知ってますか|僕は何も知りませんでした

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PGA Tour のギア関係でお馴染み,Andrew Tursky が,Titleist の Pro V1 と Pro V1x との違いについて興味深い記事を書きました。不勉強な僕は知らないことばかりでした。

ソース

Know the differences: Pro V1 vs. Pro V1x by Andrew Tursky, 26 February 2019

拙訳&抄訳

Titleist が Pro V1x をリリースしたのは,V1 の2代目が発表された2003年。それ以来14年間,ゴルファーのあいだでは「4ピースの V1x は低スピンで高弾道,3ピースの V1 は高スピンで低弾道」と理解されてきた。

それが変わったのが,2017年。以来,「V1x は高スピンなのに高弾道」と立ち位置を変え,ゴルファーを混乱させた。ツアープレーヤーの中でも「ほんとかよ?」という声があがった。高スピンなプレーヤーに V1 を勧めると,「ちょっとまてよ,冗談でしょ?」と。

変化したのは,ボール製造に関わるテクノロジー。V1 のソリッドコアと3ピースの構造において,アイアンショットのスピン量を減らすことに成功したのだ。

Fredrick Waddell(Senior Manager of Titleist Golf Ball Product Management)が語る。

「実は2017年版の V1 が出る前も,アイアンショットでは V1x より V1 の方がスピン量は少なかった。ティーショットでは V1 の方がスピン量が多かったかもしれないが。だが2017年版の V1 の新しい製法で,ドライバーショットでのスピン量を減らし,全番手でのボールスピードを上げることに成功した。」

「なので今の謳い文句としては,『V1x と比べて V1 の方が低弾道,低スピン,よりソフトなフィーリング』」。

で,最新の2019年版でもその相対的な関係に変わりはないものの,V1 V1x の両方でスピン量が軽減し,よりボールスピードが増した。

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どちらも新しい 2.0 ZG Process Core と,より薄くなったキャストウレタンカバー

さて,年初の Sony Open in Hawaii にて。ジャスティン・トーマスはキャリアを通じて初めて,V1x から V1 にボールを変えた。トーマスいわくその理由は,

「特にグリーンまわりで,もっとスピン量がほしかったから」。

えーっと,V1 って低スピンなんじゃなかったでしたっけ。

左記の Waddell が種明かしをする。

「トーマスのはプロトタイプ。V1 ってボールには書かれているけど,実際には市販のものよりスピンがかかるやつ。これは市販されてはないよ」

ツアープレーヤーたちにプロトタイプを渡して,フィードバックを得て,そこで改良された末にマーケットに出ているのが,現在の V1 と V1x。

V1 の方が低スピンだから,風の影響を受けにくい。でもそれは必ずしもいいことばかりではなくて,たとえば「こういう風のときにはこういうショット」という経験値のあるプレーヤーが V1 を使うと,想定外の結果になる。

V1 と V1x との違いをまとめたのが,下図。

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Titleist公式動画

いろいろ言ってますが,上記以上のことは言っていません。

www.youtube.com

余談

僕はといえば,ルーク・ドナルドそしてトミー・フリートウッドが使っているという理由だけで V1x を選んでいるのですが,2017年版のマークダウンを3ダースも買ってしまった上に,その前に買っていた Snell Red が3スリーブほどまだ手元にあり,かつ最近あまりボールをなくさなくなったということもあり,いつになったら2019年版の恩恵を受けられるのかまったく分かりません。性格上「先入先出」じゃないと気がすまないのです……。

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