Ping型のパター(Ping ANSER5)を使っている身としては無視したかった記事なんだが,スコアップの鍵はどうもここにありそうな気がしているので,避けられない。MyGolfSpyによる,マレット型パターの打ち比べ記事。
MyGolfSpy: 2014 Golfs Most Wanted Mallet – The Results
http://www.mygolfspy.com/best-mallet-putter-2014/
最初にテストの条件なんかが書かれてあって,
- テスター数:10
- テスターのハンデキャップ:2-20+
- テストしたパターの本数:24
- パター一本あたり打った球の数:10
- テスターひとりあたり打った球の数:360
- テスターひとりあたりの所要時間:4.5時間
おつかれさまでした,って感じだね。
このテストでは,パターの「正確性」でもって順位をつけた。で,どうやって正確性を測ったかといえば,各テスターがカップから5フィート・10フィート・20フィートの場所から5球ずつパットして,それぞれの球がカップのエッジからどれぐらい離れた場所に止まったか,その距離を測定した。つまり,ひとつのパターにつき150球打ったことになる。
というようなかたちで「正確性」を測ったわけだけど(実際にはいろいろな調整をしてスコアリングしているけど),テスターのハンデとかストロークのタイプとか関係なく,とにかく全部ひっくるめてパターの「正確性」を測った,ということが強調されてます。
パターの見た目次第で,ショップでの購買意欲がそそられるかもしれない。でも,そのパターの見た目が好きとか,そのメーカーが好きとかいうので,パットが上手くなるわけじゃない。そうやって買っても,結局は押入れの中で使われないで眠ってるだけのパターになるでしょ。「ダサい」パターだったとしても,それでじゃんじゃんパットが入るようになると,そのパターはどんどん良く見えるようになるかもしれない。間違いないのは,パットの正確性が向上すると,結局はそれがあなたの美的感覚にもいい影響を与えるよ。
これは耳の痛い文章だ……。「スコアを最小化するために道具を選べよ」ってことだね。で,気になる結果は以下のとおり。10位まで書くけど,リンク先にはちゃんと24位までランキングされてます。
- Ping KETSCH
- WILSON STAFF VIZOR LEVEL 2 M3
- Ping NOME TR
- Ping SCOTTSDALE TR SENITA B
- BETTINARDI BB55-CB
- ODDSEY TANK 2-Ball
- BETTINARDI BB55-CB
- NIKE MOD 00
- Ping CRAZ-E TR
- SEEMORE PTM3
オデッセイが上位に来ていないのが,意外っちゃあ意外かな。でもやっぱり,センター部分がふくらんでて,カップへの方向性を意識させるラインがあるようなのが良さげね。Ping KETSCH の何がそんなにいいのかについては,追って記事があるそうです。期待!