Linkslover

I want to be a window through which Japanese golfers can see what’s happening outside. TPI G2/P2.

フェニックスCC+トム・ワトソンGCの宮崎シーガイアゴルフ旅行の記録

フェニックスCCとトム・ワトソンGCで2ラウンドしてきました。ラウンドの内容なコースの印象については先の投稿*1*2で済ませたことにして,ここではそれ以外の感想や記録をつづります。

おおまかな行程としては,

  • 1日目:羽田から飛行機で宮崎入り。空港からバスとタクシーでホテル(サンホテルフェニックス)まで,その後練習場(フェニックスゴルフアカデミー)で練習。夜は「ミヤチク」で食事
  • 2日目:10時からフェニックスCCでラウンド。バスで駅前に繰り出して,夜は「鳥の里」で食事
  • 3日目:8時半からトム・ワトソンGCでラウンド。バスで空港に行き,帰京。

というものでした。

ゴルフコースの予約と各種の支払いについて

まずゴルフコースの予約ですが,これは楽天GORAで行ないました。「前日泊+1ラウンド」のプランがあるので,これを選択するのが最も妥当でリーズナブルな選択になると思います。ちなみに,ホテルの宿泊代やグリーンフィーはチェックアウト時にまとめて支払いますが,各ラウンドにかかるキャディーフィーや食事代などは,ラウンド終了後に各コースのクラブハウスで支払います

トム・ワトソンGCは2サム保証ですが,フェニックスの場合は「組み合わせの場合もあります」と記載されていました。しかし僕がラウンドしたときは2バッグでまわれました。ただし,トム・ワトソンにしろフェニックスにしろ,2バッグでラウンドするとしっかり割増料金を取られるので,思っていたよりお金を払うこととなりました。

シーガイアについて

正確には「フェニックス・シーガイア・リゾート」*3。僕はゴルフコースとホテルしか利用していませんが,乗馬だテニスだボーリングだと,他にもいろいろあるみたいですね。

シーガイアの中はシャトルバス*4が走っていますが,だいたい1時間に2本と,本数は多くありません。僕が泊まったサンホテルフェニックスからフェニックスCCまでは歩いていけますが,サンホテルフェニックスから練習場やトム・ワトソンGC,あるいはシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートからフェニックスCCに行くには,このシャトルバスを利用することになります。

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ホテルからフェニックスCCに向かう遊歩道。

宮崎空港とシーガイア,あるいは宮崎駅とシーガイアとのアクセスついて

レンタカーは別として,いちばんラクなのはタクシーでしょう。「宮崎空港とシーガイア間の送迎タクシープラン」*5というのがあり,事前予約が必要ではあるものの,定額でかつ割安なので,これは便利だと思います(特に,公共のバスを利用しても運賃がけっこうすることを考慮すると)。

空港とシーガイアのあいだにはバスも走っていますが*6,これも本数が少ないうえに土日祝しか走っていないので,あまりアテにはできません。帰りのバスに合わせてラウンドの予定を立てるとなると,空港行きのバスはフェニックスCCから14時半発,あるいは17時発,となるので,これを意識してティーオフ時間を調整しないと,無駄に時間をすごすことにもなりかねません。

晩御飯を食べに宮崎駅前に繰り出したい,というときは,タクシーかバスを利用することになります。タクシーの場合は15分で約2500円,バスの場合は25分で500円*7となりますが,シーガイアでのバスの発着はシェラトンになるので,サンホテルフェニックスに宿泊している場合は,バスに乗るためにシャトルバスでシェラトンに移動する必要があります。リゾート気分でのんびりすごしたいのに,バスの時刻表をこまめにチェックするのは,けっこう面倒です。

ホテルについて

シェラトンはロビーを歩き回っただけですが,印象としてはキレイで新しくてオシャレです。宿泊する場所にもこだわりたいなら,間違いなくこちらを選ぶべきでしょう(もちろんサンホテルフェニックスに比べれば割高)。上述の通り,各種のアクセスを考えても,シェラトンの方がいいです。

サンホテルフェニックスは,清潔感はあるものの古いです(古いけれども清潔感があるというべきか)。シェラトンと比べて割安なせいか,団体旅行客も多いですし(ビュッフェの朝食が提供されるレストランはその団体旅行客でぎゅうぎゅう),デートゴルフで来たのになんだか雰囲気が壊れる,というのを懸念される方は,こちらを選ばない方がいいでしょう。地階の大浴場は快適ですが,部屋にあるお風呂の蛇口はお湯の温度調節ができない(水とお湯がべつべつのカランのやつ)タイプだったり,シャビーさは否めません。ゲームセンターがあるのもご愛嬌。とはいえ,スタッフの方々のサービスやホスピタリティはしっかりしているし,そういう面で不快な思いをすることはありませんでした。

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サンホテルフェニックス。シャビーです。

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サンホテルフェニックスの利用客なんだろう。

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ホテル内のゲーセン。ルパン三世の射撃ゲームでハッスル。

練習場(フェニックスゴルフアカデミー)について

上に書いた通り,僕は到着した日にここで球を打ち,またフェニックスCCのラウンド前にもここで練習しました。ラウンド前の練習とそうじゃなくただ球を打つのとでは,料金が違います。ただ球を打つときでも,ホテル宿泊者かそうじゃないかでもまた料金が変わります。ボールはかごで手渡されますが,ショートゲームの練習エリアを使用するには,また別料金を払う必要があります。

「芝の上からボールが打てる」とありますが,実際にやってみると大した感慨はありません。芝質がコースのフェアウェイ並みということでもないですし,ティーアップするショットでは,いちいちティーを刺したり拾ったりというが面倒なのも,正直なところです。

とはいえ,ダフってターフとったりダウンブローに打ってターフとったりするのはいいですね。こういうところで練習しないと,本当の実力はつかないというか,スコアには結びつかないんだろうなぁと思ったり。

残念ながら,ケンゴ本田氏*8は見かけませんでした。(ホテルのテレビでは5チャンネルだかでこのレッスン番組をひたすら流していたけど)

ちなみに,僕は事前にバッグを宅急便でフェニックスCCに送っていたので,初日に練習する際には,「ホテルからフェニックスCCまで徒歩,バッグを受け取ってカートで練習場まで移動(カートは無料),また練習場からカートでフェニックスCCまで移動,バッグを戻してホテルに歩いて戻る」という流れになりました。カートは18時までにクラブハウスに返却しなきゃいけないと言われました。あと,ご厚意により,ロッカーは2日続けて同じところを使うことができたので,シューズやら小物やらは練習が終わったあとロッカーに入れっぱなしにしておきました。

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芝の上から打てる練習場。ボールはカゴで。

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芝がはげていないところを探すのが大変。

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練習場。天気が良くてよかった。

晩御飯について

上に書いた通り,初日・2日目とも,シーガイアの外に出て食事をしました。

「ミヤチク」*9は,極上の宮崎牛を目の前の鉄板でシェフが焼いてくれるスタイル。人気店のようなので,事前の予約は必須でしょう(とタクシーの運転手さんも言ってた)。あえてレアでオーダーしてみたけど,中は冷たかったので,ちょっと残念かな。まぁおいしいし,東京に比べれば値段もだんぜん安く感じられますが。ホテルからはタクシーで移動しました。

「鳥の里」*10は,宮崎駅近くの繁華街,市役所から近いところにある,鳥料理の店。炭火焼やチキン南蛮,冷汁など,郷土料理(ですよね?)が一通り楽しめる店で,地元の人から観光客まで受け入れる懐の広さがあります。芸能人の色紙が店内にいっぱいありました(それが味を保証しているわけではないけれど)。地元の人はさっと食べてさっと帰るように見受けられました。ホテルからはバスで向いましたが,上に書いた通りシェラトンから出ているバスに乗り,最寄りの「橘通1丁目」バス停で降りるかたちです。

初めての宮崎訪問で訪れる場所としては,理想的な組み合わせだったのではないかと思います。

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ミヤチク。焼けた肉が食パンの上に置かれる。中央に見える小さなパンではスープが温められる。

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レアステーキ。

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鳥の里で,炭火焼とチキン南蛮。

全体的には,とてもいい旅でした(自己ベスト更新できただけでなく)!