2016年最初のラウンドは,ライダーカップを4回も開催している,イングランドはバーミンガムにあるThe BelfryのBrabazonコースとなりました。ちなみに,日本だと「ベルフライ」と呼んでいますが,実際には「ベルフリー」なようです。ホテルに3コースが併設されていて,そのメインコースがBrabazon。
ここにPGA NationalのHQもありまして,それがライダーカップ開催の理由なんでしょうね。
ホテルの中には,ライダーカップの歴史を物語るいろいろなものがあって,それ自体は興味深かったです。
お父さんたちがゴルフをしているあいだに,お母さんと子供たちが遊ぶためのスペース。
ライダーカップ4回開催は輝かしい歴史ではあるのですが,コース全体の印象としては,ウォーターハザードがいっぱいあって,マッチプレー用に作られました,というところ。美的に訴えるものはないかな。
「Spritual Home of Ryder Cup」ってなんだそれ。
1番,ストレートなパー4。ランディングエリアのサイドをバンカーが固めます。観客がいなかったら,ただのパークランドコースの光景。
3番のアプローチ。こういうかたちで,ウォーターハザードが数多くからんできます。
4番パー4。フェアウェイ右に水,グリーン手前をクリークが横切る。
6番パー4。左側がずっとウォーターハザード。
10番,短いパー4。セベ・バレステロスがドライバーで乗せたホールです。右手の木の奥に隠れているのがグリーンです。
11番では,グリーンサイドバンカーの改装工事中。年初からおつかれさまです。
14番パー3。これまた観客スタンドがなかったら印象に残りづらい。
いろいろすっ飛ばして18番。池越えのティーショット,フェアウェイが左斜めに走り,アプローチも池越え。いろんな意味で,このコースを象徴するホールです。
といったところで,「ライダーカップコースをプレーした」という達成感と「それ意外に何があったのか」という虚無感とがミックスされた,2016年最初のラウンドでした。
3 Jan 2016