フジクラでフィッティングしてきた
今日は今月初ラウンドの予定が,雨で流れてしまったので,木場にあるフジクラのフィッティングルームに行ってみました。正式名称は「フジクラゴルフクラブ相談室」ですか。
リンク先のページにあるように,自分のクラブを持っていったら重量とかバランスとか振動数とか見てくれますが,結果は教えてくれませんでした(言えばもらえたのかしら)。
で,そのあとに,まずは持参した自分のクラブで打ってみます。下の写真は,最後に渡されたDVDからのキャプチャーです。左の「42」というのがヘッドスピード(単位はm/s),右の「58」というのが球の初速(同じくm/s)だそうです。僕の場合,HSは安定して42.5前後でした。
フィッターに言われるがままのモルモット状態でいろいろ打ち比べた結果,もっとも数値的によかったのがこれ。
シャフトは「ROMBAX 6X07 S」。中調子でクセのないタイプのシャフトなんでしょう。65g,トルクは3.3。
先調子のシャフトでもまずまずの結果が出たのですが,僕の場合,先調子だと球が暴れるというよりは切り返しで先がしなるのを待つのがダルいので,あまり好きではないです。
「これで250ydから260ydは出ますよ。球筋はほぼまっすぐか軽いドローですね。100点です」なんてフィッターに言われたもので,今のドライバーをあっさりと捨てる覚悟ができました。ルーク好きこそのRBZだったんですが,リストを使う僕にはRBZはあまり合わないみたい。好きなプロのマネでクラブを買っちゃいけないという好例ですね。わはは。
ゴルフパートナーのサイトを見てみたら,ROMBAX 6X07 が挿さったドライバーがわんさか出てきました。すげー。
ヘッドスピードと初速との関係
ところで,ヘッドスピードと初速と飛距離の関係について。「ヘッドスピードの5.5から6倍が飛距離の目安」と言われますが,もう少し分解すると,
(ヘッドスピード)×(ミート率)=(初速)
(初速)× 4 ≒(飛距離)
という関係が成り立つようです。飛距離を決めるのは「初速」と「打ち出し角度」と「バックスピン量」の3要素なので,上の式で「4」とある係数は実際は「打ち出し角度」と「バックスピン量」に影響されるんでしょう。
さらに,(ミート率)は(初速)を(ヘッドスピード)で割った値として求められるのですが,以下の記事によると,ミート率は「計測器によって差が出ますが,一般アマで1.3台,トップアマやプロだと1.4以上が平均値。森田選手の1.48は,理想とされる1.5に近く,プロのなかでもかなりインパクト効率の高い選手と言えます」
とありますが,ミート率を高めるためには何をしたらいいのかが書かれていないのが,この記事の残念なところ。たぶん,ヘッドの反発係数だけじゃなく,ヘッドの芯で捉えているかとかサイドスピンの量とかで決まるのかしら。
いずにしろ結局,「(ミート率 1.35〜1.5)× 4 ≒ 5.5〜6」という関係式が成り立つことになるので,飛距離を出したいと思ったら,ミート率を下げずにヘッドスピードを上げるか,ミート率を上げるように努力すればいいよ,ということになるんでしょうね。ヘッドやシャフトが自分に合う合わないっていうのはミート率に関わってくるように思います。
最後になりますが,ルークも2009年ごろにはフジクラのシャフトを挿していたようです。